こだわりのインテリアに囲まれて味わう“新しい”ルーロー飯 ゴロゴロお肉に花椒の香り
おしゃれなショップやカフェが集まり、個性豊かな街並みを形成する円山。車の往来が多い北1条通りの街角に2024年12月、「Cafe&Dining SPUR(シュプール) Maruyama」ができました。
親しまれながらも閉店した「cafe Rain」の建物を、新しいオーナーが引き継いで改装し、生まれ変わりました。
2階席へ。木の板を張った階段を上がると、ナチュラルな素材で心地よい空間が広がります。シックな青い壁と、柔らかなランプの灯りが印象的です。
ランチメニューは5種類から選べます。一番人気は「望来豚の花椒ルーロー飯プレート(スープ付き)」(1380円、午前10時30分ー午後5時に提供)。「望来豚」は石狩市厚田区望来で育てられているブランド豚です。
大きめにカットされた肉がゴロゴロと載っていて、真ん中のポーチドエッグにはかわいらしい焼き印も。甘だれが絡んだ肉はとても柔らかく、花椒の良い香りと、少ししびれる感じがたまりません。
取材した柴田平美アナウンサーは「ルーロー飯はお肉が細かいイメージがありますが、これはゴロゴロとしていて、食べ応えがすごい。『新しいルーロー飯』ですね」と話します。
ランチプレートは日替わりスープ付き。この日はジャガイモのポタージュでした。サラッとしていながら、ミルクの優しいこくも広がります。
「自家製テリーヌセット(ドリンク付き)」(1200円)の皿の上には、粉糖で飾られたスノーブーツのモチーフが。見た目でも楽しませてくれます。
上が少し香ばしく、バニラのような甘い香りがします。口へ運ぶと、とにかく滑らか。チーズの風味がありながら、酸味はさほど強くなく、どちらかというと甘味を感じる一品です。
自家製テリーヌセットのドリンクには、「自家製チャイティーラテ」(単品の場合740円)をチョイス。スパイスが香る自家製チャイティーラテと古民家のぬくもりに包まれ、ほっと一息。ゆったりとくつろげます。
ゼネラルマネージャーのKAZUMIさんは「インテリアにもこだわっています」と話します。作家のORITO氏による和紙のランプシェードも多く使われていて、落ち着いた雰囲気を醸し出しています。
手稲には1号店の「SPUR COFFEE」があります。こちらもぜひ、ドライブがてらに立ち寄ってみては?
Cafe&Dining SPUR Maruyama
住所:札幌市中央区北1条西24丁目3-11
定休日:火曜
(上記の情報は記事作成時点でのものです。
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