會田瑞樹さん かなっくホール卒業公演 北原白秋訳詩に作曲
横浜市神奈川区民文化センター「かなっくホール」のレジデントアーティストを務めた打楽器奏者で作曲家の會田瑞樹さん=写真=が、かなっくホール卒業記念として詩人・北原白秋の訳詩集『まざあ・ぐうす』全編に作曲した「世俗歌集《北原白秋のまざあ・ぐうす》」の世界初演を5月10日(土)、11日(日)に同館で行う。両日とも午後2時開演(開場30分前)。
今年生誕140年を迎えた北原白秋を記念し、白秋が日本で初めて一冊の本として紹介した英国の伝承童謡集『まざあ・ぐうす』の訳詩全120篇に、會田さんが作曲。4時間にわたる作品となる。公演では、活版印刷された原書の文字をスクリーンに投影する映像演出も取り入れられる。
ソプラノやテノール、バイオリン、ピアノなど多彩な演奏家が出演。會田さんが打楽器演奏と音楽総監督を務める。チケットは3千円(3歳以上入場可、未就学児は膝上鑑賞無料)で、かなっくホールチケットデスク(【電話】045・440・1219)などで販売。問い合わせは公演事務局【電話】080・6008・1297へ。