伝えたい!高知のおいしいもん「卵の巻きずし」
芯の具がないシンプルな巻きずしは、高知県西南・幡多(はた)地域などで親しまれている郷土料理。冠婚葬祭や節句などに欠かせません。すし飯にはみじん切りにしたしょうがをたっぷりと加えるのが、高知県の定番です。
卵の巻きずし
【材料】((つくりやすい分量))
米 360ml 卵 4コ A(米酢 カップ1/4 砂糖 大さじ2+1/2 塩 小さじ2弱) しょうが 70g 白ごま 大さじ2 塩 サラダ油
【つくり方】
1. すし飯をつくる。米は洗ってざるに上げ、30分間ほどおく。炊飯器の内釜に入れ、水カップ2を注いで普通に(あればすし飯モードで)炊く。【A】は混ぜ合わせ、砂糖をよく溶かす。
2. ご飯が炊き上がったら盤台(またはボウル)に移し、しゃもじでほぐす。熱いうちに【A】を加え、全体に行き渡るよう、切るように混ぜる。しょうが、白ごまを加えて混ぜ、うちわであおいで冷ます。
3. 薄焼き卵をつくる。ボウルに卵を割りほぐし、塩小さじ1/4を加える。卵白と卵黄が均一になるまでよく混ぜる。
4. 卵焼き器にサラダ油少々を中火で熱し、【3】の1/4量を流し入れる。表面が乾いてきたら上下を返し、反対側もサッと焼いて取り出す。同様に計4枚焼く。
5. 巻きすに【4】を2枚並べ、【2】の半量を軽く握るようにして薄焼き卵の手前にのせ、手前から巻く。同様に計2コつくる。