新卒者におすすめのクルマ10選!具体的な予算目安と安く買うコツ
新卒者のクルマ購入予算の目安
クルマは購入した後も維持費がかかります。そのため、購入予算は「貯金額」でなく「収入」を基準に考えることが重要です。
一般的なクルマ購入予算の決め方
一般に、クルマの購入費の目安は「年収の半分程度」といわれます。たとえば年収300万円の場合、購入予算の目安は約150万円です。
また、ローン購入では借入額に制限があります。借入限度額は「年収の30~40%程度」が一般的で、それより多い金額を借りることは難しいです。
新卒者の予算目安は70~120万円ほど
令和5年賃金構造基本統計調査( https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/chingin/kouzou/z2023/index.html )によると、新卒者の平均月収は大卒で約23.7万円、高卒で約18.7万円。月収20万円(年収240万円)と考えた場合、購入予算の目安は以下の通りです。
•年収の半分:120万円
•ローンの借入限度額:約70~90万円
上記を参考にすると、新卒者のクルマ購入予算は概ね120万円程度まで、フルローン購入では70~90万円程度までが目安といえます。
ただし、年収は人それぞれで、居住地域や生活状況によっても購入に充てられる金額は異なります。上記はあくまで目安と考えてください。
新卒者におすすめのクルマ10選
ここでは、上記でご紹介した予算目安を基準に、おすすめの新車・中古車10車種をご紹介します。
新車①ダイハツ「ミライース」
•分類:軽自動車
•新車時価格:99.2万円~
•WLTC燃費:23.2~25.0km/L
「できるだけ低価格で新車を買いたい」という人にお勧めするのがミライース。軽自動車の新車で最も安価なクルマです。
衝突被害軽減ブレーキ(車両・歩行者対応)などの基本的な予防安全装備をきちんと搭載し、車内の使い勝手も悪くありません。短距離の移動の足としてはコスパの優れた一台です。
新車②スズキ「アルト」
•分類:軽自動車
•新車時価格:106.5万円~
•WLTC燃費:23.5~27.7km/L
「低価格な新車がいいけど、デザイン性も気になる」という人であれば、アルトをお勧めします。ミライースに比べてメリハリのあるボディラインで、アクティブな印象です。走りも軽快で、キビキビ動きます。
現行モデルはライバルのミライースより後から販売されおり、装備が充実しています。全車側面用(サイド/カーテン)エアバッグ搭載で、安全性も高いです。
新車③スズキ「ワゴンR」
•分類:軽自動車
•新車時価格:129.5万円~
•WLTC燃費:23.0~25.2km/L
120万円オーバーながら、新車で3番目に低価格なワゴンR。広さもあり、コスパを考えると非常に魅力的な一台といえます。
ミライースやアルトと比べて車高が高く、背の高い人でも乗りやすいです。また、軽自動車トップの全長を誇り、後部座席にもある程度の余裕があります。
新車④スズキ「ラパン」
•分類:軽自動車
•新車時価格:132.9万円~
•WLTC燃費:24.6~26.2km/L
充分な貯金や実家暮らしなどで予算に余裕がある場合は、ラパンも候補に入れると良いでしょう。デザイン性の高さが抜群の一台で、燃費性能も優れています。
ラパンは長年人気が高く、中古車でも流通量が多いです。予算を抑えるなら中古での購入をお勧めします。
中古車①スズキ「ハスラー」
•分類:軽自動車
•新車時価格:151.8万円~
•中古車相場:19.8万円〜217.2万円
デザイン性の高さで幅広い世代に人気のハスラー。新車時価格は150万円を超え、諸費用も含めると新車の購入予算は160~170万円になると考えられます。
初代から大ヒットしたクルマだからこそ、中古車の流通量が多く、お買い得な車両も。予算120万円以下の場合、購入できるのは基本的に初代モデル(~2020年1月)ですが、現行モデルとデザインは大きく変わりません。
中古車②ホンダ「N-BOX」
•分類:軽自動車
•新車時価格:169万円~
•中古車相場:5万円〜218.9万円
身長が高い人や実用性の高さを重視する人であれば、N-BOXが良いでしょう。予算120万円以下の場合は、2023年秋まで販売されていた2代目を購入できます。現行の3代目モデルと性能は大きく変わらないため、中古でこそお得感のあるクルマともいえます。
予防安全パッケージ「ホンダセンシング」が搭載されている車両を選ぶと、より安心です。
中古車③トヨタ「アクア」
•分類:コンパクトカー
•新車時価格:214.6万円~
•中古車相場:7.8万円〜325万円
ソニー損害保険の調査において「20歳に人気の車ランキング」1位に輝いたのがアクアです。車両価格が抑えられており、且つ低燃費で穏やかな走りをする点が魅力です。
予算120万円以下の場合は初代モデル(~2020年7月)しか手に入りませんが、それでも最終モデルの燃費は29.8km/L(WLTCモード)と高い数値です。
※参考:ソニー損害保険「2024年 20歳のカーライフ意識調査」( https://from.sonysonpo.co.jp/topics/pr/2024/01/20240104_01.html )
中古車④日産「ノート」
•分類:コンパクトカー
•新車時価格:229.9万円~
•中古車相場:5万円〜345.4万円
ノートも人気の高いクルマで、日産ならではのデザイン性の高さが魅力といえます。また、アクアより車内空間や荷室スペースが大きい点もポイントです。
予算120万円以下で購入できるのは、先代モデル(2代目、~2020年11月)。ハイブリッド(e-POWER)車はガソリンで電力を生み、走行はすべて電力で行う仕組みなので静粛性が高く、加速がなめらかです。
中古車⑤ホンダ「フリード」
•分類:ミニバン
•新車時価格:250.8万円
•中古車相場:5万円〜385万円
フリードはコンパクトミニバンで、全長はコンパクトカーよりわずかに長い程度。乗車定員は5~7人まで選択できます。大荷物を載せる場合や大人数で出かける場合には、とても心強いです。
予算120万円で購入できるのは2代目(~2024年6月)の初期モデル。できれば予防安全パッケージ「ホンダセンシング」を搭載した車両を選びましょう。
中古車⑥マツダ「CX-3」
•分類:SUV
•新車時価格:227.9万円~
•中古車相場:52.8万円〜314.8万円
初めてのクルマとしてSUVを購入するなら、CX-3をお勧めします。小さすぎず、かといってCX-5やエクストレイルのように大きすぎないので、運転初心者でも扱いやすいです。
デザイン性の高さもマツダならではの魅力。予算120万円の場合は8~10年落ち近くになってしまいますが、そんな古さを感じさせないクルマです。
新卒者のクルマ選びのポイント
新卒者がクルマを購入するときは、以下の3つのポイントに着目しましょう。
ポイント①まずは予算重視で選ぶ
前述の通り、クルマの購入ではローンの返済や維持費を考慮し、車両価格を抑えることが重要です。
新車の場合、100万円前後で購入できるクルマは一部の軽自動車のみ。中古車を視野に入れると選択肢が広がり、車両価格も抑えられます。実は、中古車で非常によく買われる価格帯は50~100万円。多くの人が低価格の中古車を購入しています。
ポイント②運転しやすいクルマを選ぶ
16~24歳の交通事故件数(10万人あたり)は全年代で最も高く、高齢者以上にハイリスクです。だからこそ、クルマは以下のようなタイプを選ぶと良いでしょう。
•小さめのサイズ
•ボンネットが短い
また、事故を防ぐ観点で安全装備の充実したクルマを選ぶのも良いでしょう。安全装備は新しい車のほうが充実しているため、新車や年式の新しい中古車を選ぶと安心です。
※参考:警察庁「令和5年中の交通事故の発生状況」( https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&layout=datalist&toukei=00130002&tstat=000001027457&cycle=7&year=20230&month=0&result_back=1&tclass1val=0 )
ポイント③維持費の安いクルマを選ぶ
購入後は、以下のように多くの維持費を払わなければいけません。
•税金(自動車税や自動車重量税)
•車検代
•自賠責保険料
•任意保険料
•ガソリン代
•駐車場代
•(ローンの返済費用)
維持費は、ローンを除いても月2~4万円程度かかるのが一般的。
また、基本的に維持費は新車時価格やクルマの大きさに比例して高額になります。そのため、軽自動車やコンパクトカーサイズの車のほうが維持費を抑えやすいです。
クルマの購入価格を抑えるコツ
ここでは、クルマを少しでも安く買うためのコツ(ポイント)を5つご紹介します。
コツ①必須条件と妥協点を考える
クルマを選ぶときは、どうしても譲れない装備やボディタイプといった必須条件を決めましょう。その上で「車種はこれにするから色は希望通りでなくて良い」といった妥協点も考えてください。
具体的な車種や車両を見る段階になったら、色や装備、グレード、年式といった点でコストカットできないか確認してください。
コツ②中古車も視野に入れる
就職前後の人にとって、クルマは高価な買い物です。生活費のやりくりや貯蓄のことを考え、最初の一台を中古車にするのも良いでしょう。
コツ③購入時期を見極める
決算期前の2~3月は、値引き交渉をしやすかったり、中古の目玉商品が出やすかったりします。また、販売店では毎月のノルマが課されていることも多く、月初より月末のほうが値引き交渉をしやすい傾向があります。
ただし、早くクルマを買うほど自動車税や駐車場代を負担するタイミングも早くなります。購入後の費用も踏まえて「すぐ買うのとどちらが得か」を見極めてください。
コツ④複数のお店で見積もりを取る
同じような車種で悩んでいる場合は、それぞれ見積もりを取りましょう。
見積書があれば、どちらが安いかを比較できるだけでなく「このお店なら同じような条件の車両をこの金額で売ってくれる」と交渉材料に使うこともできます。
コツ⑤諸費用を節約する
諸費用については、以下のような項目についてカットできる場合があります。
•納車費用:自宅でなく、お店で受け取る
•車庫証明取得の手続き代行費用:自分で警察署に赴き、申請・取得する
•その他:納車前の洗車などを断る
特に、車庫証明の取得を自分で行うと、費用を1~3万円ほどカットできることも多いです。
Supervised by norico編集長 村田創( https://221616.com/norico/hajime-murata/ )
中古車のガリバーに勤務して20年以上のベテランが車の知識をわかりやすく解説します。車のことは、多くのメーカーを横断して取り扱うガリバーにぜひ聞いてください。「車ってたのしい!」を感じてほしいと思っています!