ゼビオHDの中間期決算はキャンプブーム終焉も20億円の最終利益
ゼビオホールディングス(以下、ゼビオHD)は11月9日、2025年3月期の中間期決算を発表した。売上高は1251億7900万円(前年同期比4.3%増)、営業利益は41億600万円(同38.3%増)、親会社株主に帰属する中間純利益は20億1600万円(同0.3%減)と増収だったものの最終利益はわずかに減益だった。
ゼビオHDは、「スーパースポーツゼビオ(THE SUPER SPORTS XEBIO)」や「ヴィクトリア(Victoria)」「エルブレス(L-Breath)」などのスポーツ用品専門店を6月末時点で891店舗展開していたが、9月末までに8店舗を出店、26店舗を閉店したため、総店舗数は877店舗。グループ合計での売場面積も減少した。
ゴルフと一般競技スポーツ・シューズ、スポーツアパレル部門は前年同期から増収となったが、アウトドア・その他部門は、キャンプブールなどが落ちついた影響でカテゴリー別で唯一、前年同期からマイナスとなった。
ゼビオHDの2025年3月期通期の連結業績予想は、売上高は2509億5800万円(前年比3.5%増)、営業利益は62億8400万円(同16.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は30億200万円(同15.8%減)としている。業績予想の修正は行なっていない。