家から見えた〝映画のようなワンシーン〟に3.3万人圧倒される 「君の名は。みたい」「ロマンでしかない」
自宅から見えたという神秘的すぎる光景が、X上で大きな注目を浴びている。
星をメインに撮影しているXユーザー・けー(@kstj1973)さんが2025年6月9日に投稿したのは、ごくありふれた市街地を写した1枚。
しかし、その空はうっすらオレンジがかって美しく、何よりもそこには空を切り裂くように尾を引く彗星が。
「自宅から彗星見えたのは初めてで、鳥肌立ちました」
けーさんがそう呟きながら投稿したポストには、X上で3万3000件以上のいいね(11日夕時点)のほか、
「ロマンでしかない」 「めちゃくちゃ鮮明。なんなら映画のワンシーンみたいな写真」 「空に穴が開いてるみたい、綺麗」 「君の名は。みたい」 「Sparkleが脳内で流れてキタ」
など、その光景に圧倒されたユーザーからの声が数多く寄せられている。
こんなにハッキリと見えるなんて、なんてラッキーなんだ! まさに奇跡の瞬間! しかも自宅からだなんて、幸運すぎる!
Jタウンネット記者は10日、投稿写真についてけーさんに話を聞いた。
ずっと機を窺っていた
けーさんが彗星をカメラに収めたのは2024年10月13日のこと。
当時、紫金山・アトラス彗星が地球に接近しており、とても明るく見えるという情報を得ていたけーさんは、撮影できるタイミングをずっと狙っていた。
「日常の景色の中に巨大な彗星が現れるという現実離れした様子を収めたいと思っていました」(けーさん)
しかし、前日の10月12日には、同じ場所から狙っていたものの見つけることができなかった。
そのため翌13日も半ば諦めかけていたのだが、試し撮りしたカメラに美しい尾をひいた彗星が写りこんだという。
「カメラを始めてから、こんなに尾の長い美しい彗星を初めて見ました。撮れたものを確認した時は、感動のあまり鳥肌が立ちました」(けーさん)
大宇宙の神秘とロマンを感じられる見事な彗星。けーさんは24年10月、紫金山・アトラス彗星を追いかけていたそうで、自身のアカウントで様々な場所での写真を紹介している。
一生に一度だったこのチャンス。けーさんは存分に楽しんだようだ。
次に彗星が近づくチャンスには、皆さんもその〝尻尾〟を追いかけてみては?