今年は5人に緑区長賞 文化・スポーツなどで功績
緑区の発展や区政に功労のあった個人または団体に対し、その功績をたたえる「緑区長賞」の表彰が3月4日から17日にかけて行われた。
今年は文化・スポーツ・芸術その他分野において抜群の成果や顕著な業績を収めた4人と、事故・災害時等において被害者に対する支援などを行ったとして1人に表彰状が贈られた。
3月4日には神奈川県中学陸上競技選手権大会の女子砲丸投げ種目で連覇を達成した片岡心さんが区役所を訪問。佐藤康博区長から表彰状と花束が贈呈された。
小学校2年からラグビーを始め、中学から陸上に取り組んだ片岡さん。砲丸投げの難しさを問われると「投げる際のタイミング。はまるまで何度も反復練習が必要」と話していた。佐藤区長は「競技を続けていると辛くなる時もある。自分で納得できるよう、これからも頑張ってほしい」とエールを送った。4月からは東海大相模高校に進学する片岡さん。投てき3種目に挑戦する予定で、「インターハイでの入賞、優勝を目指したい」と決意を語った。
また5日には、第35回MOA美術館全国児童作品展の絵画の部で環境大臣賞を受賞した吉川颯輝さんに、9日には全日本中学校陸上競技選手権大会男子110mハードルで2位に輝いた赤井遙斗さんに、17日には第13回全日本フリースタイルスケート選手権大会バトルスラローム部門で優勝した青木優介さんにも表彰状が贈られた。
勤務する放課後児童クラブ外での傷病者に対し、施設内に設置のAEDを貸し出し、人命救助に係る対応をしたとして渡辺ひかるさんも13日に表彰を受けた。