移住希望地4年連続で日本一 静岡県の暮らしや魅力を知る移住イベント開催へ
■7月7日に東京交通会館で開催「静岡まるごと移住フェア」
静岡県への移住に興味を持っている首都圏の人にとって絶好の機会となる。静岡県は7月7日、東京都で「静岡まるごと移住フェア」を開催する。県内の市町や企業など約60団体が参加し、移住希望地で4年連続1位に選ばれている静岡県の暮らしや魅力を知る場になっている。
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地方への移住を支援するNPO法人・ふるさと回帰支援センターによると、窓口の相談件数は静岡県が4年連続で全国トップだった。移住場所として高い人気を誇っている。
静岡県は首都圏や中京圏から近く、東海道新幹線や東名・新東名高速道路といった交通の利便性が高い。また、富士山や駿河湾をはじめとする自然に恵まれ、気候も温暖で暮らしやすい。静岡市や浜松市の市街地はにぎわいがある。程よく都会で程よく田舎な地方として、移住先の選択肢となっている。
ただ、実際に移住を考えると、仕事や住まいなど不安な部分は少なくない。そこで、静岡県は「静岡まるごと移住フェア」を開催する。イベントでは市町や企業団体による個別相談会、市町の担当者によるプレゼンや現役の地域おこし協力隊が田舎暮らしのウソとホントを語るセミナーなどが予定されている。
イベントには約60の団体が参加する。県や市町の移住担当者や就職を支援する企業、不動産会社など移住に関する不安や疑問を解決するきっかけとなる。イベントの参加費は無料。7月7日午前11時から午後4時まで、東京交通会館12階ダイヤモンドホールで開催される。
(SHIZUOKA Life編集部)