「魚より釣り人の方が多い?」関東の渓流釣りの実情は【難易度高いが攻略し甲斐あり】
今回の記事では、ここ最近の関東圏内の渓流の現状に思うことを綴りたいと思います。あくまで個人的な意見ですが、関東の渓流で感じたこと、考えたことなどを書いていこうと思います。
関東で渓流釣り
記事にはしていないものの、今年は去年に比べて渓流へ赴いています。その中の何回は関東での渓流釣りでした。しかし、他の地域とは何かが違うと感じるのが関東の渓流。全部が釣れないわけではないし、しっかり攻めれば数も上げられます。ですが、やっぱりどこか難しいと感じるのが関東渓流。
渓流に魚がいない
まず感じた違和感は、対象となるき渓流魚がいないことです。絶対にここなら釣れるだろうと思う場所で釣れないなんてことはしょっちゅう。仮にいたとしても大概スレているので、食いつかないことなんてこともザラ。
ずば抜けて関東圏内の渓流は高難易度だと個人的に感じます。自分だけでなく、他の渓流マンもそう感じているはずです。
釣り人が多い
当たり前ですが、関東は交通の良さがあって釣り人がそこかしこで見受けられます。名の知れた川ならば、必ずと言っていいほど釣り人がいるのが現状。その中には釣りだけではなく、食べることを目的とした釣り人もいます。
ここで問題なのが、小さな魚を持って帰ってしまう人がいることです。個人的には20cm以上からが持ち帰りの基準だと思っています。しかし、それ以下の魚を持って帰ってしまう人も中には見受けられます。
そんな中で生きている魚たちは段々スレていくことは考えれば当然です。関東での釣りの厳しさが際立っていることがヒシヒシと感じられます。
攻略のし甲斐はある
ここまで関東での渓流釣りが難しいことを書きましたが、攻略ができないという訳ではないです。関東でも普通に釣れる場所はあるし、状況が良ければ数釣りも望めます。
今回の話は、関東渓流は他の渓流に比べて“釣るのが難しい場面が多い”ということです。そのような場面で、どう最初の1匹を釣り上げるか。有名どころでの渓流で釣果が望めない場合、自分はその渓流の支流や沢に赴きます。
地図には載っていない小さな川や沢は意外にもあるもので、そうした場所では釣果が望めます。
引き出しを増やす
後はとにかく釣ることへの引き出しをとにかく増やすこと。これが何よりも大事な気がします。これは関東圏内での渓流釣りに限らず、全ての釣りに言えることです。
自分に関して言えば、テンカラで釣りをしている際に反応が無ければエサ釣りに変えることも良くあります。実際それで釣れたことがあるので、一つのやり方にこだわらないことが釣果を出す道だと考えます。
<泉陽登/TSURINEWSライター>