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THE RIVER AWARD2024 ランキング結果発表 ─ みんなで決めた年間ベスト映画トップ20

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これをチェックしなきゃ、新年は迎えられないぜ!

年末恒例、THE RIVER AWARDの発表だ!海外ポップカルチャー専門メディアのTHE RIVER読者が選ぶ、その年のベスト作品ランキングがついに完成した。

大作映画から注目作まで、果たして今年最も支持された映画とは?みなさまからお寄せいただいたアツいコメント共にランキング形式で大発表。「わかるわかる!」と頷くコメントや、「観てなかった映画だけど、そんなに素晴らしいんだ!」と出会いに繋がるコメントも。

興行収入や動員数では計ることのできない、THE RIVER読者が本当に愛した真の人気ランキング。トップ20からカウントダウン!

※投票期間:2024年12月18日(水)〜30日(月)
投票数:434人
投票方法:オンライン。1人3作に投票。うち1作には2ポイント、残り2作には1ポイントずつ。
カッコ内は日本公開日。

第20位 ゴジラxコング 新たなる帝国 ( 4/26 ) 24pt.

© 2024 Legendary and Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved.

© 2024 Legendary and Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved.

怪獣と人類が共生していく中、未確認生物特務機関「モナーク」が異常なシグナルを察知する。やがてゴジラの「地上世界」とコングの「地下空洞」が交錯、ついに出現した未知なる脅威とゴジラ、コング、そして人類は対峙する。

「愛すべき脳筋映画! 主役のコングの演技や表情! そして、ヒールからベビーまで役者の揃った怪獣プロレスもご堪能あれ! 脳味噌カラッポにして楽しめます!」(ボロロボ さん)

「新しい怪獣、新しいゴジラの形態、新しいコングの武器等、新しい事尽くめの怪獣お祭り映画です!」(イシケン さん)

「コロッセオで寝るゴジラは最高に可愛い」(EY さん)

第19位 インサイド・ヘッド2 ( 8/1 ) 25pt.

(C)2024 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

(C)2024 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

子どもの頃から見守ってきた頭の中の感情・ヨロコビたち。ある日、高校入学という人生の転機を控えたライリーの中に、シンパイ率いる〈大人の感情〉たちが現れる。「ライリーの将来のために、あなたたちはもう必要ない」― シンパイたちの暴走により、追放されるヨロコビたち。巻き起こる“感情の嵐”の中で自分らしさを失っていくライリーを救うカギは、広大な世界の奥底に眠る“ある記憶”に隠されていた…。

「冒頭からワクワクするシーンで心を掴まれ、ラストの結末は心温まる展開でした。誰にでも思春期はシンパイが故に自分を壊してしまうことたくさんあったと思います。今思い出しても苦しい黒歴史。その全てを救ってくれるような、過去の自分を慰めてくれるようなそんな素晴らしい映画でした。」(T さん)

「良いものも嫌なものも含めて、色んな感情や思い出が今の自分を支えていると思うと、とても感慨深い気持ちになります。1作目も傑作でしたが、それに負けない良い続編でした。」(ロッキーJ さん)

「一作目の時と違い、いま自分にも子供がいますが、彼らがこれから体験するのかなぁという親の視点と、かろうじて覚えてる自分の思春期との、両面を重ね合わせて映画を観ることができた気がします。 そのふたつの体感の交差点みたいなものに立つことになった故にクライマックスにとても感動できました。すごく温かな気持ちになった素晴らしい作品です。」(ローレライ さん)

第17位(同率)  ツイスターズ ( 8/1 ) 26pt.

(c) 2024 UNIVERSAL STUDIOS,WARNER BROS.ENT.& AMBLIN ENTERTAINMENT,INC.

(c) 2024 UNIVERSAL STUDIOS,WARNER BROS.ENT.& AMBLIN ENTERTAINMENT,INC.

それぞれに事情を抱えた気象専門家の寄せ集めチーム。彼らは、次々と発生する容赦ない破壊を繰り返す巨大竜巻の脅威に立ち向かっていく。

「イヤ〜な奴に見せかけ実はナイスガイで奥手なグレパ、惚れる!」(taku3 さん)

「特に4DXが最高だった。子ども達もこの作品をきっかけに4DXにハマり、家族で映画を観る機会を増やしてくれた本作には感謝しかない。」(カレーうどんに福神漬けを入れる会代表 さん)

「日本は台風やバックビルディング現象(線状降水帯と呼ばれる事も)等、数々の低気圧による自然災害に苦しめられています。もしも、現実世界で彼女たちのような実験が実を結んだらと考えたら、描かれた物語に対してのワクワクが止まりませんでした。今年1番と言いたい程に、エンタメ性としても、将来への期待的な側面でも、災害大国の日本人としても、あらゆる側面から素晴らしい作品だったと思います。」(柳島蒼機 さん)

第17位(同率)異人たち ( 4/19 ) 26pt.

(C)2023 20th Century Studios. All Rights Reserved.

(C)2023 20th Century Studios. All Rights Reserved.

ロンドンのタワーマンションで暮らすアダムは、12歳の時に交通事故で両親を亡くした40代の脚本家。それ以来、孤独な人生を歩んできた彼は、在りし日の両親の思い出に基づく脚本に取り組んでいる。そして幼少期を過ごした郊外の家を訪ねると、そこには30年前に他界した父と母が当時のままの姿で住んでいた。その後、アダムは足繁く実家に通って心満たされるひとときに浸る一方、同じマンションの住人である謎めいた青年ハリーと恋に落ちていく。しかし、その夢のような愛おしい日々は永遠には続かなかった……。

「日本作家の名作を極めて個人的な作品へと大胆に作り変えて見せた名作!孤独や愛についてを真摯に描き切った作品でもあり、今をときめくポール・メスカル、アンドリュー・スコットら俳優陣の卓越した演技合戦が堪りませんでした。」(サノスケ さん)

「愛と孤独、寂しさと郷愁を感じさせる作品。見に行ってよかった。」(ヌァーーン さん)

「とても個人的に心に残る映画、まるで現実の自分の記憶に入り込んでくるような映画でした。映像も美しかったです。」(K さん)

第16位  関心領域 ( 5/24 ) 30pt.

© Two Wolves Films Limited, Extreme Emotions BIS Limited, Soft Money LLC and Channel Four Television Corporation 2023. All Rights Reserved.

© Two Wolves Films Limited, Extreme Emotions BIS Limited, Soft Money LLC and Channel Four Television Corporation 2023. All Rights Reserved.

マーティン・エイミスの同名小説を、『アンダー・ザ・スキン 種の捕食』で映画ファンを唸らせた英国の鬼才ジョナサン・グレイザー監督が映画化。スクリーンに映し出されるのは、どこにでもある穏やかな日常。しかし、壁ひとつ隔てたアウシュビッツ収容所の存在が、音、建物からあがる煙、家族の交わすなにげない会話や視線、そして気配から着実に伝わってくる。その時に観客が感じるのは恐怖か、不安か、それとも無関心か? 壁を隔てたふたつの世界にどんな違いがあるのか?平和に暮らす家族と彼らにはどんな違いがあるのか?そして、あなたと彼らの違いは?

「「表現しないことで伝える」という表現方法を見せつけられた。とても美しい景色にある違和感、不気味さ、残忍さ…。原作小説も読みました」(ててとん さん)

「「音」がこれほど怖いと思った作品はないかも?映像と音のギャップに潜む恐ろしい現実を、観る側の想像力でじわじわと怖さを増させていく良作。」(Last Cowboy さん)

「早く席を立ちたい逃げ出したいと思わせられる音作りにハッとさせられた。不快な音に、逃げたいのに椅子に縫い止められて動けない感覚になったエンドロールは初めてだった。一見の価値あり。」(マルカ さん)

第15位  ヴェノム:ザ・ラストダンス ( 11/1 ) 31pt.

<俺たち2人>でいることが、世界を破滅に導く。ヴェノムに隠された秘密を知る、無の神にして世界の破壊者ヌルが、2人を分かつ最大最凶の敵として登場!シリーズ最大スケールで描かれる2人の決死の逃亡劇と、ヴェノムの秘密を狙って容赦なく立ちはだかる最強の敵、シンビオートの創造主ヌルとの壮絶な戦い。「あいつは相棒なんだ」「エディ、最期まで一緒だ」
あたり一面が火の海と化すほどのラストの死闘の末に、<俺たち>2人が迎える最終章(ラストダンス)とは・・。

「三部作のラストに相応しい見事なラストダンスでした。エディとヴェノムの愛の物語、一生忘れません。いつかまたどこかで会えたら嬉しいな。」(paradisekixx さん)

「ヴェノムとエディの最後の冒険がまじで最高に楽しめたしラストは泣いてしまいました。」(オタルボン さん)

「ヴェノム!!!終わらないよね!!!?」(けんさん さん)

第14位 クレイヴン・ザ・ハンター ( 12/13 ) 32pt.

MARVEL and all related character names: © & TM 2024 MARVEL

MARVEL and all related character names: © & TM 2024 MARVEL

狩猟中に巨大なライオンに襲われたことで、「百獣の王」の力を宿した獰猛なハンターと化したクレイヴン。彼はやがて、裏社会に君臨する冷酷な殺戮者である父親と対峙していく。

「ストーリーもSSUの存続の行方も、とりあえず置いておいて、アーロン・テイラー=ジョンソンの肉体、アクション、男も憧れる色気を1度で良いから体験してください!」(4DAD さん)

「序盤の脱獄のシーンからアクションが素晴らしい。ライノとクレイヴンの戦闘シーンの切り返しと引きのカットがクレイヴンのカッコよさを最大限に引き出していました。今SSUシリーズの評判や興行収入が厳しい中、上映をしてくれたことに感謝したいです。これからもクレイヴンを含めSSUのキャラクターを応援しています。お願いです!続いてください!」(T さん)

「今までのソニー(SSU)作品で1番良かったです。演者はみんなハマり役だし主役のアーロンのアクションも良く、続きが気になる終わり方でした。SSUがこれで終わらないことを願うばかり…」(もも さん)

第13位  ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ ( 10/11 ) 35pt.

(c) & TM DC (c) 2024 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved. IMAX(R) is a registered trademark of IMAX Corporation. Dolby Cinema is a registered trademark of Dolby Laboratories

(c) & TM DC (c) 2024 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved. IMAX(R) is a registered trademark of IMAX Corporation. Dolby Cinema is a registered trademark of Dolby Laboratories

5人を殺害し勾留中のアーサー・フレック。ある日、音楽療法のプログラムを受けていた彼は、そこで謎めいた女性リーと出会う。彼女との交流をきっかけに、アーサーの中で抑え込まれていた狂気が再び暴走を始める。

「あまりにも美しくて破滅的なエンディング。ジョーカーという題材を使ってこんなことができるんだ、してよかったんだと、ここ数年でいちばんの衝撃を受けた。素晴らしい作品だ。」(ほーだい さん)

「批判も多い作品だが、自分としては1と同じくらい大好き。そもそもミュージカル映画が好きだ、ということもありますが。今回もホアキンの演技は素晴らしく、またそれと同じくらいレディ・ガガの演技が良かった。結局のところ、人々の思う「悪のカリスマ」は存在し続けられず、必ず報いは受ける、ということを冷たく真摯にさらけ出した素晴らしい映画だった。」(CharonCrypto さん)

「観客は現実に帰って自分の人生を生きろと強く訴えるような衝撃的なラストでした。世間の評価はあまり高くなかった本作ですが、個人的に余韻に残りすぎて一週間経っても忘れられず二回目を観に行ったくらいに今年最高の映画です。」(美桜 さん)

第12位 レッド・ワン ( 11/8 ) 39pt.

© Amazon Content Services LLC

© Amazon Content Services LLC

クリスマスイブの前夜、コードネーム「レッド・ワン」ことサンタクロースが誘拐される。サンタクロース護衛隊長のカラムは、子供たちの大切なクリスマスを守るため、サンタクロースの救出に乗り出す。

「めっっっっちゃ面白い。2024年クリスマス大本命。ハイテクなサンタの世界でサンタの親衛隊がムキムキのドウェイン・ジョンソン、そしてタッグを組むクリエヴァ。アクション、コメディ、ファンタジー全部が混ざってて大好き。敵がスノーマンだったり兵器がスノードームなのも面白い。」(TMK さん)

「大人たちが大真面目にクリスマスの行方を心配してることが、面白くないわけがない。時に賢く、時に無理矢理で、クスッとする小ネタもありつつ。クリスマスという『大人と子どもが接する一年の中でも大切な時間』に、きちんと向き合っていて、人それぞれのクリスマスを大事にしようというほっこりする部分も好きです。私もガルシアに強めのふわふわハグをしてもらいたい…!」(みつ さん)

「ファンタジーであり、現実にもあってもおかしくないと思えるようなギリギリのラインを攻めている様が実に見事で、これぞクリスマス映画!と言えるような、ワクワクが各所何度も何度も押し寄せてきます。例年クリスマス映画は沢山沢山ありますが、2024年を締めるクリスマスがこれでよかった、と思える大人も子供も楽しめる素敵な作品でした。」(paradisekixx さん)

第11位 ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ ( 6/21 ) 42pt.

Seacia Pavao / © 2024 FOCUS FEATURES LLC

Seacia Pavao / © 2024 FOCUS FEATURES LLC

舞台は1970年、ボストン近郊にある名門バートン校。誰もが家族の待つ家に帰り、クリスマスと新年を過ごす。しかし、留まらざるを得ない者もいた。孤独な彼らにはそれぞれに他者に心を開かない理由がある。雪に閉ざされた学校で、反発し合いながらも、彼らの関係は少しずつ変化してゆく 。

「あらすじや感想で面白さを表現するのがとても難しい作品です、とにかく観てほしい!ひとつひとつのセリフやシーンがとても丁寧に作られていて、観終わった後になんていい映画を観たんだ…!という静かな感動に包まれる名作です!」(EY さん)

「曲者3人組がゆっくりと心を通わせる、暖かさと寂しさが合わさった素敵な映画でした」(ててとん さん)

「こんなにも「映画の登場人物をよく知れた」という感想を持つことが、これまであっただろうか…そう思わされる作品でした。ホールドオーバーズは魂が共鳴し合う映画だと思います。すごく深いところに刺さる映画ですが、シンプルに鋭いジョークや毒の吐き方など、言葉のセンスで笑わせてもらえるところも最高でした。」(あずき さん)

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第10位 哀れなるものたち ( 1/26 ) 48pt.

©2023 20th Century Studios. All Rights Reserved.

©2023 20th Century Studios. All Rights Reserved.

風変わりな天才外科医、ゴッドウィン(ウィレム・デフォー)の手によって死から蘇った若き女性、ベラ(エマ・ストーン)は、世界を知るために、ダンカン(マーク・ラファロ)と共に大陸横断の冒険の旅に出る。時代の偏見から解き放たれ、真の自由と平等を知ったベラは驚くべき成長を遂げる。

「一人の女性が父権的社会の支配から脱して、自身の意思で自由を獲得しながら自立していくベラの生き様は現代の多くの女性へのエンパワーメントになりうる強さがあった。」(くまねこさん さん)

「見たこともないヒロインを造形したエマ・ストーンと情けないマーク・ラファロが良い。セックスや書物を通じて進化していく過程が面白い。」(t.w さん)

「哀れなるものとは果たして誰を指しているのか。グロテスクで性描写盛り沢山な今作を観たあと、原題であるPoor Thingsとは何か考えさせられる。傑作だ!」(あくせる さん)

「男として生きる上での醜さをまざまざと突きつけられて大いに反省させられました。」(うらゆ さん)

「衣装、大道具、小道具に至るまで「その世界観」が完成されている。これを観る、浸るだけで十分に作品価値はある。」(もっちゃJJF さん)

第8位(同率 ) グラディエーターII 英雄を呼ぶ声 ( 11/15 ) 51pt.

©2024 PARAMOUNT PICTURES.

©2024 PARAMOUNT PICTURES.

ローマ帝国が栄華を誇った時代――。
平穏な暮らしを送っていたルシアス(ポール・メスカル)は、将軍アカシウス(ペドロ・パスカル)率いるローマ帝国軍の侵攻により愛する妻を殺され、捕虜として拘束されてしまう。すべてを失いアカシウスへの復讐を胸に誓ったルシアスは、謎の奴隷商人・マクリヌス(デンゼル・ワシントン)に買われ、ローマへと赴くことに。そこで剣闘士《グラディエーター》となった彼は、復讐心を胸に、力のみが物を言うコロセウム《円形闘技場》で待ち受ける戦いへと踏み出していく――。

「とにかく最高!こんなに時がたってるのに続編でここまで感動したの初めてかも」(Riu さん)

「欲望と血に塗れる148分。王道の復讐譚と写実的な描写の融合が、複雑ながらも決して揺らぐことのない社会の本質を描き出す。全編通してリドリースコットのエネルギーを感じ、巨匠という言葉を遥かに超えたその存在感にただただ圧倒される。」(しん(麿おぢ) さん)

「現代の映画技術が凝縮された最高傑作。前作が序章にも思える濃厚で熱いストーリー。ポールメスカルの肉体美、アクションも見所満載!」(しゅがー さん)

「伝説的作品の正統続編!王道エンターテイメントのDNAを引き継ぎつつも、新しい切り口で楽しめる作風に映画の娯楽としての可能性を再び感じさせてくれました!」(サノスケ さん)

「俳優陣の熱演(特にマクリヌスとゲタ&カラカラ帝)に目を奪われる。戦闘シーンのスケール感も圧倒的で、スクリーンで観なけりゃ勿体ない。前作を想起させる場面では、リアルに経過した時間も相まってエモーショナルな気持ちになりました。」(BNJ さん)

第8位(同率) ロボット・ドリームズ ( 11/8 ) 51pt.

© 2023 Arcadia Motion Pictures S.L., Lokiz Films A.I.E., Noodles Production SARL, Les Films du Worso SARL

© 2023 Arcadia Motion Pictures S.L., Lokiz Films A.I.E., Noodles Production SARL, Les Films du Worso SARL

大都会ニューヨーク。ひとりぼっちのドッグは、孤独感に押しつぶされそうになっていた。そんな物憂げな夜、ドッグはふと目にしたテレビCMに心を動かされる。
数日後、ドッグの元に届けられた大きな箱―― それは友達ロボットだった。セントラルパーク、エンパイアステートビル、クイーンズボロ橋……ニューヨークの名所を巡りながら、深い友情を育んでいくドッグとロボット。ふたりの世界はリズミカルに色づき、輝きを増していく。
しかし、夏の終わり、海水浴を楽しんだ帰りにロボットが錆びて動けなくなり、ビーチも翌夏まで閉鎖されてしまう。離れ離れになったドッグとロボットは、再会を心待ちにしながら、それぞれの時を過ごす。やがてまた巡りくる夏。ふたりを待ち受ける結末とは―― 。

「今年一番泣きました!」(SHIHO さん)

「めちゃくちゃ泣いた。」(ヌァーーン さん)

「ロボットが見る夢が本当に切なすぎたし彼らが選んだ結末に涙が止まりませんでした。」(御水様 さん)

「長年聴き続けてる「SEPTEMBER」にあんな泣かされるとは…!もっともっとたくさんの人に観ていただきたい作品です!(でも、今のように知る人ぞ知る中での大ヒットくらいで、しめしめ、と感じていたい自分もいます笑 さん)」(ローレライ さん)

「シンプルなアニメーションにセリフ無しでここまで感動させられる作品は初めて!まさかSeptemberで泣かされる日が来るとは...」(リョウヘイ さん)

「5歳の娘と鑑賞し、思い出深い作品となりました。思い合うふたりの関係に彼女なりに心を動かされたようでした。40代の私にはもちろん全てが身に覚えのある気持ち。世代を超えて心に響く素晴らしい作品でした。(しお さん)

第7位 エイリアン:ロムルス ( 9/6 ) 68pt.

(c)2024 20th Century Studios. All Rights Reserved.

(c)2024 20th Century Studios. All Rights Reserved.

人生の行き場を失った6人の若者たちが、生きる希望を求めて足を踏み入れた宇宙ステーション“ロムルス”。だが、そこで彼らを待っていたのは、恐怖と言う名の絶望──寄生した人間の胸を突き破り、異常な速さで進化する“エイリアン”だった。その血液はすべての物質を溶かすほどの酸性のため、攻撃は不可能…。宇宙最強にして最恐の生命体から、彼らは逃げ切れるのか?

「過去作のオマージュもあり、新規ファンも楽しめる超親切設計なのに、最後までヒヤヒヤする展開だったし、SFホラーとして最高に楽しめた!」(アタック さん)

「エイリアン1作目2作目の世界観を忠実に再現し、エイリアンシリーズのレガシーに対する強烈な愛とリスペクトを感じました。無重力のシーンがすごく良かった!困り顔のアンドロイドも斬新でした。」(わっふる さん)

「ホラーモンスターでありながら、長いことアイコンとして消費され続けているエイリアン。今更怖いわけないと思いきや、とんでもないバケモノが出てきて腰を抜かしました。CGじゃない怪物たちの存在感も抜群!正月に配信されるというので早速見直したいと思います。」(わなおとこ さん)

「停滞していたシリーズに、見事に風穴を開けた素晴らしい一作でした!掴みは完璧で、クライマックスは本当にブチ上がりました!まだまだエイリアンシリーズは死んでいないと証明した作品でした!」(ワタルン・スカイウォーカー さん)

「個人的なシリーズ最高傑作でありスペースホラーの最高傑作であるエイリアン1作目に匹敵する傑作だと思います。近年の映画ではあまり感じなくなっていたスリリングさがあり、若者の危なったしさや感情で行動する危険さが現れてて共感できました。大画面で最高の映画体験をできて感無量。」(スーパーアバターミッション さん)

第6位 フォールガイ ( 8/16 ) 73pt.

©2023 UNIVERSAL STUDIOS. ALL Rights Reserved.

©2023 UNIVERSAL STUDIOS. ALL Rights Reserved.

大ケガを負い、一線を退いていたスタントマン=コルト。愛する元カノの初監督作で久々に現場復帰するが、主演が突如失踪してしまう!行方不明のスターの謎を追ううちに、コルトは危険な陰謀に巻き込まれることに…彼は己のスタントスキルで、この危機を突破できるのか!?

「マジで今まで見た中で一番の映画って言ってもいい。ロマンス・コメディ・アクション・SF全ての要素が含まれている最強映画。選曲センスも神ってるからシーンによりめり込める。マジでこの映画は見ないと損する。」(Pikari さん)

「映画好きによる映画好きのためのエンタメ作品!要所要所に小ネタが入ってるのが良かった。『ラ・ラ・ランド』とは異なったワイルドでかっこいいライアン・ゴズリングを見れる!」(しゅがー さん)

「キャスト陣・制作陣、内容もさることながら 映画マンによる映画への愛溢れた作品で、あんなにも泣き笑いながらエンディングを迎えたのは初めてでした。映画館で見られて最高。IMAX最高。
パンフレットも端から端まで読み込んだの初めてです(笑)」(paradisekixx さん)

「じれったくてアホらしいけどイジらしくてもどかしいカップルの顛末を見守りながら、規格外のアクションを目一杯楽しめるスタントマン礼賛形式のアクションコメディ!」(ボロロボ さん)

「とにかく観ていて楽しい。特にクライマックスで車が走り出す辺りからずっと満面の笑みで観てるので、観終わる頃には表情筋が結構痛くなる。コルトやジョディ、ダン、トム・ライダーにゲイルなどキャラクター達がみんなとても良かったし、ありとあらゆるアクションが盛り沢山でテンションが上がるし、老若男女誰が観ても楽しめる最高の娯楽アクション映画。
アクション映画を、娯楽映画を愛しているんだと伝わって来たし、観客をより楽しませるために俺達は私達はこんなにすげーことを身体張りまくってやってんだぜ!!!!!という気概も強く感じられて感動した。エンドロールで流れる舞台裏映像がまた楽しいし、劇中で観た凄まじいスタントの数々をあれも!!!あれも!!!本当にやってる!!!凄い!!!本当に凄い!!!と感激して泣いてしまったほど。」(えびす さん)

<!--nextpage--><!--pagetitle: まだまだ続くランキング発表! -->

THE RIVER AWARD 2024 ランキング圏外作品コメント紹介

TOP5発表の前に……惜しくもランキングTOP20には入らなかったが、素敵なコメントが寄せられた作品をピックアップしてご紹介。見逃していた作品に出会えるかも?

サンクスギビング ( 2023/12/29 )「こんなに人が死んでるのにスッキリすることあるんだ!?!?と自分の倫理観を疑った。とにかく最初から最後まで楽しめた作品です。」(バブ さん)

アクアマン/失われた王国 ( 01/12 )「みんな大好きモモアマンが海に陸に大暴れ!泣いて、笑って、怒って、最後はスッキリ爽快!!DCEUの最後を締めくくるポスクレはアレで良いのか!?いや、アレが良いんだ!!!」(BNJ さん)

ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ ( 02/09 )「FNaFは映画化される前からずっと好きだったので、劇場で実際に動くアニマトロニクスたちを見ることができたのが感激しました!イエローラビットやThe Living Tombstone氏の曲がエンドクレジットで流れたときはすごく興奮しました!!!製作陣の、原作愛溢れる素晴らしい映画でした!!!」(Cotton さん)

ボーはおそれている ( 02/16 )「他人が見た悪夢を映像で出した実験感が好い。2,3日考察させてくれて噛む楽しみもあった。」(Yako さん)

ネクスト・ゴール・ウィンズ ( 02/23 )「もともとワイティティ監督作品が好きなのもありますが、ファスベンダー氏も大好きで二人がタッグを組んだ作品ともなれば期待していましたが、それを上回る面白さ!監督特有のおもしろくて、ちょっとバカバカしいようなおふざけもありつつ、それでいてすこしの切なさと温かな幸せがあるストーリが何度も見返したくなる優しい映画でした。 」( はやぴ~ さん)

落下の解剖学 ( 02/23 )「とにかく面白かった。こういう法廷映画で見たかったもの、想像できなかったものを見せてくれた。 」( ててとん さん)

マダム・ウェブ ( 02/23 )「各所で酷評されてるが、私は悪くないと思ったし、続きがあるならぜひ見たい。腹に一物ありそうな風貌なのに徹頭徹尾「良い人」なアダム・スコットが良かった。 」( 滝本稲 さん)

コヴェナント/約束の救出 ( 02/23 )「それまであまり知られていなかった従軍通訳の方々に対する米軍の不誠実な対応や理不尽な仕打ちを真摯に描いていて、いろいろと考えさせられました。主人公二人の熱い友情も素晴らしかった。 」( わっふる さん)

ARGYLLE/アーガイル ( 03/01 )「ストーリーのテンポ感とリズムに乗ったアクションが最高!何度でも観たくなる作品です! 」( もぐらっくす さん)

DOGMAN ドッグマン ( 03/08 ) 「こういう結末、大好きです。変なキャラだけど、人生を上手く描く技術はさすがベテラン。 」( Yako さん)

パスト ライブス/再会 ( 04/05 )「間違いなく今年1番の傑作だと思いますし後世に語り継がれる名作です。物語自体も魅力的なものですが映像を介して伝わってくる表現や俳優の心理的描写なども非常に興味深く素晴らしいものでした。12年後鑑賞した際に私がどういう感情になるのかそれも楽しみです。 」( じゃがちゃん さん)

アイアンクロー ( 04/05 )「ホラー的な描写もあって、ケリーのあのシーンでは映画館がどよめいていたのが印象的でした…。ただの史実の映画化ではなく「映画でしかできない救い」を与えているところが最高です!"」( くめしゅん さん)

オーメン:ザ・ファースト ( 04/05 )「ボカシ問題はさておき、これまでの「オーメン」シリーズとの整合性もさておき、なかなか良くできた前日譚だと思いました。主役の俳優もお美しかったし。 」( gyoraiya さん)

キラー・ナマケモノ ( 04/26 )「ナマケモノのアルファが可愛すぎる!見た目も可愛いけれど殺す前にセルフィー撮ったり外でくつろぐ姿はまるで一軍女子すぎて殺人アニマルじゃなきゃ友達になりたい 」( まる さん)

恋するプリテンダー ( 05/10 )「映画館でロマコメ映画が上映されることが少なくなっていた昨今、こんなにハッピーでファニーでキュートなロマコメ映画に出会えるなんて思ってもみなかった!最高に幸せな気分にさせてくれたこの映画が今年のベストに決まってる!大好き!ありがとう! 」( 石井リス さん)

胸騒ぎ ( 05/10 )「その場の空気を読むことや人付き合いという悩ましい問題に真正面から描いているところに激しく共感しました。ラスト15分の畳み掛けも衝撃的でした。自分の意見を殺し、人に合わせすぎてもよくないという現実を教えられました。 」( K さん)

猿の惑星/キングダム ( 05/10 )「大好きなウェス・ボール監督の新作。最高に楽しめました!映像が凄過ぎて、全く退屈しませんでした!アクションも世界観も最高でした!ウェス・ボール監督の『ゼルダの伝説』の映画も楽しみ! 」( ジャウム・コレット=セラ監督大好き さん)

チャレンジャーズ ( 06/07 )「ゼンデイヤのスター性が爆発してた。カモン! 」( カレーうどんに福神漬けを入れる会代表 さん)

クワイエット・プレイス:DAY 1 ( 06/28 )「号泣して号泣して…自分でもなぜこんなにも琴線に触れるのかわからないくらい、ドン引きなほど泣きました 」( なまなり さん)

フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン ( 07/19 )「スカッとしてロマンチックで、でも恋愛が重たくない。久しぶりに気持ちがいい映画に会えました。スカヨハの美しさ、セットの豪華さと時代反映した精密さ。ドキュメンタリーとも一味違ういいエンターテインメントでした」( ゆうり さん)

時々、私は考える ( 07/26 )「「時々、私は考える」にはとても救われました。自信のない私をハグしてくれたような暖かくて優しい人だっているんだって事忘れちゃダメだって伝えてくれた作品。 」( ななみ さん)

トランスフォーマー/ONE ( 09/20 )「予想を超える面白さ!そもそもロボットが変形することに、ワクワクしないわけないのに、そこに重きを置いて、高みへと駆け上がっていく主人公たち!そしてラストは圧巻! 」( TK さん)

ビートルジュース ビートルジュース ( 09/27 )「映画を好きになった頃の気持ちを思い出すような、いつまでも居続けて帰りたくない遊園地のような、そんな映画でした。ティム・バートンありがとう。 」( K さん)

エストニアの聖なるカンフーマスター ( 10/04 )「絶対に人類には早いのに何度も追い求めてしまう未知の中毒性。終わり方が良すぎて「いい映画だった…」という気分になるが、実際いい映画なのかどうか判別することすら不可能。 」( さがる さん)

悪魔と夜ふかし ( 10/04 )「この作品がもっと大きく宣伝されていないのが勿体なく感じるほど、よくできた演出と世界観で本当にアメリカのTVショーを観ているようでした。最初からどこか歯車が噛み合っていない空気が時間が進むごとにどんどん大きくなっていく様が、じわじわと切迫してくるホラーを見せてくれました。観終わった後にこちらもテレビを見ていて、生放送を実際に見てしまったかのような感覚になりました。」( haru さん)

ソウX ( 10/18 )「「ソウってシリーズが進むごとにつまらなくなってくるし結局1作目の面白さは超えられないよね」という定石を打ち破ったソウ1作目に並ぶ最高傑作でした!ジグソウ役のトビン・ベルの演技はオスカークラスです!! 」( 御水様 さん)

イマジナリー ( 11/08 )「予想外の展開が多く、とても楽しむことができた一作です。ラストで明らかになる秘密…予告編やポスター、あらすじからは想像がつかない景色!とにかく、ラストの映像で心に刺さりました。この衝撃をみんなに観てほしいです…! 」( Cotton さん)

Back to Black エイミーのすべて ( 11/22 )「ラストの「Tears Dry On Their Own」で自分の中の何かが瓦解してしまった。切なさだったり、絶望だったり、それに打ち勝とうとする前向きさだったり、彼女自身の歌に対する揺るぎない自信だったり、忘れられない恋人への複雑な思いだったり、それ以外のあらゆる感情も含めて彼女が生きた27年の人生が間違いなくこの曲、あの場面に凝縮されていた。 」( takywalker さん)

テリファー 聖夜の悪夢 ( 11/29 )「「ただ怯えて逃げる」に徹する事ができる純然たる悪。求めていたのは、このシンプルさ。アート君が『ジェイソンX』のように宇宙に進出するまで応援し続けます。 」( Yako さん)

JAWAN/ジャワーン ( 11/29 )「本当に面白かった、語るには文字数が足りなさすぎる圧倒的今年No.1作品です。この年末にベストを更新してくるとは…RRR見た時と全く同じレベルの衝撃でした 」( しまもん さん)

ザ・バイクライダーズ ( 11/29 )「ただただ画面が美しい。トム・ハーディとオースティン・バトラーの画面力最高! 」( カレーうどんに福神漬けを入れる会代表 さん)

ホワイトバード はじまりのワンダー ( 12/06 )「ボロ泣きしました。人への優しさの尊さを感じさせてくれる作品です。 」( ロッキーJ さん)

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THE RIVER AWARD 2024
TOP5作品を一気にカウントダウン!-->

第5位 マッドマックス:フュリオサ ( 5/31 ) 75pt.

© 2024 Warner Bros. Entertainment Inc. and Legendary. All rights reserved.

© 2024 Warner Bros. Entertainment Inc. and Legendary. All rights reserved.

文明が崩壊した世界。暴君ディメンタス率いるバイカー軍団に連れ去られ、愛するすべてを奪われた若きフュリオサが、壮絶な復讐劇を繰り広げていく。

「マッドマックスのフュリオサの過去が明らかに!怒りのデス・ロードとはまた違ったエキサイティングな展開とフュリオサの過去から目を離せない。荒廃した世界をジョージ・ミラーが圧倒的なアクションと描写で魅せる映像美が素晴らしい作品でした。」(イシケン さん)

「約10年前、世界をMADの渦に巻き込んだ『怒りのデス・ロード』。あの常軌を逸した狂気的ノンストップカーアクションの再来!…ではなく同じ世界観でありながら全く毛色が異なる抑圧された壮大な叙事詩になってて最初は肩透かしを喰らいました。が、ジョージ・ミラー監督の「同じ事は繰り返さない」という信念と圧倒的なイマジネーションにジワジワとその面白さが染み渡ってくる作品です。特に賢者(ヒストリーマン)が好きです。」(御水様 さん)

「今年はこれで決まり。圧倒的なアクションとスピード感は何回見てもしびれました。ただ世間的にはあまり人気がなかったようで大変残念です。こんなにいい映画なのに。」(sunshine star さん)

「アニャが可愛いだけではないと証明された作品。慈悲深い女神であり、狂える鬼であり、かっちょいい姐さんであった。未だ衰えぬクリエイティブ・エンジンを燃やし続けるジョージ・ミラー閣下に敬礼。」(CONY さん)

「この映画では空飛ぶバイクがガトリングを撃って襲ってくるんだ。何言ってるのかわかんねぇだろ?でもマジなんだ。」(スジャータ さん)

第4位 シビル・ウォー アメリカ最後の日 ( 10/4 ) 103pt.

(C)2023 Miller Avenue Rights LLC; IPR.VC Fund II KY. All Rights Reserved.

(C)2023 Miller Avenue Rights LLC; IPR.VC Fund II KY. All Rights Reserved.

連邦政府から19もの州が離脱したアメリカ。テキサスとカリフォルニアの同盟からなる“西部勢力”と政府軍の間で内戦が勃発し、各地で激しい武力衝突が繰り広げられていた。「国民の皆さん、我々は歴史的勝利に近づいている——」。就任 “3期目”に突入した権威主義的な大統領はテレビ演説で力強く訴えるが、ワシントンD.C.の陥落は目前に迫っていた。ニューヨークに滞在していた4人のジャーナリストは、14ヶ月一度も取材を受けていないという大統領に単独インタビューを行うため、ホワイトハウスへと向かう。だが戦場と化した旅路を行く中で、内戦の恐怖と狂気に呑み込まれていくー

「とにかく緩急の切れ味が鋭くて、洋画で当たり前に耳にする銃声がこの映画ではとにかく恐ろしく、音の演出が冴えまくった抜群の選曲センスに静寂、銃を向ける音まで一切気が抜けない。」(Ludwig さん)

「映像表現がとにかく今年公開の作品の中でズバ抜けていた印象。時流に沿うテーマとフィクションならではの問題提起の仕方に胸を打った。2024年を代表するのは間違いなく本作だろう」(tikuwan0129 さん)

「IMAXのよさは映像の迫力はもちろんですが,やはり『音』にあると思います。この映画はまさに『音』がすごいです。本当に戦場の真っただ中にいるかのような怖さに加え,見終わった後にじわじわとまた違った怖さがこみ上げてきます。これは映画館で観るべき。」(まっちゃあいす さん)

「圧倒的な音に衝撃を受けた。IMAXで見てよかった作品No.1!そのまま戦場に放り込まれたような臨場感で、ずっとドキドキしていた。映像も美しく、特に森林火災のシーンは、メイキングを見て、こんな風に作っていたのか!と驚かされた。」(るん さん)

「サブスクで見たんですけど、これ映画館で見たかった!衝撃的なシーンが多くて、手に汗握る映画でした。」(コンセント横向き さん)

第3位 デューン 砂の惑星PART2 ( 3/15 ) 154pt.

© 2023 Legendary and Warner Bros. Ent. All Rights Reserved

© 2023 Legendary and Warner Bros. Ent. All Rights Reserved

ハルコンネン家との宇宙戦争により滅ぼされたアトレイデス家の唯一の生き残りにして後継者のポール。彼は砂漠の民フレメンとの協力関係を築きつつ、宿敵ハルコンネン家との全宇宙を巻き込んだ最終決戦に臨む。

「前作を明らかに超える迫力と映像体験!緊迫感のある決闘シーン、オースティン・バトラーのサイコ感のある演技が大好き!アトレイデス!!!」(shiori さん)

「カメラワークやビジュアルのセンスがモリモリの作品をIMAXで見れた感動で鳥肌立ちまくりでした!迫力も満点!」(サカナハクション さん)

「本作品のIMAX劇場での観賞は正に人生最高の映画体験でした。実際にDUNEがあると思わさせる迫力の映像美、細部まで作り込まれた設定とその劇中世界の歴史を背負っていることを感じさせる俳優陣の演技に終始心が震えました。」(クンヒロ さん)

「メッセージ、ブレードランナー2049、そしてDUNE。今思えば、ヴィルヌーヴは作品を通して「未来」を見ていた。本作が描く未来像は原作が帰依する旧社会にすら警鐘を鳴らし、新たな時代への足掛かりを求める。SFというジャンルを打ち壊し、もはや映画史におけるパラダイムシフトを展開したとすら言えるラストは圧巻であり、これぞストーリーテリングの極致といえよう。次は何を見せてくれるのか、真の預言者と言えるヴィルヌーヴの更なるヴィジョンに興奮が収まらない。」(しん(麿おぢ) さん)

「自分の親の世代が1977年に「スター・ウォーズ」で心をときめかせたように、自分はこの作品で、新しい時代の、忘れがたい唯一無二のSF映画体験をした。」(アシンヌ さん)

「圧巻の映像と音響…そして壮大なスケールで描かれたDUNE、映画館でしか味わえない最高の映画でした、続編が楽しみすぎる…」(らーめん朝飯 さん)

「めちゃめちゃ面白い!特に後半の迫力が半端ない!サンドワーム大活躍!どうサンドワームから降りたのかだけ知りたい……。」(あくせる さん)

第2位 オッペンハイマー ( 3/29 ) 156pt.

© Universal Pictures. All Rights Reserved.

© Universal Pictures. All Rights Reserved.

第二次世界大戦下、アメリカで立ち上げられた極秘プロジェクト「マンハッタン計画」。これに参加した J・ロバート・オッペンハイマーは優秀な科学者たちを率いて世界で初となる原子爆弾の開発に成功する。しかし原爆が実戦で投下されると、その惨状を聞いたオッペンハイマーは深く苦悩するようになる。冷戦、赤狩り―激動の時代の波に、オッペンハイマーはのまれてゆくのだった―。世界の運命を握ったオッペンハイマーの栄光と没落、その生涯とは。今を生きる私たちに、物語は問いかける。

「ノーランの映画は難解なことが多いですが、映画鑑賞に留まらず、知的体験の領域に踏み込みつつあるなも感じます。だからこそ2回目以降も楽しい。1回目はひたすら圧倒され、翻弄されるまま。真に娯楽として享受できるのは2回目以降。(自分の理解力に比例してではありますが…汗 さん)
 科学的な偉業と、その恐ろしさ───それらを天秤にかけながら、本当に作るべきだったのかを論じきれずに手を出したことを、諌めているように感じました。初のオスカーをもたらした作品として、ノーランファンとしても2024年を象徴する一本です。」(ローレライ さん)

「視覚・聴覚を揺さぶる圧巻の映像表現があまりにも完成されすぎていた。まさしくノーラン映画の一つの終着点。監督曰くに通ずるところがあるとする象徴的なラストシーンは、オッペンハイマー、そしてノーラン監督から、現代に生きる我々にあまりにも重すぎる問いを残した。もはや娯楽作品ではない。監督はこのままどこへ突き進むのか!」(うらゆ さん)

「巧みな会話劇、インパクトある映像に演出、音響に魅せられっぱなしの3時間。ヒューマンドラマの完成形をみれた気分でした。」(boido さん)

「3時間の長尺を感じない圧巻の映像体験、わざわざIMAXシアターまで出かけて観に行った価値のある作品でした。」(たか さん)

「イメージと音の洪水に圧倒され、あっという間に過ぎた3時間。オッペンハイマーというあまりに捉え所のない人物の、カオスに満ちた生涯の追体験を経て、カタルシスや恐怖、やるせなさ等の感情が次々と湧き上がり、映画が終わる頃には私の感情はぐちゃぐちゃになっていました。この映画の感想を上手く言葉にするのが難しいのですが、とにかくすごいものを観たというのは間違いありません。」(タラノーラン さん)

「題材的に難しい作品にも関わらずやはりノーラン監督は天才だった。音の使い方が秀逸で静寂や張り詰めた音、ノーラン監督の他の作品もそうだがこの演出で没入感が凄まじかった。演技も勿論天才的でどの俳優も名優揃い、観をわった後には疲労感を感じるくらい集中していた事に気がついた。面白い、すごい等の言葉では一切表現できなくなる映像体験ができる唯一無二の映画。」(tit さん)

「人類が取り返しのつかない大罪を犯すまでの過程を丁寧に描いた映画でした。後世にまで残すべき。」(ピーナッツ さん)

「日本人として観ておかないといけない作品。今年は世界情勢とリンクしたかのように緊張感がある映画が多かった気がします。いろいろ大変な状況で苦労を重ね公開まで努力してくれた方々に感謝したいと思います。」(星を落とす さん)

THE RIVER AWARD 2024
第1位 &ウルヴァリン ( 7/24 ) 210pt.

(c) MARVEL 2024

(c) MARVEL 2024

戦う動機は超個人的、破天荒でなんでもアリの“クソ無責任ヒーロー”デッドプールに世界の命運は託された!?ヒーローになんて興味はないけど、大切なファミリーの大ピンチなら頑張っちゃう!予測不可能なミッションのカギを握るのは…よりにもよって“あの爪野郎”。クソ真面目で“キレるとヤバい最恐アウトロー”ウルヴァリンに助けを求めるが…。
全く異なる個性のR指定ヒーロー2人が暴れまわる、過激なアクション・エンターテイメント!

「待ちに待った新作で、どうなるのかと思っていましたが、期待を遥かに超えるストーリー展開に圧倒されました!さすが、デッドプールと言わんばかりの内容で、大満足の一作でした。」(ワタルン・スカイウォーカー さん)

「今年一番熱かった映画です! またヒュー・ジャックマンのウルヴァリンが見れたことが嬉しかったし、夢の共演もあってとても興奮しました!最後エンドクレジットシーンで感動して泣いてしまいました。本当に最高の映画でした!」(きょん さん)

「20世紀FOX買収に伴って、途絶え忘れ去られていく運命の作品・キャラクターへのレクイエムとして、これ以上ない作品。映画史に名を残すべき名作!!」(nerve さん)

「メタ発言が多く、マーベル、グリーンランタンなどの映画をよく見る自分にとってはとても面白い映画でした!ローガンでウルヴァリンの引退宣言をしたヒューがもう一度ウルヴァリンを演じてくれて本当に良かったです!」(Aya さん)

「過去のX-MENシリーズ、そしてMCU以前のキャラクター達への敬愛を表しつつ、デッドプールには今までなかった友情を織り交ぜた、おバカで感動の作品。」(Last Cowboy さん)

「デッドプールのキャラクター性を存分に活かし、「LOGAN」のラストを汚さないストーリーにして、絶対に無理だと思っていたウルヴァリンとの共演を実現したことの功績は大きいと思います。」(ICEけんじ21 さん)

© 2024 20th Century Studios / © and ™ 2024 MARVEL.

© 2024 20th Century Studios / © and 2024 MARVEL.

「やっぱり今年の1本を選ぶならコレ!デッドプールの何でもありだよね!という自由さと、現行MCUのTVAという設定を上手く利用したストーリーで今後のMARVEL作品がより楽しみになるような期待を抱きました。過去作も大事に拾って、今後を匂わせる部分や、俳優個人のネタも含まれてて、1本でお腹いっぱいになれる作品です。」(みつ さん)

「デップーとウルヴァリンの共演最高でした。他マーベルのキャラも出てきて感動。エンドロールは感慨深くて泣きそうになりました。」(aona さん)

「初見で観客みんなが大笑い出来たことも良い映画体験でした!映画館で63回見ましたがX(旧Twitter)で監督とヒュー・ジャックマン氏に反応を頂き今年の東京コミコンのヴァネッサ役モリーナ・バッカリン氏にリピートした事を伝えたら「ワーオ!」と驚いて頂きました!年明け3日の新宿ピカデリーでデッドプール&ウルヴァリンの応援上映がやるのでその応援上映も行けたら良いなと思っています!」(たいぞう さん)

「今この時代のアメコミ映画で、歴史を重ねてきたマーベル映画で、そしてデッドプールでしかできないことをやっているのがとにかく強い!これは1番に選ぶしかなかったです!」(がりうむ さん)

「今年を代表するお祭り映画。最近のマーベル映画らしく、サプライズの連続で中だるみすることなく最後まで全速力の映画でした」(はやと さん)

「こんなに「そうそうこれが見たかった!!」をギュウギュウに詰め込んで且つ見事に昇華してくれた実写化作品はなかなかない。あのオープニングには思わず涙が零れました。」(塩パン さん)

「好きが詰まってる!ガンビットもブレイドも、昔見て大好きなキャラクター!敵味方関係なく、懐かしい人達いっぱいいたなぁ。オープニングも今までを無視するデップー感満載だし、アクション良しヒーロー着地良しで、満足な作品!」(TK さん)

「ガンビットが出てきた時は叫びそうになった。僕らの夢が叶った瞬間だし、チャニング・テイタムも報われたと思う。」(おがちゃん さん)

© 2024 20th Century Studios / © and ™ 2024 MARVEL.

© 2024 20th Century Studios / © and 2024 MARVEL.

「「デッドプール&ウルヴァリン」は吹替版がとにかくスゴかった。原語で観る作品そのものの面白さもさることながら。キャスティングや翻訳の妙で魅せる秀逸な吹替版に仕上がっていた。」(API さん)

「ついに俺ちゃんがウルヴィーを連れてスクリーンに帰ってきたストライキの影響など感じさせないデップー節にX-MEN、旧FOXで映画化されたヒーローたちへの、そしてそれを観て育ったファンへの最高のプレゼントムービー♡ ヒュー・ジャックマンの進化し続ける筋肉美にも圧巻 今年最高のバディアクションヒーロー映画でした」(らーめん朝飯 さん)

「最高のお祭り映画であり、過去へのお別れを告げる切ない映画でした。」(木綿豆腐 さん)

「小ネタが多すぎて、全部抑えれないのは仕方ないよねって諦めてしまった(わからないところはTHE RIVERさんに助けてもらいました!)それでも笑えて、泣けるデップーはディズニーでも健在して安心した!やっぱり何と言ってもヒュー以外のウルヴァリンは考えられない。カッコ良すぎる…」(626 さん)

「どーせみんな投票してるんだろうなと思って天邪鬼出してやろうかなと思ったけど、やっぱりストレートに面白かったんだよなぁ。」(ほーだい さん)

「久しぶりに映画館で声を出して笑った。家でアメコミライト層の友人と観た際、彼が大いに笑って楽しんでいたところを見て、あぁこの映画はコアなファンじゃなくても面白いんだ、と改めて思えたため1位にした。れっつふぁっきんごー。」(スジャータ さん)

2024年も読者の皆様にたくさん助けていただきました。今年も1年間、本当にお世話になりました。

前年にハリウッドで起こったストライキの影響が尾を引き、洋画の公開本数が少なかったことや、日本での「洋画離れ」深刻化がますます叫ばれるなど、今年は国内における洋画興行の厳しさを実感する一年でもありました。

一方で、『デッドプール&ウルヴァリン』がアメコミ映画人気復活の狼煙を上げてくれたり、物議も予想されたが各所尽力により日本公開に漕ぎ着けてヒットを記録したり、本ランキングでも4位に食い込んだ『シビル・ウォー アメリカ最後の日』が、インディペンデント性の強い映画ながら動員1位をもぎ取ったりと、作品や洋画ファンの底力を見せつけられることが多かったのも、また事実であります。

2025年は、ハリウッド大作映画がまた大々的に戻ってくる1年となります。マーベル映画が3本、新DCユニバース始動の『スーパーマン』に加え、『ミッション:インポッシブル』や『ジュラシック・ワールド』『ジョン・ウィック』『プレデター』シリーズの新作、マイケル・ジャクソンの伝記映画やブラッド・ピットによるF1映画などなど、毎月のように注目の大作映画が本国公開となります。もちろん、中〜小規模ながら光る作品についても、できる限りご紹介できればと思います。来年のTHE RIVER AWARDも、どんな充実の内容になるのかが早くも楽しみです。

新年もTHE RIVERを通じて、皆様と素敵な体験の出会いがたくさんありますように。良いお年をお迎えください!

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