「奈良の食材」と「日本酒」のハーモニーが奏でる極上の味わい【LE UN(ルアン)NIPPONIA HOTEL 奈良 ならまち】
奈良の食材と日本酒のハーモニーが奏でる極上の味わい【LE UN(ルアン)NIPPONIA HOTEL 奈良 ならまち】
奈良県奈良市にある『NIPPONIA HOTEL 奈良 ならまち』。
その土地の古民家をホテルやレストランにリノベーションし、地域創生にひと役買っている。
今回は、酒蔵をリノベーションした素敵なレストラン『ルアン』で日本酒ペアリングコースをいただきました。
デジュネBコース 6500円(税込サ別) ペアリング別
大和からのお愉しみ
前菜は、奈良豊澤酒造の奈良漬けを、パンとクリームチーズで合わせて頂くなど、早くも奈良の食材を堪能。
スモークサーモンとマリネサーモンの二色巻
サーモンをシンプルにマリネし、きゅうりと合わせ湯葉で巻いて仕上げた一品。
お皿の中央には、桜の木のチップで燻製をしたスモークサーモンを。
香りの違いを楽しめる一品。
日本酒は奈良を代表する豊澤酒造のお酒をいただく。
まず最初は「特別純米 山田錦」。
お酒自体に瓜系の香りがあるため、料理との相性が抜群。
スッキリとした飲み口のため、サーモンの脂身とも相性が良くお酒がすすむ。
夏野菜たっぷり!奈良漬けとトウモロコシの冷製スープ
暑い夏にぴったりな冷製スープ。
トマトをベースにセロリや玉ねぎなどを使用したスープ。
また上にはスイカの奈良漬けがあり奈良らしさを感じられる一品。
トウモロコシで作られたパートフィロがいいアクセントに。
こちらに合う日本酒は、奈良豊澤酒造を代表する銘柄の「無上盃」。
暑い夏でもさっぱりの楽しめる!
酸味のあるスープとすっきりとしたお酒の相性は最高。
蒸し魚と和の要素が融合!斬新な一皿
メインのお魚をヴァプール(=蒸し焼き)に。
お魚と共に、透明醤油で火入れをしたアボカドや、奈良県産ヒノヒカリの古代米のチップ、生の山葵を添えをシェフ特製のお出汁を入れていただきます。
フレンチでありながら、わさび茶漬けのような和の要素もお楽しみ頂ける一品。
お料理の磯の香り、魚の旨みと合うお酒は、奈良県産「露葉風」を使った「純米吟醸 豊祝 奈良うるはし」。
日本酒のコクとの相性を楽しむ。
ホロホロ食感!大和ポークのブレゼ
お肉料理「大和ポークのブレゼ」は、大和ポークを白ワインで煮込み、五香粉と呼ばれるスパイスなどを合わせたソースをかけた料理。
ホロホロに仕上がったお肉と、少し癖のあるソースとの相性を楽しめる一品。
「大和真菜」という大和野菜やごほうのフリットも付け合わせに。
最後にいただく日本酒は「純米吟醸 貴仙寿吉兆」。
料理がスパイシーなので、軽めで爽やかな日本酒との組み合わせを楽しむ。
奈良の酒粕とメロンのハーモニー
デザートは「メロンと酒粕」。
筒の中に全てをぎゅっと凝縮したデザート。
1番下には奈良豊澤酒造の酒粕を使ったフロマージュスフレ、上には甘酒でお作りしたアングレーズソース(=カスタードクリーム)を和えたメロン。
周りはメロンのムースで覆われており、みずみずしい仕上がり。
筒を抜くと、全ての層を合わせて見ることができる。
ソースがとろけだす瞬間も必見。
まとめ
日本酒ペアリングはいかがでしたでしょうか?
日本酒は奈良が発祥の地だということはご存知でしたでしょうか?
奈良市にある正曆寺が清酒(日本酒)を創り出したそうですよ。
日本酒の発祥地でいただく、できる限り奈良県産の食材を使用したフレンチのコースは至高。
一皿一皿こだわりが詰まった素敵なコースでした。
日本酒の良さを再認識しに『ルアン』へ。