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ジブリの世界に包み込まれる展覧会「ジブリの立体造型物展」が5月27日~9月23日、天王洲アイル『寺田倉庫 B&C HALL / E HALL』で開催!

さんたつ

ジブリの立体造型物展_メインビジュアル_(C)1988 Hayao Miyazaki/Studio Ghibli

『となりのトトロ』、『千と千尋の神隠し』に『ハウルの動く城』も登場!スタジオジブリの作品世界に入り込める展覧会「ジブリの立体造型物展」が2025年5月27日(火)~9月23日(火・祝)、東京都品川区の『寺田倉庫 B&C HALL/E HALL』で開催される。TOP画像=(C) 1988 Hayao Miyazaki/Studio Ghibli。

ジブリ映画の名場面の中へ飛び込もう!

ジブリの立体造型物展 『ハウルの動く城』(C) 2004 Diana Wynne Jones/Hayao Miyazaki/Studio Ghibli, NDDMT。

80を超える国や地域で公開された映画『 君たちはどう生きるか 』をはじめ、世界の人々に観られているスタジオジブリ作品。その背景にはそれぞれの国や地域に、作品を愛し、長い時間をかけて届けようとしてくれた人々がいた。本展は海外のパートナーたちがどのように作品を届けていったのかをたどりながら、映画の名場面を立体造型物で紹介するもの。

『となりのトトロ』『千と千尋の神隠し』『ハウルの動く城』『平成狸合戦ぽんぽこ』『耳をすませば』など、数々のスタジオジブリ作品の名場面が立体造型物となって展示され、まるで映画の世界に入り込んだよう! 立体で表現することで見えてくる新たなアニメーションの魅力を味わいたい。

ジブリの立体造型物展 『耳をすませば』 (C)1995 Aoi Hiiragi, Shueisha/Hayao Miyazaki/Studio Ghibli, NH。
ジブリの立体造型物展『天空の城ラピュタ』 (C)1986 Hayao Miyazaki/Studio Ghibli。

『紅の豚』に登場する“飛行艇サボイアS-21”も現れる⁉

ジブリの立体造型物展 『紅の豚』 (C)1992 Hayao Miyazaki/Studio Ghibli, NN。

『紅の豚』に登場する“飛行艇サボイアS-21”が、特撮界のエキスパートである伊原弘氏が中心となって木製のアート作品として表現される。運河に面した会場は、まさに映画に出てくるピッコロ社のような場所。今にも飛行艇が飛び立ちそうなサボイアS21を目撃できる。

また、短編『空想の空とぶ機械達』特別上映も見逃せない。展覧会のテーマである“海を渡った熱風”に合わせ、宮﨑駿監督がかつて『三鷹の森ジブリ美術館』の企画展示用に制作した短編アニメーション映画『空想の空とぶ機械達』(2002年)が特別上映される。大空にあこがれた人々がかつて空想した、“空とぶ機械達”が描かれている。

短編『空想の空とぶ機械達』特別上映

(C) 2002 Hayao Miyazaki/Studio Ghibli。

上映時間:6分/原作・脚本・監督・ナレーション:宮﨑駿/作画監督:米林宏昌/美術監督:武重洋二 音楽:久石譲/制作:スタジオジブリ

開催概要

「ジブリの立体造型物展」

開催期間:2025年5月27日(火)~9月23日(火・祝)
開催時間:9:30~20:00(最終入場19:00)※5月27日は15:00開館
会場:寺田倉庫 B&C HALL / E HALL(東京都品川区東品川2-1-3)
アクセス:りんかい線・東京モノレール羽田空港線天王洲アイル駅から徒歩5分
入場料:一般1900円、中・高校生1600円、小学生1200円(各通常チケット)
一般2900円、中・高校生2600円、小学生2200円(各特典付きチケット)
※日時指定予約制

【問い合わせ先】
ハローダイヤル☎050-5541-8600
公式HP https://www.rittai-ghibli.com/

取材・文=前田真紀 ※画像は主催者提供

前田真紀
ライター
『散歩の達人』『JR時刻表』ほか雑誌・Webで旅・グルメ・イベントなどさまざまなテーマで取材・執筆。10年以上住んだ栃木県那須塩原界隈のおいしいものや作家さんなどを紹介するブログ「那須・塩原いいとこ、みっけ」を運営。美術に興味があり、美術評論家で東京藝術大学教授・布施英利氏の「布施アカデミア」受講4年目に突入。

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