多摩川カレーグランプリ 18店の自慢の味に舌鼓 珈琲丸が2連覇
高津大山街道周辺の飲食店が腕を競う「多摩川カレーグランプリ」が9月29日、多摩川の河川敷BBQ広場横で開催された。9回目の今回、1119票の投票の結果、グランプリに輝いたのは、高津駅そばのコーヒー専門店「珈琲丸」(二子)。昨年に続く2連覇となった。
催しでは、地元店舗が工夫を凝らした自慢の逸品を提供し、カレーを食した来場者が味を比べながら投票する。当日は地域住民ら約5500人が参加し、レジャーシートを敷いてカレーを味わうなど催しを楽しんだ。区の担当者は「今年はスイーツ店の出店もあり、1日楽しめるイベントとして多くの方に来場してもらった」と話す。
珈琲丸の丸山康太さんが提供したのは「シン・キイロイチキンカレー」。初めてグランプリを獲得した昨年とは異なるメニューで、今回はココナッツミルクとヨーグルトを使用した、濃厚だが爽やかな一品で勝負。丸山さんによるとターメリックを生かした黄色のカレーで、8種のスパイスを調合し、香りを引き立たせるように作ったという。
2連覇を受けて丸山さんは「評価して頂き嬉しい。普段は不定期でテイクアウト販売しているのでインスタグラムを見て食べに来てもらえたら」と喜びを語っていた。
2位はコロココデリ
準グランプリは「フライド&バターのダブルチキンカレー」を販売した高津駅そばの総菜・弁当専門店「コロココデリ」が獲得。3位は「出汁キーマカレー(ポーク)」を提供した溝の口駅そばのカフェ「CUR(クル)CUMA(クマ)」だった。