相模栄光幼稚園 園舎改修「地域のため」 式典に関係者ら74人
半世紀以上にわたって地域に保育・教育環境を提供してきた相模栄光幼稚園(矢部)が3月25日、新園舎の完成を祝う落成披露式典・祝賀会を開催し、工事に携わった業者や関係者などが節目を祝った。
同園は相模原の人口が増加していた1967年に開園。幼稚園不足に悩む保護者たちの力になりたいという地域貢献の精神で始まった。
4年ほど前に園長に就任した永井嘉明さんは以前から設備の古さなどを懸念していた。地域の子どもたちがより安全に通園し、質の高い教育を受けることができるように園舎の改修を行った。
この日の式典には改修に携わったワック建築研究室、大洋建設株式会社、株式会社リンク工房の役員など74人が参加した。来賓としてあいさつに立った相模原市幼稚園・認定こども園協会の永保貴章会長は「永井園長とは今まで、この業界をどうするべきか一緒に話してきた。この日を迎えることができてうれしい」と喜びを語った。
永井園長は「我々だけでは決して事業を達成できなかった。業者の皆さんには多くのことを学ばせてもらい、多くの方にあたたかい励ましの言葉と助言をもらった」と感謝の気持ちを述べた。