新潟県上越市の中川幹太市長への辞職勧告決議が賛成多数で可決される
辞職勧告決議で起立(賛成)する市議(オンライン中継より)
7月19日に開催された第5回上越市議会臨時会で、新潟県上越市の中川幹太市長から提案されていた給料5か月分(7月から11月分)全額カット案は、賛成なしで否決された。
一方、中川市長に対する辞職勧告決議は、賛成多数で可決された。なお、勧告である以上、あくまで自発的な辞職を促すもので、法的拘束力はなく、たとえ勧告に従わず辞職しなくても法律上の問題はない。
中川市長は、今年6月議会での高卒者への学歴差別発言で問題になっているほか、以前にも高田・直江津商店街に対する不適切発言、上越市内の私立高校2校に対する不適切発言が問題になっていた。
記者会見する新潟県上越市の中川幹太市長(2024年7月8日、上越市役所提供)
【関連記事】
【7月から5か月全額カット】新潟県上越市の中川幹太市長が高卒者への学歴差別発言受け、給与カットを発表 7月19日に臨時議会を開催へ(2024年7月8日)