Yahoo! JAPAN

【姫路】「コボトベーカリー」五感を使って味わう自家製粉の全粒粉パンや芳醇なデニッシュが自慢!

兵庫県はりまエリアの地域情報サイト TANOSU

【姫路】「コボトベーカリー」五感を使って味わう自家製粉の全粒粉パンや芳醇なデニッシュが自慢!

姫路城から車で5分ほど北上した場所にある「coboto bakery(コボトベーカリー)」。つながりのある農家から直接仕入れた無農薬の全粒粉を石臼で自家製粉した全粒粉パンをはじめ、バターが香る芳醇なクロワッサンや季節の果物を使ったデニッシュなど、風味豊かなパンがそろいます。遠方からのファンも多く、週3日の営業日には毎回オープン前から行列ができるほど。同店の菓子ブランド「corun(コルン)」の焼き菓子もお見逃しなく!

・「coboto bakery(コボトベーカリー)」

姫路市梅ケ枝町で土~月曜日の週3日だけオープンする「coboto bakery(コボトベーカリー)」。前職のつながりで出会った素敵な農家の人たちに感銘を受けたという店主が、“生産者とのつながり”を大切に営むベーカリーです。
「農家が手がけた小麦や食材を使ってパンを作ることで、生産者の思いをより多くの人へ伝えるきっかけとなれば」と店主。単純においしいパンを焼くだけでなく、お客さんが見ても食べても感動できるようなパンを目指し、ビジュアルやそれらを叶えるための製法にも徹底的にこだわっています。

特に、パンの命ともいえる小麦にはこだわりが強く、豊岡市にある「ナカツカサファーム」のオーガニック小麦をはじめとした国産小麦を全てのパンに使用。中でも「ナカツカサファーム」の小麦だけは、石臼を使って自身で全粒粉に製粉するほどのこだわりぶりで、挽(ひ)きたてならではの格別の風味をパンに生かしています。

2018年3月に創業し、2025年に7周年を迎える同店。今でもオープンの30分ほど前から行列ができ、早い日には13:00台に売り切れるほど人気はやむことなく、地元民でも入手困難とされる同店のパン。確実に購入したい場合は、便利なオンラインショップから通販を利用してみて。

・小麦本来の風味を感じられるシンプルなハード系

下段『湯種食パン』(1本)660円、(半斤)330円
同店の食パンは国産小麦粉100%。湯種製法で時間と手間をかけて作り上げることで、時間が経っても劣らないもっちりとした食感を実現しています。食べるときはぜひ厚切りにして、この弾力を楽しんでみて♪

『自家製粉のカンパーニュ』(ホール)1,000円、(ハーフ)500円
「ナカツカサファーム」のオーガニック小麦で作ったカンパーニュは、天然酵母特有の力強い風味が特徴的。酸味などはほとんどなく、口の中に広がるのは香りと噛むほどに増していくうま味。バリッと香ばしく焼きあがった分厚い皮の中には、もっちりとした生地がギュッと詰まっていて、1cm幅に薄くスライスしてもしっかりとした食べ応えが感じられます。
小麦本来の風味を生かしたシンプルな味わいは、サンドイッチにしても◎。牛乳や卵を使っていないので、冷凍保存すれば1カ月ほどもつので、ホールで購入してストックしておくのもおすすめです。

『コンプレ・ノワ』(ホール)1,200円、(ハーフ)600円
『コンプレ・ノワ』は、クルミを生地にたっぷり混ぜこんだ全粒粉パン。カリッとした食感が存在感を放ち、一口一口に満足感が得られます。歯切れが良く、焼かずにそのまま食べてもおいしくいただけますが、風味をさらに楽しむなら軽くトーストするのがベスト!

・折り込み方でひと工夫!目でも楽しめるデニッシュ

『発酵バターのクロワッサン』(1個)320円
イチオシのハード系をしのいで、現在の「coboto bakery」の柱となっているのが色とりどりのデニッシュ系。クロワッサンやフルーツデニッシュだけでも20種類ほどがラインアップし、陳列棚の半分ほどを占めます。
今や個数を制限して販売をするほど完売必至の人気商品となっているクロワッサンは、両端が鋭くとがった洗練されたフォルムがシンボルです。デニッシュの風味を決定づけるバターは、香りに特徴のある発酵バターを使うのがポイント。生地を何度も均一に折り込むことで、驚くほど美しいビジュアルとサックリとした食感が生まれるのだとか。

『クロワッサンオーブ』(1個)400円
“珠のように美しい”とはまさにこのこと。ニューヨークで話題の球形のクロワッサンは、思わず目を留めてしまうような美しさが魅力です。丸い型で焼き上げるため、中に火が入りすぎずしっとりとしているのも球形ならでは。中には自家製カスタードがたっぷり入っているので、見た目以上の満腹感が得られます。

『タタンデニッシュ』(1個)550円 ※10月~春先限定
旬のフルーツを使用したデニッシュもおすすめ!「紅玉」が市場に出回る秋口から春先にかけて、数カ月だけ登場する『タタンデニッシュ』は、この季節のマストバイメニュー。サクサクを通り越してザクザクとした香ばしい食感を持つ粗めのデニッシュ生地に、カスタードとカラメリゼした厚切りリンゴを豪快にのせたフルーツデニッシュです。
リンゴを煮詰めるときに洋酒は使わず、バターとてんさい糖だけを使って1時間以上煮詰めるのが“コボト流”。歯もいらないほどとろとろになったリンゴに、優しい豆乳カスタードの甘みがハーモニーを奏でます。

『あまおうのデニッシュ』570円 ※12月~春先限定
冬の主役を飾る『苺のデニッシュ』も見かけたらぜひゲットしてみて♪産地問わず、完熟の国産イチゴを惜しみなく使っているので、おいしいのは言わずもがな。ぜひ時期を狙って買いに訪れて。

・惣菜系は1個で身も心も満たすボリューム感

『エビとトマトのクロックムッシュ』『マルゲリータクロックムッシュ』
『ホタテとジェノベーゼのクロックムッシュ』各490円
『湯種の食パン』を使って惣菜系のアレンジができないかと考えて誕生したクロックムッシュは、これでもかと言わんばかりにトッピングしたボリューム自慢の一品。素材の組み合わせはもちろん、ソースをすべて手作りするなど味にもとことんこだわられていて、“ここにしかない味”が楽しめます。
イチオシは『エビとトマトのクロックムッシュ』。バジルソースにも見える緑色のソースの正体は、実はホウレンソウとクスクス。その上には、豆乳ベシャメルソースとミニトマト、エビ、チーズをのせ、色鮮やかに仕上げられています。素材一つひとつに下味が付いているので、味付けは濃くないのにうま味はたっぷり。ワンランク上のモーニングやブランチにぴったりです。

『あらびきソーセージのドッグパン』460円
『湯種食パン』の生地をドッグパンにアレンジ。長さ15cm以上のドッグパンに合わせて厳選したというあらびきソーセージは、パリッとジューシーで芳しいパンと最高のタッグを組みます。そこに店主が合わせたのが、豆乳ベシャメルソースとピクルス入りのタルタルソースの自家製ソースコンビ。ネギのちょっとしたアクセントが利いた、和と洋のコラボレーションがクセになりますよ。

・菓子ブランド「corun(コルン)」の焼き菓子も販売

『ディアマンショコラ』220
2024年12月で菓子ブランド「corun(コルン)」が立ち上げから1周年を迎えます。長年パティシエとしてパティスリーやホテルで腕を磨いてきた店主の奥さんの「お店を持ちたい」という夢を、「coboto bakery」と共に叶えたのが「corun」。“人と人とが繋がるお菓子”を目指し、小麦の穂と糸を組み合わせたショップロゴに込めました。
お菓子缶からスタートした同店の自慢は、口溶けの優しいクッキー。口に含んだ瞬間ほわっとほどけるような食感と、広がるバターや素材の風味が自慢です。特に『ディアマンショコラ』は、カカオ分70%以上のクーベルチュールチョコレートやココアを配合したクッキー。濃厚な味わいと舌触りは、クッキーとは思えないほどです。

『レモンケーキ』(1個)250円 ※9~1月ごろ限定
ふんわり、そしてしっとり感を追求した『レモンケーキ』は、従来のレモンケーキとはまったくの別物。淡路島「平岡農園」のレモンの皮と果汁を余すことなく使った爽やかな風味を、優しい甘さのアイシングが引き立てます。
「平岡農園」のレモンが採れる時期のみ登場する季節限定商品なのでご注意を♪

『栗かぼちゃとキャラメルナッツのタルト』(1個)410円 ※秋限定
農家から産地直送してもらった旬野菜を使ったタルトも必見!秋はサツマイモやカボチャなど、甘みのある根菜を使ったケーキがラインアップします。顔ぶれは毎回変わり、取材日は『栗かぼちゃとキャラメルナッツのタルト』が登場。クッキー生地にダマンド生地を入れて焼き上げた自家製タルトに、旬の「栗かぼちゃ」をたっぷりイン!キャラメリゼしたナッツのコクと香ばしさがアクセントです。
ご主人と奥さんが手を取り合い、パン屋以上の魅力を見せてくれる「coboto bakery」。今後は「地元の飲食店とのつながりを生かして新メニューやコラボメニューの開発に一層力を入れていきたい」と話します。もしかしたら行きつけのお店で「コボトベーカリーのパン」が味わえる日が来るかも?

■詳細情報

■DATA

coboto bakery(コボトベーカリー)

所在地

兵庫県姫路市梅ケ枝町873-1

電話番号

079-278-4571

営業時間

11:00~16:00(パンが売り切れ次第閉店)

【関連記事】

おすすめの記事

新着記事

  1. マゼックス、国産農業用ドローン新モデル「飛助15」が販売開始。大容量15Lタンク搭載して、完全自動飛行を実現

    DRONE
  2. 【三国志】無双状態の張遼に挑んだ呉の名将・賀斉とは? 『演義』に登場しない呉の英雄

    草の実堂
  3. 盛土とは?メリット・デメリットや家づくりでのチェックポイントを解説

    リブタイムズ
  4. 精進湖で久しぶりのワカサギ釣りを堪能【山梨】中層拾い釣りで544尾と納得の釣果

    TSURINEWS
  5. 噂のメニューは<自家製レーズンバター>? 「鉄板焼よしむら」に行ってみた【北九州市八幡東区】

    北九州ノコト
  6. 日中の漁港エギング釣行で600g頭にアオリイカ複数安打【福井県】カーブフォール中にヒット

    TSURINEWS
  7. 【冬に食べたい】一番好きなご当地鍋ランキング!3位 きりたんぽ鍋(秋田)、2位 水炊き(福岡)、1位は…

    gooランキング
  8. 超小型犬のトリミングをした結果…想像以上に『頑張る姿』が20万再生「眠たいのたまらん…」「表情が人間の子供」「可愛すぎてつらい」と悶絶

    わんちゃんホンポ
  9. あなたは大丈夫?「デジタル終活」。誰にでも訪れる“その時”に備えてやっておくべき事とは!?

    アットエス
  10. 【デニムパンツ】持ってる人、見逃し注意!老け見えしない12月コーデ5選

    4MEEE