安さが爆発しすぎている「トップバリュの冷凍たこ焼き」を食べてみた正直な感想
不思議なもので食べれば食べるほど たこ焼きに沼っている。十人十色という言葉があるようにたこ焼きにもいろいろ。出すメーカーが違えば、中身も変わってくるからおもしろい。
たこ焼きっていう くくり はデカいんだなと実感する最近だが、ここにきて試さずにはいられないものを買ってみた。超大手・イオングループのプライベートブランド「トップバリュ」である。
全国で幅広く食べられていると言っても過言じゃないトップバリュの商品。リーズナブルなのはご存じだと思われるが、たこ焼きもまぁ安かった。
なにせ20個400gで278円。1個あたり14円以下とこれまでに食べたなかで一番安さが爆発しているかもしれない。ちなみに記憶が正しければ「激安スーパーのオーケーで14円ちょい」あたりが次に安いラインだったような気がする。
それにしても1個14円……そうなってくると安かろう悪かろう……と思わず言いたくなるところだが、令和の時代においてそれはもはや死語!
こういうのも、まずはサイズ!
1個あたり20gとたこ焼きの世界において、決して小さいなんてことはないのだ。むしろよくある通常サイズでTHE・普通!
それじゃアレだ。サイズが普通ならきっと味が……
なんて思う人もいるかもだが、これまたそうじゃない。現に何もつけずにそのまま食べてみたところ、だし系のフワトロでソースやマヨ抜きでもウマい! だしがしっかりしているから本来の味でも戦えている!!
でもって、それで終わりじゃないのがトップバリュのたこ焼きである。そう、よく味わって食べると……
主役のタコがかなり歯応えあってコリコリしているから他と差別化が図れているのだ。個体差があるかもと思ったものの、高確率でコリコリしていたから“狙ってやってる”と言っていいかもしれない。
タコの食感で好みは分かれるだろうが、個人的にはかなり好印象。とにかく、やりたいことがハッキリしていてよかった。
ソースやマヨをつけたらもっと美味しくなるのは当然のこと。トップバリュの冷凍たこ焼きはかなり自在に、そして美味しく食べられるタイプであった。薄味じゃないと無理な人以外なら幅広く受け入れられそう。
この完成度で値段も安いのだからストックしている人も多いだろう。今さら気づいてしまったのかもしれないがこれはアリ。これまで好んでいたわりと固めのたこ焼き以外もいいなと思ってしまった。
参考リンク:トップバリュ
執筆:原田たかし
Photo:RocketNews24.