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撮影スタジオの空気感や80年代のファッションも刺激的『MaXXXinc マキシーン』

SASARU

毎週・木曜日の深夜1時30分から北海道・札幌のエフエムノースウェーブで放送されている、矢武企画制作・映画専門ラジオ番組「キャプテン・ポップコーン」の内容をSASARU movieでも配信!

キャプテン・ポップコーンこと矢武企画が映画の情報はもちろん、映画に関係するまちの情報をお届けします。

キャプテン・ポップコーンは、スマホのアプリやインターネットで聴けるradikoのタイムフリー(無料)と、道外にお住まいの方はradikoのエリアフリー(月額¥385)で放送後1週間以内であれば聴くことができます。
さらに、radikoでこの番組をフォローして頂けると番組放送前に、オンエア通知が届いたり、フォロー欄から、簡単に番組情報やプレゼントキャンペーンの情報、番組ブログへ、アクセスできます!

※この記事では6月12日(木)放送の内容をお届けします。
※公開される映画館名や作品情報は上記日程の放送時点のものになりますのでご留意ください。

【提供】キャプテン・ポップコーン/矢武企画

カツオ節のゆーへい、どきどきっ映画くじ #59

(C)2024 Starmaker Rights LLC. All Right Reserved.

このコーナーは全国大会で大阪府知事賞を受賞した「やぶやぶ節」がインターネットと平岸直売店で好評販売中のカツオ節の富樫政雄商店・ゆーへいさんに映画館での劇場体験、そしてクジで引けなければ観なかったであろう映画を運命的にマッチングするコーナーです。

映画『MaXXXine マキシーン』

『ミッドサマー』(20)などのA24にとって、最大のヒットシリーズとなる『X エックス』(22)、『Pearl パール』(23)に続く最新作。

物語は、実在の連続殺人鬼ナイト・ストーカーの恐怖に包まれた1985年のハリウッドを舞台に、シリーズ1作目『X エックス』(22)で描かれた、テキサスでの猟奇殺人事件から生還し、女優を目指すマキシーンの6年後から始まる。
マキシーンの、ハリウッドスターへの夢が現実になる時が近づく中、連続殺人鬼や、謎の私立探偵、FBIと邪魔をする者たちに立ち向かいながらハリウッドの頂点を目指す姿を描く。

監督・脚本のタイ・ウエストと主人公のミア・ゴスは続投。
80年代のハリウッドの暗黒面をも描く、スターダム・スリラー・エンターテイメントです!

ゆーへい:事前に前作までの『X エックス』、『Pearl パール』を観たので、今作での事件の時系列やマキシーンの人物像がより良く分かりました。前作までと比べ1番サスペンス要素が強い作品で、ハラハラしながらも物語の世界に没頭することができました。また、ハリウッドのスタジオや当時のファッションの再現などの美術的な要素も作品の魅力のひとつだと感じました。

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矢武:日本と海外では“ホラー”のニュアンスの違いがありますよね。

ゆーへい:日本のいわゆる“Jホラー”はじわじわ恐怖を感じますよね。

矢武:映画の中で流れる曲も魅力的でしたよね。

ゆーへい:80年代を感じられる楽曲が映画にマッチしていました。また、映画の内容としてはマキシーンの強さが印象的に描かれていました。劇中にはポルノ映画やホラー映画に対する偏見を示すような描写もありましたが、そうした風潮に夢を持って立ち向かうマキシーンの姿からは、確かな信念が感じられました。

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矢武:現在の映画産業に対するメッセージのようなものも感じましたね。

ゆーへい:どこか昔の映像作品のような雰囲気をまといながらも、現代的なテーマを伝えているという印象がありました。劇中では、マキシーンの関係者が次々と殺されていく展開や、脅しの描写もありつつ、自身がハリウッド女優として強く生きようとする姿が描かれていたのも印象的です。VHSの文化や当時の音楽が随所に散りばめられていて、1980年代の時代背景が鮮明に感じられる作品でした。

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矢武:VHSの話で余談ですが、『サスペリア』(77)の4Kリマスター復刻版VHSが限定500本限定で発売したので購入しましたが、届いたのが“シリアルナンバー1”だったんですよ!!

ゆーへい:それはランダムでたまたま1番だったんですよね?すごい話で鳥肌が立ちました。
映画の内容に話を戻しますが、音楽の使い方がとても繊細だと感じました。当時のメタルやシンセサイザーの音を細かく使うことで、時代の空気感をうまく表現していると感じました。

映画『MaXXXine マキシーン』(R15)はTOHO シネマズ すすきの、イオンシネマ旭川駅前で6月6日(金)から絶賛公開中です!

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