出演者の85%以上は元収監者、刑務所内の演劇更生プログラムを描く『シンシン/SING SING』
毎週・木曜日の深夜1時30分から北海道・札幌のエフエムノースウェーブで放送されている、矢武企画制作・映画専門ラジオ番組「キャプテン・ポップコーン」の内容をSASARU movieでも配信!
キャプテン・ポップコーンこと矢武企画が映画の情報はもちろん、映画に関係するまちの情報をお届けします。
4月17日(木)に放送された「キャプテン・ポップコーン」は、新作映画の『アンジェントルメン』、『サイレントナイト』、『プロフェッショナル』、『アマチュア』をご紹介。
キャプテン・ポップコーンは、スマホのアプリやインターネットで聴けるradikoのタイムフリー(無料)と、道外にお住まいの方はradikoのエリアフリー(月額¥385)で放送後1週間以内であれば聴くことができます。
さらに、radikoでこの番組をフォローして頂けると番組放送前に、オンエア通知が届いたり、フォロー欄から、簡単に番組情報やプレゼントキャンペーンの情報、番組ブログへ、アクセスできます!
※この記事では4月17日(木)放送の内容をお届けします。
※公開される映画館名や作品情報は上記日程の放送時点のものになりますのでご留意ください。
【提供】キャプテン・ポップコーン/矢武企画
「カツオ節のゆーへい、どきどきっ映画くじ」のコーナー#51
このコーナーは全国大会で大阪府知事賞を受賞した「やぶやぶ節」がインターネットと平岸直売店で好評販売中のカツオ節の富樫政雄商店・ゆーへいさんに映画館での劇場体験、そしてクジで引けなければ観なかったであろう映画を運命的にマッチングするコーナーです。
今回は、映画『シンシン/SING SING』をご紹介!
無実の罪で収監された男・ディヴァインG は、刑務所内の収監者更生プログラムである<舞台演劇>グループに所属し、仲間たちと日々演劇に取り組むことで僅かながらに生きる希望を見出していた。
そんなある日、刑務所いちの悪党として恐れられている男クラレンス・マクリン、通称“ディヴァイン・アイ“が演劇グループに参加することになる。
そして次に控える新たな演目に向けての準備が始まるが・・・。
NY に実在する最重警備のセキュリティを誇るシンシン刑務所で行われている収監者更生プログラムの<舞台演劇>を通して、収監者たちとの友情を描いた感動の実話。
出演キャストの85%以上は、シンシン刑務所の元・収監者であり、【演劇プログラム】の卒業生及び関係者である俳優たちで、“本人役”を演じたユニーク且つオリジナリティ溢れるプロジェクトです。
ゆーへい:演劇がメインの映画で、何かに夢中になることの意義という部分を感じられたプログラムでした。更生プログラムで演劇を演じるのですが、演劇に夢中になることで余計なことを考えなくなっていくのかなと思いました。仲間で集まって演劇を演じることで、共通の目的によって仲間意識や絆が生まれていたのかなと思いました。
受刑者たちの生きる希望を見いだす大切な時間だったと思います。
矢武:こういうアート系のプログラムが行政指導で行なわれているのがアメリカらしいですし、日本にはない取り組みですよね。
ゆーへい:そうですね。すごく良いことだなと思いました。
映画『シンシン/SING SING』はシアターキノで4月11日(金)から絶賛公開中です!
苫小牧シネマトーラスは5 月17日(土)から公開予定です。
全国週末興行ランキング3!!!!!
4月11 日(金)から13 日(日)まで全国の映画館でたくさんの人に観られた映画はコチラ!
■ランキングTOP3
・第3位:映画『ウィキッド ふたりの魔女』
動員が182万人、興行収入28億円を超え、30億円に迫る!
ようやく外国の実写映画の勢いが戻ってきそうな予感ですね!
・第2位:映画『アマチュア』
ラミ・マレック主演のスパイアクション・サスペンスです!
内勤のCIA 分析官がテロリストを追い詰める物語!
・第1位:『映画ドラえもん のび太の絵世界物語』
映画ドラえもん、6週連続1 位!動員340万人、興行収入40億円を突破!
同シリーズの最高興行収入は、2018年公開の『映画ドラえもん のび太の宝島』、53.7億円。記録がどこまで伸びるか注目です。
ちなみに、『教皇選挙』(25)は前週の10位から7位に。『ファーストキス 1ST KISS』(25)は9位のまま!
『教皇選挙』は今週、TOHOシネマズ すすきののプレミアムシアターでの上映回もあり、人気ですね。どちらの作品もクチコミの評価が高く、成績をキープしてますね!
今、映画館で皆さんに多く観られている映画、参考にしてみてくださいね!
矢武企画ことキャプテン・ポップコーンが最新映画をご紹介っ!
映画『私の親愛なるフーバオ』
コロナ禍に韓国で誕生したジャイアントパンダのフーバオ。「幸福を与える贈り物」と名付けられた彼女は、韓国はもちろん、世界中から愛される存在へと成長した。
4歳になる2024年、中国への帰国を間近に控えファンたちが悲しみに暮れる中、飼育員たちはフーバオの幸せを願い、中国行きの準備を粛々と続けていた。小さい頃に遊んだようなハンモックを設置したり、大好きな菜の花畑を手入れしたり…。
出発に向けた前向きな準備を整えながらも、次第に近づく別れを前に、飼育員たちの心も揺れ始める。どうしてフーバオは特別なパンダだったのか。
矢武:動員26万人のヒット作、韓国映画界の精鋭たちによる、オリジナリティ溢れるドキュメンタリー映画です。
この作品は、「生まれた時から別れが決まっている」パンダと飼育員の方の様子が収められています。先月、ご紹介した『犬と戦争 ウクライナで私が見たこと』もそうですが、動物が人間に与える“癒し”というのはすごいと改めて思いました。
映画『私の親愛なるフーバオ』(G)はTOHOシネマズ すすきので4月18日(金)から公開です!