新教育長に澤田氏 伊賀市議会が人事案に同意
三重県伊賀市議会は3月25日、本会議に追加提出された元市立上野東小校長の澤田剛氏（62）＝西高倉＝を新教育長に任命する人事案を全会一致で同意した。谷口修一教育長（70）は一身上の都合を理由に今月末で辞職する。
澤田氏は皇学館大文学部を卒業後、教員として初任校の旧青山町立阿保小など現伊賀市内の小学校に勤務。その後は市教育委員会事務局の学校教育課長や上野東小の校長などを歴任した。
23年度からは再任用職員として市内の小学校で初任者教員の指導に当たっていた。教育長の任期は27年3月末までの2年間で、谷口教育長の残任期間を引き継ぐ。
就任する澤田氏は市教委事務局を通じて「『子どもが育つ、大人も育つ』伊賀市の実現のためには、教育が重要です。子どもたちがいきいきと学校生活が送れるように、また一人ひとりに応じた教育ができるようにしていきたいと考えています。更に、新図書館の開館なども含め、社会教育も充実していくよう、誠心誠意取り組んでいく所存です」とコメントした。
