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【個性が光る店主列伝vol.4】~芦屋 自然派デリ『メインディッシュ デリカテッセン』REMAHさん 芦屋市

Kiss

「聞けば聞くほど会いたくなる、話せば話すほど好きになる」。

そんな魅力溢れる店主にスポットを当てた【この人に会いたい!個性が光る店主列伝】。

第4弾は、JR芦屋駅からほど近い自然派デリ『MAINDISH DELICATESSEN(メインディッシュ デリカテッセン)』オーナーのREMAH(レマ)さん。経営者であり、母であり、アーティストでもあります。

アーティストとしての活動や、人と文化芸術を通して地域が安心できる“リアルコミュニティ”への取り組みを取材しました。

お店は2021年にオープンし、今年2月に大原町(芦屋市)に移転したばかり。当初から変わらず、オーガニック食材や地産地消の安心で安全な野菜の販売、有機玄米・白米を使用した食事などを提供しています。

エンターテインメントの本場で活躍

REMAHさんは、ロンドンやロサンゼルス、ニューヨーク、そして東京と、世界のエンターテインメントの本場で楽曲制作やライブ活動を重ね、メジャーデビューも果たした実力派シンガー。

出典:MAINDISH DELICATESSEN

また、自身が出演するエンターテインメントショー「MAINDISH」の音楽・ダンス・舞台セッティング・照明までのトータルプロデュースも手掛けています。

競争の世界で疲弊した心

華やかでキラキラした舞台で活躍しながらも、日々目まぐるしく変化する世界は私たちには想像もできない激しい競争の世界だったそう。

出典:MAINDISH DELICATESSEN

いつしか、このまま戦い続けて高い地位に登り詰めても幸せになれるのかと自分を責めるようになり、全てを捨てて故郷へ帰ってきたのです。

迫力の歌声、久しぶりのライブ

人生の再スタートを切ってからはたくさんの支援者・応援者に助けられ、今度は自分が助けられたことをする番だと決意します。

ステージ前に集中力を高める。この時何を思っていたのでしょうか

オープンしてから進むべき道を実現するべく奮闘し続け、なかなか歌に集中することができなかったそうですが、先日久しぶりにライブを開催。当日は彼女を応援するたくさんの人が集まりました。

生の歌声は何とも言えない心がギュッとなる感覚に

和気あいあいとした雰囲気の中、ステージが始まると普段は見せないアーティストの表情へ。軽快なリズムと迫力の歌声に会場は一気にREMAHさんの世界に引き込まれていきます。

思い出の一品『ジャークチキン』

料理でも定評のある同店の看板商品「ジャマイカン ジャークチキン」。

ランチタイムのメインはジャークチキンのほか10種類から選べます

ジャークチキンとは、スパイスやハーブを鶏肉に漬け込み焼いたジャマイカの家庭料理のこと。実はREMAHさんが作るジャークチキンは企業も注目するほど本格的な味と評判。

近郊の野菜をたっぷり使用、ご飯も選べてこのボリューム!「MAINDISH PLATE(ジャークチキン)」

レシピは、同じ目標を持った仲間たちと共に暮らしたニューヨーク時代にジャマイカ人のルームメイトから教わったもの。

音楽をかけ、一緒に料理をしながらたくさん語り合い、過ごした光景が今でも目に浮かぶほど楽しい記憶。その時のレシピを今でも大切に想い、守っています。

スパイスやハーブはしっかり感じるけれど辛すぎず、家庭料理にありがちな味のブレも一切感じません。世界で暮らし、旅したREMAHさんだからこそ知る本場さながらの味わいはここでしか食べられない気がします。

健康と優しさを届けたい

母親となった今、食事だけでなく、子育て世代の人たちの自立支援にも力を入れ、人と人との心の交流が出来る場所としてお店は存在しています。

ライブが終わるといつも通り明るくお喋り

厳しい世界に身を置いていたからこそ、10倍も100倍も人に寄り添い、共感することができる。「人に甘えてもいいんだよ」と受け入れてくれる。彼女を慕って来るお客さんやスタッフさんは本当にいい笑顔をしていると感じました。

ダンスのワークショップ開催など、子どもも大人も一緒に楽しめる空間が作られています

エンターテイメントと料理を通じて、健康と優しさにプラスして楽しさまで付いてくる不思議な魅力を持つお店。エネルギッシュなREMAHさんと、他とはちょっと違う“非日常”の雰囲気を味わいに行ってくださいね。


場所
メインディッシュデリカテッセン
(芦屋市大原町2-6 ラ・モール芦屋1F 124号)

営業時間
平日 9:30~20:00
金・土・日曜日 9:30~22:00

定休日
月曜日

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