「玄関がいつもキレイな人」が掃除の負担を減らすためにしている“3つのこと”
お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)で整理収納アドバイザーの三木ちなです。「玄関」は家の顔。できるだけスッキリと整えておきたいけれど、こまめに掃除をするのはちょっと面倒ですよね。そこで今回は、私がキレイな玄関を無理なくキープするために「心がけている」3つのことをご紹介します。
1.靴を持ちすぎない
玄関が靴だらけになるのは、「出しっぱなし」ともうひとつ「靴の持ちすぎ」も原因です。収納スペース以上に靴があると棚からあふれて、出したままが増えてしまいます。
そこで私は、スニーカーは1人1足制度を実行! 子どもたちを含め、基本的には1人1足を愛用します。夏になればサンダルも履きますが、それを含めても5人家族でも小さな靴箱ひとつに収まっています。
靴の持ちすぎを防ぐと、出費も減って一石二鳥! 靴を買い替えるときは、古い靴を手放すのをセットにすると、靴は必要以上に増えません。
2.自宅に入る前に泥を落とす
雨の日など悪天候が続くと、玄関に泥を持ち込むことも多々あります。この汚れがとても厄介で、乾くと玄関のたたきにこびりつくんですよね……。
そんな泥汚れは、できる限り玄関に入る前に落とすだけでも全然違います。お手入れが面倒なので、泥落としマットは使いません。手でさっとはたいて落としていますが、やるのとやらないのとでは玄関の汚れ具合が雲泥の差です。
3.靴は専用泡クリーナーでさっとお手入れ
泥をはたいても、靴の汚れが落ち切らないことがあります。そんなときは、靴専用のクリーナーの出番! クロスにつけて拭き取ると、あっという間に靴がピカピカになる優れものなんです。
靴を毎日洗うのは面倒だけど、汚れたまま玄関に置いておくのも避けたい……。泡クリーナーがあれば、そんな悩みを解消できます。
子どもでも簡単にお手入れできるので、砂だらけの靴で帰ってきたときは自分で磨いてもらっていますよ。
玄関を汚さない習慣をつけよう
キレイな玄関を維持するため、掃除の頻度をぐんと増やすのは考えもの。もちろんこまめに掃除できれば理想的ですが、無理をするといつか必ず心が折れてしまいます。
負担を最小限におさえるためにも、「玄関を汚さない習慣をつける」ことにシフトする方がストレスは溜まりません。
三木ちな/お掃除クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級、節約生活スペシャリスト、歴20年業スーマニア