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太田基裕×牧島 輝、山崎大輝×小野塚勇人のコメント、舞台写真&舞台映像が公開 ミュージカル『ストーリー・オブ・マイ・ライフ』が開幕

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(左から)太田基裕、牧島 輝、山崎大輝、小野塚勇人、演出:高橋正徳(文学座)

2024年11月5日(火)よみうり大手町ホールにて、ミュージカル『ストーリー・オブ・マイ・ライフ』が開幕し、キャストコメント&舞台写真・2ペアの舞台映像ダイジェストが公開された。

【太田基裕×牧島輝】ミュージカル 『ストーリー・オブ・マイ・ライフ』ダイジェスト映像(2024年)

【山崎大輝×小野塚勇人】ミュージカル 『ストーリー・オブ・マイ・ライフ』ダイジェスト映像(2024年)

作詞・作曲ニール・バートラムと脚本ブライアン・ヒルによる本作は、日本で2019年初演、2021年に再演となり、美しい音楽と共に二人の生涯の友情を描き出す物語で好評を博した。そして、満を持しての3度目の上演となる今回は、2021年公演で瑞々しい演技で感動を届けた太田基裕×牧島 輝ペアが続投、さらに今回新ペアとして山崎大輝×小野塚勇人ペアが誕生し、よみうり大手町ホールにて本日ついに開幕した。

2009年にブロードウェイで初演され、とても小規模な作品にもかかわらず、ドラマ・デスク・アワードでミュージカル部門作品賞を含む4つの賞にノミネートされ話題を集めた本作。その後、2010年に韓国で上演され、幾度も再演を重ね、韓国ミュージカルの定番作品となっている。『ジキル&ハイド』や『スウィーニー・トッド』等を上演するOD Musical Company のプロデュースにより、2011年に映画化、2023年には3年ぶりに再演。また、今年2024年にロンドンにて初演を迎えた。現在も変わらずたくさんのファンに愛され続けている。

演出は初演・再演に引き続き、文学座の演出家として活躍する高橋正徳が担う。アルヴィンとトーマスの心の機微を繊細に表現しつつ、出演者一人ひとりに寄り添いながら、ペアの魅力を最大限に引き出す演出で本作を描き出している。

(左から)牧島 輝、太田基裕

数々のグランドミュージカルへ出演を重ね、ミュージカル界を担う太田基裕が演じるアルヴィンは、前回公演からさらに役を落とし込み、奥行きのある深みを見せている。純真でたおやかな芝居でトーマスを優しく過去の記憶へ誘い、人間らしさを感じさせるあたたかさだけでなく、神秘的な空気を纏う瞬間も垣間見える。

ストレートプレイなどの舞台に加え、アーティストとしての音楽活動、自身初のアート作品展開催など多岐の分野にわたって活躍するトーマス役の牧島 輝。感情の動きを敏感に感じ取り、過去と現在を複雑に行き来しながらも、観る者を自然と作品世界に引き込んでいる。前回公演からパワーアップした力強く伸びやかな歌声にも注目だ。

(左から)山崎大輝、小野塚勇人

もう一人のアルヴィンを担う、山崎大輝は二人ミュージカルである『スリル・ミー』に2021年・2023年に出演し、狂気をはらんだ“彼”役を演じた。本作も同じ二人ミュージカルだが、全く対称と言えるアルヴィンを軽やかに演じている。トーマスへの深い親愛を細やかな表情で表し、天真爛漫な明るさと悲しみの緩急に惹きつけられる。

グランドミュージカルへの出演、そして映像作品でも活躍の場を広げる小野塚勇人は2ペア目のトーマスを演じる。柔らかく響く歌声から生み出される、アルヴィンへの優しさや苦悩が心に刺さる。アルヴィンとの思い出の中で見せる生き生きとしてあどけない笑顔と、現在に戻った時の冷静さの対比、そしてトーマスを等身大で演じきる姿から目が離せない。

「真実の繋がり」を見つける追憶の旅を鮮やかに彩るのは4名のミュージシャンが奏でる輝くような音楽。そして、幻想的な空間の中に連なる本棚、雪や原稿が舞い、ふたりを導くような照明。劇場にいるということを忘れるような、アルヴィンとトーマスが紡ぎ出す極上の物語は必見だ。

(左から)太田基裕、牧島 輝、山崎大輝、小野塚勇人、演出:高橋正徳(文学座)

東京公演は11月15日(金)までよみうり大手町ホールにて上演、その後11月22日(金)~23日(土)大阪・サンケイホールブリーゼにて上演。

キャストコメント

■太田基裕(アルヴィン役)

太田基裕

いよいよ再演が始まります。
僕達のペアにとっては3年振り、2回目の上演となります。お互い各々の「今」を生きながらまた再会する事になりました。
懐かしさと同時に、また味わいの違う作品に感じていただければ幸せです。
2人で、そして新たなペアチーム、バンドメンバー、スタッフ、皆で支え合いながら、作品の世界観をお見せできるよう精進します。
千秋楽までどうぞよろしくお願い致します。

■牧島 輝(トーマス役)

牧島 輝

3年ぶりのこの劇場でこの演目で、少し懐かしい気持ちになって、改めて劇場に入って身が引き締まる思いです。
ここまでカンパニーの皆さんと創ってきたものはかけがえのないものだと思うので、自分たちとこの作品を信じて、お客様に楽しんでいただけるように真摯にトーマスを演じていきたいと思っています。応援のほどよろしくお願いいたします。

■山崎大輝(アルヴィン役)

山崎大輝

歌もやらなければいけないことも多く、そのうえアルヴィンは場をかき混ぜる役でもあるので、そういった部分が少し難しいなとは思いつつも、稽古を進めていくと馴染む部分が沢山ありました。初日を迎えてから更に深まっていくところもあると思います。そしてお客さまが入って舞台上で演じていくことで新しい発見があると思うのですごく楽しみです。再々演の新ペアということで、どういう『ストーリー・オブ・マイ・ライフ』になるのかと考えていますが、相方の(小野塚)勇人くんと作品の中で色々なコミュニケーションが取れていっているなと日々感じているので、それを皆さんの前でお見せできるというのはすごく楽しみで嬉しいです。

■小野塚勇人(トーマス役)

小野塚勇人

初日を迎えるにあたって、約1カ月稽古を積んできました。最初の頃は「本当にできるのかな」というくらい、歌や芝居の内容に対しての理解度なども含めて難しいなと思っていましたが、一つひとつ丁寧に稽古を重ねてきました。
再々演ということで、3回目の公演になりますが、諸先輩の方々とはまた違う、僕と山崎大輝くんだけの二人の『ストーリー・オブ・マイ・ライフ』という作品を作り上げられたのではないかなと思うので、ぜひ楽しんでいただきたいです。

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