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福岡市都心部近くの「伊崎漁港」エリアで釣りを楽しむ【福岡市中央区】

フクリパ

福岡市都心部近くの「伊崎漁港」エリアで釣りを楽しむ【福岡市中央区】

キャンプに代表されるアウトドアブームの中、ここ数年で一気に増えた釣り人口。みなさんの周りにも釣り好きな人は多いのではないでしょうか?このコーナーでは福岡市内から気軽に行ける、フクリパおすすめの釣りスポットをご紹介します。あなたも福岡の海や川や池で大物をゲットしてみませんか?

伊崎漁港について

今回ご紹介する「伊崎漁港」があるのは福岡市中央区福浜。

 

古くから福岡にお住まいの方はご存知かもしれませんが、実はこの福浜はかつて海でした。近くにある西公園の北側は博多湾に面していたそうです。

 

昭和40年代から埋立地として造成が進み、現在では福浜団地をはじめ、福浜小学校・当仁中学校・西日本短期大学などの教育施設が点在しています。

 

そんな福浜地区の北西部に伊崎漁港はあります。

 

それではGoogleマップで漁港全体を見てみましょう。

 

 

伊崎漁港に行く時は近隣パーキングの利用を

 

伊崎漁港へのアクセスは、よかトピア通りと黒門川通りがクロスする「福浜団地入口交差点」から当仁中学校方面へ。

漁港付近には駐車場がないので、途中の「福浜小学校西交差点」界隈のコインパーキングに車を停めましょう。

 

 

車を停めて、そのまま直進していくと・・・

 

 

左手に当仁中学校、右手に福浜緑地が現れるので、福岡都市高速の高架橋まで進みます。

 

伊崎漁港の敷地内は漁業関係者以外立ち入り禁止です

 

すると伊崎漁港に到着。福岡市漁協伊崎支店の建物が目印です。

 

 

しかしながらこの伊崎漁港、漁協関係者以外は立ち入り禁止となっています。

海側に行くには漁協の建物の横を通り、ぐるりと迂回しなければなりません。

 

漁港北側の消波ブロック内も立ち入り禁止!

 

海側にやってきました。ここは博多湾に面した防波堤となっています。

この界隈で釣れる魚はチヌ・キス・シーバス・ハゼ・メバル・メジナといった魚たち。

 

しかし防波堤の外側には消波ブロックが組み上げられており、消波ブロック内は危険なため立ち入り禁止となっています。釣りをする際には要注意です。

 

 

延々と続く消波ブロックの横は遊歩道となっています。

 

 

漁港のそばだからなのか、防波堤と緑地の間にはたくさんのネコちゃんが住んでおり、あちこちにその姿を見かけられます。

 

 

近づいても逃げないネコちゃん。かなり人慣れしているようでした。

 

福浜海岸と沖合に浮かぶ無人島「鵜来島(うぐしま)」

 

遊歩道を歩いていると、消波ブロックが途切れて石積みの波止が現れました。

 

 

石積みの波止には消波ブロックがなく、釣り人たちはおもにこの場所で釣りを楽しんでいるようです。

しかし、波止は斜面になっており、滑落の危険が伴うので安全面を考慮してライフジャケットの着用が必須です。

 

 

その先の一帯は福浜海岸という人工の海岸になっています。

 

 

夏場になると海水浴や水遊びをする人たちで賑わっているようで、付近のシーサイドももち海浜公園に比べかなり奥まった場所にあるため、穴場の海岸と言えるでしょう。

 

 

先ほどの石積みの波止のほんのすぐ先には、「鵜来島(うぐしま)」という小島が見えます。

 

 

こちらが「鵜来島(うぐしま)」の全景。陸地からほんの500mの沖合に浮かぶ無人島です。

福岡の古地図にも掲載されているくらいなので、太古の昔からこの場所にあるようです

 

無人島とは言え、海面に出ている部分は周囲わずか200mほど。島全体が岩礁で形成されているうえ、付近はかなりの浅瀬になっており、かつては地続きになっていたと思われます。

その水深の浅さは船の乗り上げ事故がたびたび発生するほど。

 

ちなみに、住所としては「福岡市中央区福浜一丁目」ということなので、「福岡市中央区唯一の無人島」とも言えますね!

 

 

そんな鵜来島、つい歩いて渡れそうと思ってしまいますが、こちらの看板にもあるように潮の流れが早く、深みもあるので大変危険です!危ないのでくれぐれもやめておきましょう。

 

 

海岸をさらに東側に進むと、岩場のエリアに差し掛かります。この近辺も良いポイントになりそうですね。

 

 

福浜海岸は福岡都市高速の高架下にある「福浜アーチ橋」で福浜緑地と繋がっています。福浜海岸に行くのなら福浜緑地側から行くのが近そうです。

 

 

ちなみに福浜海岸の沖には楕円形をした謎の人工島も浮かんでいます。

ここの人工島には何か理由があるようで、かつて地元のテレビ局がこの島のことを取り上げていたと思うのですが、ソース元が探せませんでした。。。

 

漁港とみずほPayPayドームの間にある「菰川(こもがわ)」

 

 

次は伊崎漁港の西側を流れる菰川(こもがわ)に行ってみることに。

当仁中学校横の道を歩いていると、目の前に巨大な「みずほPayPayドーム」の姿が現れます。

 

 

こちらが菰川(こもがわ)。河口部とあって川幅がなかなか広いです。

ここからは対岸の「みずほPayPayドーム」とその先にある「ヒルトン福岡シーホーク」、そして「福岡タワー」という百道エリアの福岡三大建築物が一望できます。

 

 

堤防の下は深場になっているので、釣りをするときはくれぐれもご注意を。

また、堤防横は遊歩道になっていますので、通行人にも配慮しましょう。

 

毎週土曜日開催の「伊崎おさかな夕市」は要チェック!

 

最後に、伊崎漁港では「伊崎おさかな夕市」が開催されていることでも知られています。

 

もう25年も開催されている夕市で、博多湾の旬の新鮮な魚介を、漁師さんたちが格安にて直売しています。

 

毎週土曜日の14:55分より販売スタートで、売り切れ次第終了とのこと。

 

ちなみに2025年は1月18日(土)に開催されるそうですよ!

 

 

ハイ、ということで今回は福岡市中央区福浜にある「伊崎漁港」のご紹介でした。

九州一の繁華街・天神を擁する福岡市中央区でも、海沿いで釣りができることを知らなかったという方も多いかもしれません。

 

釣りはもちろん、夏場は海水浴、新鮮な魚介類をお求めの方は「伊崎おさかな夕市」といろんな楽しみ方ができる伊崎漁港エリア。

ぜひこの機会に足を運んでみてはいかかでしょうか?

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