京浜電設（株） 電気の魅力伝える 錦台中生が職場体験
京浜電設株式会社＝松見町＝は１月28日と29日、錦台中学校の生徒を迎え職場体験を行った。
同社では昨年度から同中への職場体験を提供。福島佳孝代表取締役が同中の卒業生という縁もある。今年度は２年生８人が参加した。
初日は、会社紹介や電気の流れを勉強した後、同社が施工を担当した市内の音響施設や寺院を見学。実際に電気がどのように使われているのかを確認し、施工の流れ等についての理解を深めた。
２日目は、実技体験に挑戦した。社員の説明を聞きながら、電球とスイッチ、ブレーカーなどを電線でつなぎ、電気が点灯するよう”電気工事”を行った。スイッチをオンにして光がつくと、生徒たちは笑顔を見せた。
指導を担当した社員は、「電気は今の生活に欠かせないもの。電線などの仕組みを意識する機会は少ないと思うが、興味を持ってもらえれば嬉しい」と話した。生徒たちは、「電気技師の仕事は幅広くて凄いと思った」「電線のパイプが想像以上に硬くて驚いた」と振り返った。