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落ち着く場所ではあるけど…「地元」に戻りたい?出ていきたい?

たまひよONLINE

※写真はイメージです
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●【1月29日はタウン情報の日】日本初の地域情報誌が発行されました

1973年1月29日に、日本初となる地域情報誌『ながの情報』が発行されました。このことにちなんで、1995年にタウン情報全国ネットワークが1月29日を「タウン情報の日」に制定しました。『ながの情報』はその名の通り長野県長野市のタウン情報を紹介するフリーペーパーで、現在も『ながの情報NEXT』という名称で地域の情報を発信しています。

離れて20年が「地元愛」が盛り上がる時期!?


突然ですが、みなさんは「地元」好きですか?ずっと地元にいる人、いたしかたなく離れている人、二度と戻りたくない人、いろいろですよね。特にいまは、帰りたくても帰れない人も多いことでしょう。
ママたちの「地元」への思いを、口コミサイト『ウィメンズパーク』で聞いてみました。

「3年前に夫の転勤で地元から車で8時間、新幹線で3時間半の距離に引っ越してきました。夫は仕事で1~2ヶ月ほど丸々不在&連絡が取れない期間が多く、私はパートですが仕事をしながら一人で家事育児に追われています。最近、夫とも喧嘩が多く、私自身も自分の心に余裕が持てなくイライラしてしまいます。親も友だちもいる地元に帰りたいなと考えてばかりです」

「私も長らく転勤族でした。上の子が中学入学を機に、気に入った赴任先で定住に至りましたが、40歳を過ぎた今、めっちゃ地元に帰りたい!老後は、絶対に地元と思ってます」

パートナーの転勤という自分にはどうしようもない事情で地元を離れるとなると、恋しい気持ちが募りそうですね……。

「結婚して他県に暮らして20数年、だんだんと故郷に帰りたい気持ちが大きくなりました。こちらに家も建て、夫の仕事もずっとこちら。でも私は今だにこちらで骨を埋める覚悟もなく故郷が歳と共に恋しくなります」

離れて時間が経つことで「地元愛」が増すこともあるのかもしれません。

「私も、何も考えず当たり前のように夫の地元に嫁ぎました。実家とは1時間くらいではありますが、やっぱり地元ではない。街自体に不便はないけど、自分が望んだ場所ではない悲しさ。何より友だちでしょうね。友だちがいない。それを分かってくれる人もいない」

「私も最近とても地元へ帰りたい気持ちになっています。遠方に嫁いで20年以上です。若さゆえか何も考えないで遠方に来て、知り合いのいないなか、夫婦二人でがんばってきました。子どもはまだ成人していないけど、手も離れてきて…ふと急に、私の故郷はここじゃないよなって」

地元に帰りたいと思う理由のひとつは「友だち」とのつながり。
地元を離れると地元の友だちとは疎遠になってしまうのでしょうか。

「26歳で結婚し、すぐ県外に転勤で引っ越しました。地元を離れて15年が経ちます。たまに地元の友だちが集まるそうで連絡をもらいますが、家族の休みを合わせることも大変で、両親が亡くなって実家もないので子連れで3~4時間かけて行くのもしんどく。毎回、行かない選択肢を選んでしまいます」

「大学に進学してからずっと疎遠になってましたが、社会人になってからSNSでつながりました。以前、久しぶりに集まりに招待されたんですが、地元組が密になりすぎて入れない雰囲気になってました。私の地元の場合、過疎化が進み地元よりは都市に近い場所に家を買う人が多く、地元と地方都市の間という、中途半端な場所で集まる事が多くなり、数時間かけてはるばる行く気も失せてしまって疎遠になってしまいました」

「がっつり親友が一人だけいます。他の友人の近況も、その友人経由で聞く程度です。勝手な持論ですが、10人の年賀状友だちより1人の親友で私は十分です」

たったひとりでも地元に親友がいるって素敵ですね!
一方、地元に残ったことを後悔する声も。

「過疎化が進む田舎に住んでいます。地元で結婚し、夫の実家で同居しています。地元なので分かっていたことではありますが、近所づきあいがとても負担に感じています。同年代(30代前半です)が全く残っておらず、近所で一番歳の近い人が50代、60代以上が大半を占めるという状態です」

年をとってなお「残りたい」「戻りたい」と思える地元があるなら、それは幸せなことなのでしょうね。
(文・古川はる香)

■文中のコメントはすべて、『ウィメンズパーク』(2022年1月末まで)の投稿からの抜粋です。
※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

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