マルチプレイヤーとして活躍する歌手・野口五郎が初の自伝出版、『野口五郎自伝 僕は何者』で語っていること。
1971年のデビュー以来、55年にもわたり第一線で活躍を続ける野口五郎。
1956年、岐阜県美濃市に生まれた野口は、11歳の時にテレビ番組『ちびっこのど自慢』に出場、エレキ・ギターを弾きながら「今夜は踊ろう」(荒木一郎)を披露し優勝した。71年に「博多みれん」で演歌歌手としてデビュー、同年の2ndシングル「青いリンゴ」が大ヒット。翌年、当時の最年少(16歳)で『NHK紅白歌合戦』に初出場を果たし、その後「甘い生活」(74年)、「私鉄沿線」(75年)などのヒット曲を連発。
いつしか郷ひろみ、西城秀樹と並んで”新御三家”と呼ばれるようになった。アイドル的な人気を博しつつ、並行して本格サウンドによる海外レコーディングの作品も精力的に制作。歌手のみならずギタリストとしても知られ、近年の作品ではドラムやベースを含めた全パートを演奏するなどマルチなプレイヤーとして活躍している。配信サービス”DMV”の開発などで複数の特許を取得しており、情報技術者の一面も持つことで知られている。
本書は、演歌歌手としてデビューしてから間もなく「青いリンゴ」のヒットの時代に触れ、新御三家と呼ばれた頃のこと、本格サウンド志向と歌謡曲の狭間での葛藤、西城秀樹らとの友情、俳優として、1人の人間として思うこと、歌手/プレイヤーとして、歌唱へのこだわり、「時代遅れのRock’n’roll」への参加についてて等々……。野口五郎が、これまでの人生を赤裸々に語る、初の自伝『野口五郎自伝 僕は何者』が間もなく刊行される。
発売:2025年2月21日 発行:リットーミュージック
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