生成AIツールを就職活動準備で使用した40.0% 学情調査 ESのアイデア出し、文章の構成・推敲・添削など
学情は2025年4月8日、26年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に、ChatGPTなどの生成AIツールについて、インターネットアンケートを実施し、その結果を発表した。
生成AIツールを仕事・業務で使用したい?
調査では「ChatGPTなどの生成AIツールを、就職活動準備で使用したことはあるか」を聞くと、「ある」は40.0%、「ない」は60.0%だった。
調査元によると、「使用したことがある」とした回答者からは、「『自己分析の大枠を考えてもらった』、エントリーシート(ES)に書く内容のアイデア出し、文章の構成・推敲・添削、さらに就活準備のスケジュール作成、情報の収集や整理のために使った」といった声が寄せられたという。
次いで、「機会があれば、ChatGPTなどの生成AIツールを仕事・業務で使用したいか」を聞くと、「使用したい」は42.7%、「どちらかと言えば使用したい」は27.3%だった。以上を合わせると、前向きに考えている人は70.0%。
調査元によると、「『仕事が楽になりそう』『効率よく仕事したいから』『省略できる部分はして、AIにはできない部分に力を入れられる』など、効率化や負担軽減を前向きにとらえる声」が上がったという。一方で、「情報の整合性やセキュリティー、不透明さへの不安の訴え、『適切に使いこなせる自信がない』」といった声もあったという。
調査は2025年1月27日~2025年2月27日に行われ、スカウト型就職サイト「Re就活キャンパス」へのサイト来訪者を対象とした。有効回答数は150件。