萩原市長が初登庁 職員ら200人が出迎え
9月22日の投開票で執り行われた伊勢原市長選挙で、初当選した萩原鉄也市長の任期が10月1日から始まった。
この日初登庁した萩原市長は、市役所1階ロービーで市職員や支援者ら約200人に拍手で出迎えられ、市職員からは花束が手渡された。
その後、就任式を経て市役所2階で記者会見が行われ、萩原市長は「まちづくりには時間がかかる。歴代市長が市の礎を作ってきた。前市長の基盤整備は確実に、着実に進めながら、子育て支援や福祉など満足いく市民・行政サービスを提供できるように進めていきたい」と抱負を語った。
市の職員改革については「満足いく行政サービスを提供するためには職員が柔軟な発想をもって取り組む必要がある。そのためにやりがいをもって働きやすい環境が必要。まずは若手職員と意見交換する場を設けたい」と語った。
また初登庁を迎えた気持ちについては「いくつかの選挙を経験してきたが、これまでは当選後に気持ちが楽になった。しかし今回は、当選した後も責任の重さや応援してくれた皆さまの期待に応えるというプレッシャーを考え、選挙戦以上に気持ちが張っていた。身の引き締まる思いで今日を迎えた」と緊張した様子で語った。