今季21試合登板で防御率1.67!9試合連続無失点で飛躍の中日5年目の左腕とは⁉【中日ドラゴンズ】
中日を救い続けるリリーバー
7日のプロ野球交流戦、中日対楽天戦。8回表に2番手でマウンドに上がった中日の橋本侑樹は1イニングを0点に抑え、これで9試合連続の無失点となった。
橋本侑樹は大垣日大高から大阪商業大を経て2019年ドラフト2位で中日に入団。キレのある直球とスライダーを持ち味とする5年目の左腕だ。
昨季は春先からリリーフに再転向。13試合登板ながら防御率1.17と飛躍の萌芽を見せていた。そして今季、6月7日時点で21試合登板の防御率1.67と、ブルペン陣での存在感を増している。
橋本侑樹は5月26日、交流戦前最後の一戦となったヤクルト戦で、先発の仲地礼亜が右脚を痛め1回限りで降板したのを受け、急遽2回からマウンドへ。2イニング⅔を1安打無失点で5奪三振。5-0での快勝に繋げ、プロ5年目にして初の本拠地でのお立ち台にも上がるなど、様々な場面でチームに貢献を続けている。
中日は交流戦4勝6敗の9位タイと勢いに乗り切れていないが、ここぞで抑えてくれるリリーバーが控えているのは大きい。チームの再浮上へ向け、橋本侑樹には今後も期待していきたい。