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ここは英国?いいえ、群馬です スコットランドから〝運んできた〟古城が凄すぎる

Jタウンネット

サンポウのプレスリリースより

先日、X上である古城が話題になった。


【画像】雪のロックハート城ほか、3枚


石造りの外壁、伸びる尖塔。

「英国のどこかの城だろう」と思うかもしれないが、実はそうではない。

この城は群馬県吾妻郡高山村にあり、多くの観光客を集めている「ロックハート城」だ。この建物は、英国スコットランドから移築したという。読者はご存じだろうか?

X上にはこんな声も飛び交っている。

「群馬・ロックハート城、スコットランドにあった城を移築したらしい、凄すぎる!?」 「イギリスから日本への移築計画の発端が津川雅彦さんなのが面白い」 「『翔んで埼玉』の東京の学校のシーンにこれ出てきて......」 「仮面ライダーやスーパー戦隊などの特撮ヒーロー作品のロケ地として何度も使われている場所ですね」 「施設内にロケ地になった作品と出演者のサインコーナーがあるんですが 本当にいろんな作品で使われててビックリします」

なんだかドラマチックなエピソードがありそうな城だ。その歴史を、たどってみよう。

英国エディンバラ近郊から群馬県高山村へ

ロックハート城は、もとは1829年、ウィリアム・ロックハート伯爵によって、英国エディンバラの南西50キロに建てられた建物だった。

英国での名称は「ミルトン・ロックハート・ハウス(Milton Lockhart House)」。

約3200トンの砂岩からなる地上3階、地下1階の邸宅だ。

1829年英国スコットランドでのロックハート城(サンポウのプレスリリースより)

この建物に惚れ込み、私費で買収したのが、俳優の故・津川雅彦氏。

1988年、30個のコンテナでシベリア鉄道を経由し、日本に運ばれたという。その後、紆余曲折があり、1993年に復元されたのがロックハート城だ。

津川氏と現ロックハート城オーナー・平井良明氏(サンポウ代表取締役社長)の夢のリレーにより完成したものだという。

建物を移してきただけでなく、石造りの教会やギャラリーショップ・レストランで中世の町並みを再現。

お城および教会では結婚式を挙げることも可能で、「恋人の聖地」にも選定されている。

ところで、このロックハート城がリニューアルし、2025年4月6日(城の日)にオープンするという。

32周年を記念する「彩再建」と称しているが、そのポイントは次の3つだ。

1.スコットランドの古城が醸し出す世界観と体験の深化 2.撮影スポットの充実 3.英国スタイルのペットエリアの新設

小説「シャーロックホームズ」の世界観を再現した部屋や、ロックハート城の歴史と物語が息づく「ロックハートミニシアター」、また愛犬と共にくつろげるカフェレストランなど、趣向を凝らした新施設が登場する予定。

写真映えするスポットをより一層充実させ、ウエディングやロケ撮影などにもますます活用されることだろう。

英国スタイルの紅茶を飲みながら、群馬県でスコットランドの古城の雰囲気に浸るのもいいかもしれない。

ロックハート城

所在地:〒377-0702 群馬県吾妻郡高山村5583-1 アクセス:【車】関越自動車道・練馬ICより約100分、新潟ICより約150分、沼田IC下車約20分、【電車】JR上越新幹線「上毛高原駅」よりタクシーで約20分、JR上越線「沼田駅」よりタクシーで約15分 入場料:大人1300円、中高生1100円、4才~小学生600円 公式サイト:https://lockheart.info/ 公式インスタグラム:https://www.instagram.com/lockheart_castle/

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