南区市議補選始まる 元職・新人4人の争い 2月9日投開票、各氏の訴え紹介
南区選出の遊佐大輔氏(自民党)が辞職したことに伴う市会議員補欠選挙が1月31日に告示され、4人が立候補した。2月9日の投開票まで9日間の選挙戦が始まった。
立候補したのは届出順に立憲民主党新人の佐藤啓治氏(42)、日本維新の会新人の小西大貴氏(31)、共産党元職の荒木由美子氏(65)、国民民主党新人の熊本千尋氏(30)。
各候補の選挙戦初日の演説内容を紹介する。(紹介は届出順)
立民・佐藤啓治氏
「父が群馬県の町議会議員で、住民からさまざまな要望を受けて対応し、感謝されているのを見てきた。自分は20代の時に井土ケ谷に住んでいた。地域の問題、困りごとを解決したい」(井土ケ谷交差点付近)
維新・小西大貴氏
「公認会計士、税理士として税金の無駄をチェックし、市の財政を立て直したい。市民はみどり税を払っているのに南区は緑被率が低い。精神的にも経済的にも豊かにしていきたい」(弘明寺商店街そば)
共産・荒木由美子氏
「2年前の市議選で落選してから、生活相談活動を続けてきた。物価高で商店街では閉店が相次ぎ、何も手立てができていない。南区で30年間活動してきた。議会に戻れるように走り抜く」(通町の選挙事務所前)
国民・熊本千尋氏
「政治の世界は未経験でゼロからのスタートだが、ここに立っているのは皆さんのおかげ。介護士のとしての経験を生かし、高齢者・障害者福祉にしっかりと向き合って充実させたい」(横浜橋通商店街そば)