東京湾ビシアジ釣りで40cm頭に良型アジ数釣り成功 潮が緩んだタイミングで活性アップ
3月29日(土)、釣友の瀬口さんと東京湾の船宿から午前アジに釣行してきた。当日は雨に加えて北風7〜8mと、ビシアジ釣りには厳しい天候。しかし潮が緩んだタイミングで状況が一変。40cm級の大型も顔を出すなど、後半は納得の展開になった。
東京湾でビシアジ釣り
今回の東京湾でのビシアジ釣りは、7時過ぎに釣り客4人で出船。釣り座は左舷ミヨシに私、トモに瀬口さんが入った。当日は雨で、北風7~8mとあいにくの天候。湾口付近は波が大きくなるので、かなり釣りづらくなる。
航程20分ほどでスローダウン。「水深58m、底から2~3mでやってください。今日は潮が速いので、落としていく際は、必ずサミングしてください」とのアナウンスで仕掛け投入。
やはり潮はかなり速く、ミヨシ側からトモ側に向かってかなり流される。130号ビシでも底をとるのがかなり難しい。1時間ほど過ぎても船中数尾程度の渋い状況。
アジのアタリ活発に
9時前、少し潮が緩み始めるとアタリが出だし、船中にわかに活気づく。右舷トモの鈴木さんが連チャンモードに突入。
「ここ最近、何度かアジ船に乗っていますが、今年は例年に比べると海水温がかなり低いので、いい日と悪い日があって。朝イチの状況では、悪い日に当たっちゃったかなぁと諦めかけていましたが、潮が緩みだしてくるとアタリが活発にでるようになってひと安心です」と、良型を連続ヒット。
仕掛けはハリス2号3本バリ、付けエサは船宿支給の青イソメを2~3cmに切ってチョン掛け。右舷ミヨシの永田さんも連チャン。
大型アジ40cm級登場
10時過ぎに「タモ、タモ」と声が聞こえ振り向くと、瀬口さんの竿が大きくしなり、時どき鋭く引き込んでいる。かなりの良型で慎重にリーリング。
取り込んだのは40cm級の大型。「ここまで、ハリス2号を3回切られたよ。おそらくこれよりデカいサイズだったかも」と瀬口さん。
当日の釣果
その数分後、私にも同サイズが上がり、自然と口元が緩む。途中、中だるみもあったが、ポツポツと順調に推移して、11時半に沖上がり。
船中釣果は、23~40cm20~42尾だった。
<週刊つりニュース関東版APC・間宮隆/TSURINEWS編>