防災意識を高める契機に 出初式に多くの人出
好天に恵まれた1月11日、新横浜公園第1駐車場で「令和7年港北区消防出初式」が開催された。主催は令和7年港北区消防出初式実行委員会、横浜市港北消防団、港北消防署。
式典は、同実行委員会の委員長を務めた関治美港北区連合町内会会長の「出初式は地域の人の防災意識を一層高める重要な行事。これを機に区が一丸となり防火・防災に務めてまいりましょう」という宣言で開式。永年勤続消防団員や一般消防功労者などの表彰があった。また、区内の消防車が一堂に会した車両分列行進では、見学に訪れた子どもたちが目を輝かせて喜んでいた。続いて地域の各団体によるお囃子・獅子舞、古式消防演技、鼓隊や和太鼓の演奏が披露され、会場を沸かしていた。その後、署員、団員らによる総合訓練が行われ、締めとなる一斉放水が行われると、その迫力に来場者は拍手や歓声を上げていた。
港北消防団の嶋村公団長は「今後も消防団、港北消防が一体となった活動を進めていく」とし、消防団への支援と団員の募集を呼び掛けた。