茅ヶ崎市、寒川町 9月補正予算案を計上
茅ヶ崎市と寒川町はそれぞれ、各議会に9月補正予算案を提出した。茅ヶ崎市の補正後の総額は1698億9261万4千円。寒川町の補正後の総額は327億4212万3千円。
茅ヶ崎市
茅ヶ崎市は8月30日開会の第3回茅ヶ崎市議会定例会に、補正予算案を含め13議案を提出した。一般会計補正予算は5億8510万4千円で、補正後の一般会計総額は964億329万9千円。
最も補正額が大きかったのは予防接種事業費。新型コロナウイルス感染症予防接種の、B類疾病の定期接種として実施する委託料や負担金補助、交付金の増額に4億7023万5千円。
次いで、市内保育園の環境整備と利便性向上のため、業務のICT化等を推進することに伴い、パソコンやタブレットなどの購入と通信費等の(民間保育園と小規模保育事業所には補助金として)民間保育所運営補助事業費に2955万円、保育園業務管理経費に1361万9千円、地域型保育運営補助事業費に1275万円を計上した。
寒川町
寒川町は、8月27日に開会した町議会第1回定例会9月会議に、補正予算案など15議案を提出した。一般会計補正予算は18億2339万3千円で、補正後の一般会計総額は202億7561万3千円となる。
補正予算案には、寒川町商工会の西側に隣接する土地の購入費などに1億3千万円、産後ケア事業の実績が見込みを上回っていることによる事業費の増加として229万円、町道宮山70号線他6路線の改良工事などに1億6643万5千円などを計上。学校関係では、一之宮小学校のトイレタイル改修や不当な要求等への対策につなげるための通話録音装置の小中学校全校への購入費などを計上した。