四柱推命の的中率を上げる秘訣!占う対象の「全体像」を見てみよう【一番わかりやすい はじめての四柱推命】
的中率をあげるために
占いの的中率をあげるために意識してみると良いことを、4つのポイントに絞って紹介します。
どれかひとつだけでも良いので、試してみてください。
ポイント.1 悪い点だけに執着しない
ひとつひとつを丁寧に読み解いていく中で、良いことと悪いことのどちらも出てきます。このとき、悪いことに着目しがちですが、その1点だけにとらわれないようにしましょう。良い・悪いのバランスをみて、最終的には「全体像」をみることが大切です。完璧な人はいませんし、誰にでも両面があることを念頭に置いて鑑定をしていきましょう。
ポイント.2 正確な誕 生日を調べる
明治、大正、昭和時代は出生日や時間の計測があいまいでした。役所に届けた日が誕生日になっている人や、縁起の良い翌日に誕生日を設定した人など、出生日が実際の生まれた日時と違う人もいます。
1日、もしくは2時間違うだけで干支が変わってきますので、できるだけ正確な産声をあげた日時が大切です。しかし、出生時間がわからない場合でも、日柱である程度の傾向は見立てることができます。
ポイント.3 親子3代を鑑定する
中国では、仏教や儒教など祖先崇拝の影響から先祖や親を重んじる思想が根強くあります。四柱推命の年柱は両親から与えられた運と環境を表します。あなたを形成している宿命・運命図の原点は両親。その両親にも両親がおり、そのまた両親の両親の両親…というように、先祖があなたをかたどっています。
つまり、「自分を知る」ために、自分を形成した祖を知ることも大切なのです。そのため、両親、さらにできれば、両親のまた両親(あなたの祖父母)の命式もわかると、祖父母から引き継いでいる流れが手に取るようにわかります。
両親や家系から引き継いだものがどうであろうと、自らの道を切り開いていくことが大切ですが、やはり原点=祖は、おろそかにしてはいけません。
ポイント.4 旧暦の命式も出してみる
中国は現在でも旧暦を重んじます。中国出身の人に誕生日を聞くと旧暦で答えることもありますし、旧暦・新暦両方の誕生日を答える人も多くいます。四柱推命は旧暦を重んじる古代中国で生まれた命術学であることから、できれば旧暦も調べて命式を作り、新暦で出した結果と見比べてみるのも面白いでしょう。
新暦を旧暦に直してくれるWebサイトを使って調べてみてください。
【出典】『一番わかりやすい はじめての四柱推命』著:愛新覚羅ゆうはん