プロバスケ選手が恩返し 大磯・山北高校にボール寄贈
プロバスケットボールチーム、アルバルク東京で活躍する小酒部泰暉選手とSNSのTikTokの投稿で人気のクリスさんが7月31日に大磯高校を訪問し、集まった同校と山北高校の生徒にバスケットボール40個とシューズ5足を寄贈した。
2人は山北高校在籍時代に現在の同校バスケットボール部顧問の指導を受けており、恩返しをしたいと寄付を申し出た。それぞれ校名が書かれたボール20個ずつが手渡されると、部員らは拍手をしながら喜んでいた。
小酒部選手指導のもと行われた練習では、両校合わせて40人ほどの部員たちが、プロ選手の技術を学ぼうと真剣に取り組んでいた。小酒部選手は「先生方のお陰で今がある。プロで経験していることを還元したい」と話した。
大磯高校の部長・山崎颯来さん(2年)は「小酒部選手に直接指導していただけてプレーの参考になった」と話し、山北高校の部長・沖津圭太さん(同)は「寄贈されたボールを大切に使い、日々努力したい」と意気込んだ。