ごはんがすすむ!甘辛仕上げの「しらすの佃煮」
しらすの佃煮
調理時間:20分
甘辛い磯の風味が食欲をそそるしらすの佃煮。やわらかい釜揚げしらすを使って手作りしてみませんか?材料を鍋に入れてコトコトじっくり煮込むだけで完成。うま味とコクがぎゅっと詰まったやさしい味わいです。
材料(作りやすい分量)
釜揚げしらす:100g
しょうゆ:大さじ3杯
砂糖:大さじ3杯
酒:大さじ3杯
みりん:大さじ3杯
コツ・ポイント
しらす100gに対して、しょうゆ、砂糖、酒、みりんは各大さじ3杯ずつ
ふっくらとやわらかい口当たりの釜揚げしらすで佃煮を作ると、やわらかく仕上がる
しっかりと汁気がなくなるまで煮詰めると、味が濃く日持ちがよくなる
作り方
しらすと調味料を鍋に入れる
火をかける前に、しらすと調味料を鍋に入れ、かるく箸で混ぜておきます。
しらすを煮る
鍋を中火にかけ、沸騰したら中火~弱火にします。アクが出てきたらやさしく取り除きます。
しらすを煮詰める
煮汁がねっとりと泡立ち、煮汁が少なくなるまで煮詰めます。焦げないように確認しながら弱火で15分程煮詰めましょう。
※しらすが崩れるのを防ぐためにあまりいじらないでじっくり煮詰めます。軽く混ぜる場合はしらすを崩さないように箸でやさしくかき混ぜましょう。
鍋を傾けてこのくらいのつやと水分量になったら火を止め味見をします。もう少し濃い目にするときはさらに煮詰めます。ここからは焦げやすいので目を離さず煮詰めましょう。
※煮詰めすぎると固くなってしまうため、ある程度煮汁が残っている状態がベストです。
予熱を取り器に盛り付けたら完成です。お好みでいりごまや山椒を入れてもおいしいですよ。
保存方法、日持ち
保存するときは、まずしらすの佃煮をしっかりと冷ましましょう。密閉できる清潔な保存容器に入れて、冷蔵庫で1週間ほど保存できます。取り出すときは清潔な箸やスプーンで使う分だけお皿に取り分けてください。
小分けにして空気が入らないようにラップで包み、ジッパー付き保存袋に入れて冷凍すれば1ヵ月保存できます。解凍するときは冷蔵庫で自然解凍か、電子レンジで軽く温めて解凍しましょう。
よくある質問
生しらす、しらす干し、ちりめんじゃこでも作れますか?
生しらすはとてもやわらかいので煮崩れしないように煮詰めます。また傷みやすいので、新鮮なものを使いましょう。しらす干しは適度な水分と塩気があり扱いやすく佃煮にぴったり。釜揚げしらすより少し固めに仕上がります。ちりめんじゃこはうま味と塩味が凝縮されているので、しっかりと固めの仕上がりに。味が濃いので調味料を調節して作りましょう。
味変はできますか?
しらすの佃煮はアレンジも簡単にできます。しらすの佃煮50g程度に対し、ラー油または七味唐辛子を小さじ1/2~1杯でピリ辛に。柚子こしょう小さじ1/4杯で大人の味、ごま油を少々加えれば香ばしい味変も楽しめますよ。
具材はアレンジできますか?
大葉やしょうが、小口ねぎなどの薬味を混ぜれば、食感と風味がアクセントに。昆布、ひじき、わかめなどの海藻を合わせれば磯の香りを楽しめますよ。砕いたクルミやアーモンドなどのナッツ類との相性も抜群。おつまみにもぴったりですよ。
味付けのアレンジはできますか?
しょうがや山椒を加えて、ひと味違う風味豊かな佃煮にアレンジすることができますよ。ぜひ挑戦してみてくださいね。
しらすの佃煮はどのような食べ方がありますか?
・おにぎり
大葉を細かく刻んでしらすの佃煮と一緒に温かいごはんに混ぜ合わせます。
・チャーハン
茶碗おおもり1杯のごはんに刻みねぎと卵1個としらすの佃煮を一緒に炒めて、塩こしょう、しょうゆ大さじ1杯で味付けします。
・サラダ
レタスやきゅうり、トマトなどのサラダにしらすの佃煮をトッピングします。
・お茶漬け
温かいごはんにしらすの佃煮をのせ、熱いお茶やだし汁をかけます。お好みで、刻みねぎや海苔、三つ葉、わさびなどを添えてください。
・パスタ
パスタを1人前ゆで、オリーブオイルで炒めた大さじ1杯のしらすの佃煮と和えます。お好みで、刻みねぎや大葉、唐辛子などを加えてください。しょうゆやめんつゆ適量で味を整えます。
そのほか、卵焼きの具材にしたり、冷奴のトッピング、大根おろしと和えておつまみにもよく合いますよ。
違った食べ方をしたいです
マヨネーズを塗ったパンにのせてチーズを散らしたらトースターで焼くだけで、ちょっとおしゃれなブルスケッタの完成。甘いアンチョビのような風味で意外なおいしさですよ。グラタンやドリアにのせて焼くのもおすすめです。
アレンジ自在のしらすの佃煮を冷蔵庫の常備食に!
やさしい甘辛さでごはんにとてもよく合うしらすの佃煮。濃厚な旨みが凝縮した味わいで、ごはん何杯でも食べられるおいしさです。どんなアレンジでも相性抜群で、和食はもちろん、イタリアンや中華、洋食にも意外とよく合うのが新しい発見でした。
たくさん作って冷蔵庫に常備しておけば活躍すること間違いなし。甘さやしょっぱさはお好みでアレンジできるのが手作りの醍醐味です。ぜひ挑戦してみてくださいね。
ライター:TAMA39(ワーカー主婦/簡単に作れる節約レシピ考案)