連日行列の人気ラーメン店!透き通る鶏清湯 自家製にんにく香味油にハマる
札幌市南区川沿にお店を構える「らぁ麺と油そばのお店 かちか」。
2023年にオープンして以来、ラーメン通を中心に注目を集め、昼どきには連日行列ができる人気店です。
シンプルだからこそこだわりが光る鶏清湯の塩ラーメンや、濃厚でモチモチ麺の油そばが味わえます。
家族連れから学生、サラリーマンに至るまで、幅広い世代から愛される理由と満席の秘密を探りました。
定番メニューは「塩」
かちかの定番メニューは「塩味のらぁ麺 950円」。
鶏清湯のうまみを生かした澄んだスープが特徴で、あっさりしつつも奥に深いコクが感じられます。
小麦の殻まですべて入った全粒粉の麺は、風味が強くスープによくからみます。
シンプルながら丁寧に作り込まれた一杯は、一度食べるとクセになる味わい。
お客さんからも「鶏の甘みがおいしくて、他のお店にはない味」「最後の一滴まで飲める」という声が聞けました。
幅広い世代に愛されるのが、どこか懐かしさもあり新しさもある「醤油味のらぁ麺 950円」。
香り高いタレと鶏のうまみが調和し、コクとキレが口いっぱいに広がります。
「スッキリしているけど奥深い味」と話すのは、小学生の娘さんと訪れていたこちらの男性。
娘さんは味噌ラーメンを注文し、「おいしい」と口いっぱい頬張っていましたよ。
シンプルながらこだわりの詰まったかちかのラーメンは、幅広い世代から愛されています。
常連客の中には、「油そば 1,000円」を求めて訪れる方も少なくありません。
スープがないぶん素材の香りとコクがより引き立ち、熱々の麺が特製のタレと自家製にんにく香味油に絡みます。
かちかでは、油そばをしっかり混ぜた状態で提供しています。
その理由は人によって混ぜ方にバラつきがあり、しっかり混ざらない可能性があるためなんだとか。
かちかの油そばは「麺もすごくモチモチ」「食べやすくて濃厚」と、お客さんからも好評です。
かちかならではのこだわりは、メニューごとに変えているという麺にも詰まっています。
ラーメンの塩と醤油には全粒粉の麺を使用していますが、油そばにはウェーブがかった平打ち中太麺を使用。
タレや油がより絡みやすくするため、提供前に手揉みをしているんだそうですよ。
味のバランスを重視し、細部にまでこだわる店主の高橋さん。子どもの頃から「左右対称」や「バランスのよさ」を大切にしてきたといいます。
それが一杯一杯のラーメンや、麺線、外観デザインにまで現れています。
開店前の裏側…若鶏と鶏がらを使った清湯スープ
かちかの開店準備は、スープ作りから。
スープには、若鶏をまるまる一羽使用。若鶏のうまみに鶏がらを足すことで、よりクリアな清湯スープになるといいます。
スープは、前日に作ったものを使用。1日寝かせることで、スープが落ち着くのだそう。
開店5分前にはすでにお客さんが並び始め、11時の開店と同時に続々と入店。
開店からわずか1分50秒で満席となる人気っぷりです。
「(スープや麺など)ひとつひとつにこだわりがあるからこそ、山奥でも多くのお客さんに来ていただける」と高橋さんは話します。
こだわりが詰まった「らぁ麺と油そばのお店 かちか」の一杯を、一度味わってみてはいかがでしょうか。
らぁ麺と油そばのお店 かちか
住所:札幌市南区川沿1条5丁目2-3
営業:午前11時~午後3時
午後5時~8時
定休:水曜・第1・第3木曜
みんテレ11月11日OAのものです。
(上記の情報は記事作成時点でのものです。
最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください)<!-- notionvc: f7ba2e05-8ee8-49cf-bf7b-c780554b34e2 -->