『エスター』第3作が製作決定、エスター役イザベル・ファーマンが続投へ
“この少女、何かがおかしい”。人気ホラー映画『エスター』シリーズの第3作(タイトル未定)が製作されることが正式に決定した。米が報じている。
第1作『エスター』(2009)は、とある裕福な家族に引き取られた孤児の少女エスターが、一家を恐怖に陥れるサイコホラー。カルト的な人気を博し、全世界興行収入7,791万ドルを記録した。13年越しの続編『エスター ファースト・キル』(2022)は、少女の恐ろしい真実が明かされる前日譚。劇場公開と同時に配信リリースされ、世界興収は4,558万ドルだった。
過去2作でエスター役を演じたは、第3作でもシリーズの顔となる役柄を再演する。第1作当時10歳だったファーマンは、第2作では23歳にして遠近法などのトリックを駆使し、CGのデジタル若返りに頼ることなく少女を演じきって観客を驚愕させた。第2作の日本公開時には、THE RIVERのインタビューで、続編企画について話し合っていることを明かし、「またエスターを演じたい」との意志をのである。
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監督はウィリアム・ブレント・ベル、脚本はデヴィッド・コッゲシャルと、ともに前作のクリエイティブを担った顔ぶれが再集結。シリーズのプロデューサーであるアレックス・メイスのほか、第1作では脚本、第2作では原案・製作総指揮を務めたデヴィッド・レスリー・ジョンソン=マクゴールドリックも製作総指揮として続投する。ストーリーは謎のベールに包まれているが、今度はどんな恐怖が届けられるのか。
製作を担当するダーク・キャッスル・エンターテインメントのノーマン・ゴライトリーCEOは、「『エスター』サーガの恐ろしい新章を発表できることを嬉しく思います。前2作の成功と今回のスリリングな展開で、本作がシリーズのファンと新たな観客の両方にとって必見の映画になることを確信しています」とのコメントを発表した。
海外配給はライオンズゲートが担当する。日本公開情報に期待しよう。
Source: Variety