円満な夫婦には共通点があった。いつまでも仲良しな夫婦が“自然とやっている”7つのこと
結婚して10年、20年経つと、“空気のような存在”になりがちな夫婦関係。それでも、いつまでも仲の良い夫婦をみると、「何が違うんだろう」と思うことはありませんか? 今回は独自組織「saitaコミュニティラボ」にて、仲良し夫婦が普段から大切にしていることについて、お話を伺いました。
あなたの夫婦仲、どうですか?
年月を重ねた夫婦の形はさまざまですが、「いつまでも仲が良い」と周囲から言われる夫婦がいるのも事実。その違いはいったいどこから生まれてくるのでしょうか?
独自組織「saitaコミュニティラボ」にて、「夫婦仲は良好ですか?」というアンケートを実施したところ、71.7パーセントの方が、「はい」と回答しました。
良好だと回答した方に夫婦関係について詳しくお話を伺ったところ、7つの共通点が見えてきました。
次の項目で詳しくご紹介させていただきます。
良好な夫婦関係を保つ7つのこと
見えてきたのは意外にも“特別な努力”ではなく、“自然と続けている小さな行動”でした。
1.感謝と謝罪の気持ちを持つ
『長年一緒にいると、つい感謝の言葉を省略しがち。でも、ありがとうの一言だけで、充足感が違います』
『喧嘩しても、その日のうちに謝る。意地を張らないのがコツ』
仲良し夫婦に共通しているのは、「ありがとう」と「ごめんね」が自然に言えること。感謝も謝罪も、どちらも“相手を尊重する気持ち”の表れです。“察してほしい”よりも、“言葉にして伝える”ことを意識しているそうですよ。照れずに伝えることで、信頼関係も深まりますよね。
2.自分の時間を楽しむ
『お互いに好きなことをしている時間があるからこそ、会話のネタもつきないのかも』
『休日に1人で映画をみたり、カフェで読書をしたり。自分にかける時間をつくることで、相手にも優しくなれます』
夫婦円満の秘訣は、“距離感”にあるとの声も多数上がりました。趣味や友人との時間を大切にすることで、心に余裕が生まれるだけでなく、相手に依存しすぎず、お互いに優しくなれるそうです。
3.スキンシップも積極的に
『喧嘩したときこそ、ハグをすることにしています。恥ずかしい気持ちもあって、いつの間にか笑い合える』
『手を繋ぐ、ハグをする、は意識しています』
今さら恥ずかしい……という気持ちも分かりますが、手につなぐなどの小さなスキンシップでも、互いの体温が伝わり、安心感を生むもの。身体的な距離が心理的な距離にも繋がるとの声も聞かれました。
4.会話の質を大切に
『毎日の報告ではなく、どう思ったか、どう考えているか、など気持ちを共有することを心がけています』
『相手の話を遮らず、最後まで聞くことにしている』
仲良し夫婦は、会話の“量”よりも“質”を重視している人が多いようです。相手の気持ち、考えをきちんと聞くことで、思いを共有したり、愚痴を吐き出したりしてスッキリしているそう。1日5分でも、心が通う会話を意識しているそうです。
5.記念日やイベントは軽くでも祝う
『プレゼントはなくても、覚えていてくれることが嬉しい』
『忘れがちな日常で、ちょっとだけ特別感をプラス。互いの大切さ、平凡な毎日に感謝することにも繋がります』
仲良しなご夫婦は、イベントを軽くでもお祝いしているそうですよ。ちょっとしたスイーツを買ってきたり、近所に外食に行ったり。「これからもよろしくね」と、乾杯するだけでもお互いの気持ちを共有する大切な時間になりますよね。
6.相手を変えようとしない
『昔は自分の考えを押しつけて喧嘩ばかり。でも、受け入れようと決めたら、そこから楽になりました』
『相手を変えるより、自分の見方を変える。自分も随分わがままを言っていたなぁと冷静になれた』
変えるより、受け入れる。相手に対して過度に期待しすぎないことも心がけているそうです。
違いを受け入れることが、長く一緒にいられる秘訣のようです。
7.笑いを共有する
『夫婦で笑うと、子ども達も安心する。家の空気が明るくなる』
『くだらない冗談で笑える関係が、幸せだなぁって思える』
どんなに忙しくても、意見が合わなくても、笑い合える夫婦は強いです。
共通のテレビを観て笑ったり、昔の失敗談を振り返ったり。笑い合える瞬間があるだけで、「この人と一緒で良かった」と思えるそうです。
仲良し夫婦の秘訣は、「相手を大切にする小さな習慣」を積み重ねていることでした。
どれも大きなことではないけれど、その一つ一つが夫婦の絆を深く、居心地よくしているようです。
今日、ふとした瞬間に「ありがとう」を伝えてみませんか?
その一言が、きっと明日の、そして10年後の笑顔に繋がるはずです。
erika/ライター