四日市市民公園リニューアル、2月14日に開園式
近鉄四日市駅西の四日市市民公園のリニューアル工事が完成し、2月14日に開園式典がある。外観は大きく変わっていないが、イベント開催や緊急時を想定し、大型車が乗り入れても対応できる強度のある舗装にしたほか、夜の景観を考えて照明を一新、FreeWiFiのアクセスポイントを設置し、災害時に対応できる防災井戸やマンホールトイレも新設した。式典後、供用開始される。
開園式典は午前10時から中央通り側の噴水前であり、テープカットや諏訪太鼓の祝賀演奏がある。リニューアル工事では、イベントなどでの利用を可能にする電源や水栓をあらたに設置した。休憩のためのウッドデッキを都ホテル四日市の協力も得て更新、ベンチも増設した。中心市街地でのイベント開催情報などを流すデジタルサイネージ(電子看板)も新設した。
市の資料によると、市民公園は、移転した四日市工業高校の跡地約3haに、現在のトナリエ四日市、都ホテル四日市、じばさん、市立博物館とともに整備され、1993年に開園した。公園の中央には伊勢湾を中心にする中部圏を描いたペイブメント(舗装面)のイベント広場があり、中央通り沿いの噴水は七つの大洋をテーマに、「七海のかけ橋」と名付けられている。東側に芝生広場、博物館側に四日市空襲を体験した市民の願いを表す「平和の女神像」が立つ。