レジェンドが静岡に大集合!キングカズ「やっぱりサッカー最高」乾貴士「緊張した」王国復活に向けてエールもいただきました!
小学生対象の「駿河屋サッカー教室」が12月28日、静岡市駿河区の草薙総合運動場球技場で開かれました。来季プロ40年目を迎える三浦知良選手ら元日本代表、現役Jリーガーといった豪華メンバーが集結し、試合では来場者を沸かせました。
子どもは約300人が参加。県内のみならず広い地域から訪れプロの手ほどきを受けました。名古屋グランパスの下部組織に所属する小学5年の堀内璃人さんは小野伸二さんからリフティングのアドバイスを受け、「足の甲で蹴る技術を教わった。会話もできて、とても優しかった」と感激した様子で貴重な時間を振り返りました。
レジェンドたちの一言
<三浦知良選手>長男と2トップ「サッカー最高」
「素晴らしい選手、これだけの子どもたち、父兄の皆さんが集まってサッカーの静岡の聖地草薙で試合ができてゴールも決められて幸せ。やはりサッカーは最高。
静岡はサッカー王国といわれている土地。ここが原点だと思う。得点はみんながお膳立てしてくれた。ゴールを決めて喜んでくれたのはすごくうれしい。
午前中には長男(獠太さん)と駿府城公園を散歩した。子どものころにあそこでよく兄の泰(年)さんと練習をやっていたことや、徳川家康の銅像が真ん中にあったという説明をしながら。(長男とは)こういう機会でないとなかなかサッカーをする機会もないので、今日はツートップを組んで一緒にできてよかった。
来年は3月から開幕するので勝利に貢献できるようにしっかりと準備をしたい。今日の最初の試合は父(納谷宣雄さん)のためにみんなが追悼試合を開いてくれた。静岡のサッカーにずっと携わってきて、サッカーを愛していた人間なので、これだけの人が集まって父のためにプレーしてもらったことに感謝したい。自分自身も父から大きな影響を受けた一人。その父のためにここでプレーできたことを誇りに思う」
<ラモス瑠偉さん>「日本のサッカーを引っ張って」
「幸せな時間を与えてくれたことに感謝。子どもたちは上手。ボールの扱い方やドリブルにリズムがあって将来性がある。みんなの笑顔がたまらなかった。とても楽しかった。静岡のサッカーを応援している。来年清水は一気に優勝争いをしてほしいし、磐田も早く上がって二度と落ちないようにしてほしい。もう一度日本のサッカーを引っ張ってもらいたい」
<福西崇史さん>「ジュビロ、頑張れ」
「静岡は地域の方々もサッカーに対しての思いが強く、他地域を引っ張る存在でもあると思うので期待は大きい。(古巣の磐田について)中長期的にどうしていくかを会社とともに考えて、地域も支えながらみんなで強くなっていくことが大切だと思う。出ていく選手もいれば入ってくる選手もいるので融合することが大事。上がるという目標に向けて頑張ってほしい」
<武田修宏さん>「サッカー王国の名に恥じないように」
「日本のトップは静岡県といわれるようになってほしい。若い世代で静岡出身の良い選手を育てようとOBや先生方が頑張っている。みんなで協力してサッカー王国の名に恥じないように盛り上げていきたい」
<沢登正朗さん>子どもたちにエール
「今の子どもたちのうまさを感じている。その良さをわれわれがどう引き出すのかが仕事なのだと思う。サッカーを見られる機会が増えているのでマネをしながら習得できるかがポイント。後は、うまくなりたいという気持ちが強くなるほど上達する。その思いと、ボールに触ることを増やしていけば目標としているところに到達できると思う。ぜひ努力しながら頑張ってほしい」
<小野伸二さん>「子どもには貴重な機会」
「子どもたちは積極性もあるし技術も高い。僕は7回目の参加。貴重な機会だと思うし、すごい講師が集まるので、日本の中でもこれだけすごい人が集まるサッカースクールはないのではないか。(子どもたちは)とても貴重な体験ができているでは」
<乾貴士選手>「J1、楽しみ」
「毎年緊張する。ずっと見てきた人たちのプレーは、やはりうまさがあるのですごいと思いながら。楽しかったし貴重な経験。来季は久々のJ1でどれだけ自分自身ができるのか、楽しみしかない」
<伊東輝悦さん>「サッカーは楽しい」
「あらためてサッカーは楽しいと思った。これからもサッカーの輪を大きく強いものにしていきたい」