ワークマンの株価が2日続落で6.9%下落 来期はLDHとの取り組みも
2月10日に2025年3月期の第3四半期決算を発表したワークマンの株価が2日続落している。決算発表の2月10日の終値が4275円だったワークマンの株価は、祝日の建国記念日を挟んで13日の終値が3980円となり、6.9%下落した。
ワークマンは今後、男性客の集客強化を目指して、「ワークマン女子」を「ワークマンカラーズ(Workman Colors)」に名称を変更する。「ワークマン女子」は昨年末時点で67店舗を展開しているが、立ち上げ当初は2030年には400店体制になるという計画を発表しており、名称の変更後も出店は拡大していくとしている。また、「ワークマンカラーズ」への店名変更で看板などの差し替えに1店舗あたり150万円程度の費用が発生し、改装費用として総額1億円前後が発生する見込みだ。
ワークマンの2025年3月期の業績予想は、営業総収入は1385億6400万円(前年比4.5%増)、営業利益は236億3200万円(同2.1%増)、当期純利益は163億2500万円(同2.1%増)を見込む。ワークマンは2月13日、EXILEやMIYAVIなどを擁するLDH JAPANとコラボプロジェクトを立ち上げ、その第1弾として共同で開発した新ブランド「ゼロステージ(ZERO-STAGE)」を発売すると発表した。詳細は3月4日以降に発表するとしているが、ワークマンにとって新ジャンルといえるエンタメ業界との取り組みだ。タレントの発信力には期待ができるが、どのようなプロジェクト展開になるか注視したい。