【インタビュー】北九州下関フェニックス 河野颯太選手
河野颯太選手 インタビュー
河野颯太選手プロフィール
守備位置:内野手生年月日:2000年4月9日身長:173cm体重:75kg右投げ左打ち福岡県飯塚市出身直方高校ー日本ウェルネススポーツ専門学校北九州校ー大分B-リングス
ーーまず、キャプテンとしてのオファーはいつ頃ありましたか?
河野選手: 昨年のフェニックスリーグが終わったあたりに監督から伝えられました。自分でも正直、今季のメンバーでは自分しかいないかなと思っていました。キャプテンとしてチームを優勝に導けば、それがNPB入りに近づくことにも繋がるんじゃないかと考え、心の準備はしていました。
ーー昨シーズンを振り返っていかがでしたか?
河野選手: 昨シーズンは、成績的にもうまくいき過ぎた感はあります。打撃が大きく変わり、率も残せるようになり自信を持てるようになりました。
ーーこのオフはどのように過ごしましたか?
河野選手: オフはひたすらバットを振り込みました。開幕に向けて、準備は万全でした。
ーー今季の開幕戦(3月15日)では逆転勝ちという結果になりましたが、キャプテンとして試合をどう感じていますか?
河野選手: 初回に4点を取られたのは、隙が多かったからだと思います。5回にベンチに選手を集めて「ここで負けてしまうと優勝を目指すこともできないので、しっかりと集中してやろう!」とみんなを鼓舞しました。そのおかげで逆転できたので、結果としてはいいゲームができたなと思っています。
ーー開幕戦では昨シーズンとは異なる「1番・ショート」でした。
河野選手: 今シーズンショートを守ることは決まっており、心の準備をして練習していたので、迷いなく開幕戦を迎え、楽しくプレーできました。1番という打順もオフに言われていたので、昨年1番を打った中田さんの成績を超えようという気持ちで臨んでいます。
ーー河野選手ご自身の成績についてはいかがでしたか?
河野選手: 5打数3安打という結果でしたが、ヒットが出たのは運が良かっただけで、個人的には満足していません。次の火の国サラマンダーズ戦ではいい当たりが打てるように取り組んでいます。
ーー今季、キャプテンとして意識していることはありますか?
河野選手: キャプテンとしては、チームをしっかり見ないといけない立場です。今季は若手が多いので、特にコミュニケーションをよく取るようにしていて、毎日意識的に声をかけています。
ーー今季から新しくフェニックスに加わった選手とはどのようなコミュニケーションを取っていますか?
河野選手: 試合の「入り」のこと、練習でやらないことが試合では発揮できないということ、左バッターとしてピッチャーに対してどのようにアプローチをかけるか、などバッティングに関しては野手同士でよく話し合っています。
ーー今年のフェニックスはどんな雰囲気ですか?
河野選手: 若い選手が多くなり、活気があり明るい雰囲気です。一方で、緊張感に欠ける部分があるので、僕がしっかりと引き締めながら、緊張感を持たせるようにしています。
ーー今シーズンの選手としての目標をお聞かせください。
河野選手:打撃では昨年中田選手が達成した打率(.436)を超えたいと思っています。守備ではエラーを減らし、0に使づけたいですね。力を入れたいのは盗塁で、今年は40個を目指しています。そして、今年こそは何が何でもNPB行きを絶対に達成したいです。
ーーNPB入りに向けて、足りない部分や課題を感じている点はありますか?
河野選手: バッティングは力負けしている部分が多かったですし、守備や走塁も含めて、昨年の成績ではNPBには届かないと思っています。今季はもっと上を目指し、その壁を越えればNPBにもっと近づけると思っています。
ーー最後に、今シーズンの意気込みをお願いします。
河野選手: 今年はリーグ2連覇、そして日本一を目指して全員で頑張ります。個人としては、NPBに絶対に支配下で行くという気持ちで取り組んでいます。