【三度見】大阪の回転寿司「大起水産」のアジが超デカい! マジでデカい!! こんなデカネタのアジは見たことねえ!
大阪の回転寿司「大起水産」を訪れた当初、私は「大阪ローカルの回転寿司店」を紹介する記事を書こうとしていた。どのネタもソツのないウマさで、これなら自信を持って記事を書ける。
だがしかし、目の前に流れて来た「アジ」を見て全ての計画は吹き飛んでしまった。ウソではなくその「アジ」は三度見するほど馬鹿デカかったのである! ……え、ウソだろ?
・関西ローカル
大阪出張が決まってすぐ、私は大阪のローカルチェーン店を探していた。いくつか候補はあったものの、アクセスなどを考慮してピックアップしたのが「大起水産」だ。
公式サイトによれば大起水産は回転寿司店の他、居酒屋や魚介系レストランを運営しているとのこと。回転寿司だけでも大阪・兵庫・奈良・京都に合計30店舗以上を展開しているらしい。
定番のネタのみならず、ちょっと珍しい魚も味わえるのが大起水産の特徴のようで、この日も「こち」や「太刀魚」などがレーンを流れていた。スシローなどと比較すると、2ランクくらいハイエンドな回転寿司という印象だ。
・梅田の店舗へ
さて、この日訪れたのは梅田駅からほど近い「ホワイティ梅田」である。ランチタイムをやや過ぎた時間であったが、それでもお店はほど良く埋まっていた。
で、大起水産では100円から1160円まで10種類の皿があり、メニューを見た感じだと270円~390円あたりのネタが多いようだ。まずは100円のまぐろを食べてみたが、これはこれで全く悪くない。
ただし、大起水産の真髄は490円の「桜鯛と本マグロの漬け2種」あたりなのだろう。桜鯛にはみかん醤油を、本マグロには山椒醤油を使用するなど、ネタだけではなく匠の技がキラリと光る一皿だ。
また「本日入荷」と書かれた天然真鯛(390円)なども間違いのないウマさ。レーンを流れてくるネタは珍しいものが多く、タッチパネルよりむしろレーンが楽しいお店なのかもしれない。
・え?
そんなこともあり、寿司を頬張りつつレーンに目をやっていると……え?
ちょ、デカすぎだろオイ!
そう、これこそが私が三度見した「アジ」である。一般的には3枚におろしたアジの切り身がネタとして使われるが、大起水産では3枚におろした状態そのままがドーンとネタになっていたのだ。
光り物が大好きで当然アジにも目がないのだが、こんな大きなアジは見たことがねえ! ここまでコツコツと積み上げて来た大起水産の記憶を一撃で吹き飛ばすほどアジのインパクトは絶大だった。
ネタ自体は1貫で390円だが、1枚から4枚くらいは切り身が取れそうなほどアジはボリューミー。味も「全力アジ!」としか言いようがないほど、バキバキにアジの味が全開だった。
・優良
総じて大起水産はネタが面白い! そりゃスシローなどと比較するとやや値は張るが、鮮度やネタの良さを考えれば優良な回転寿司店であろう。特にアジはオンリーワンの存在感だ。
なお、お店の外ではパックのお寿司も販売していたので、時間が無い際はテイクアウトの利用もありかもしれない。とんでもないアジが食べたい人、もしくは美味しいお寿司が食べたい人は大起水産へぜひどうぞ。
参考リンク:大起水産
執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.