各国の駐在大使の講演会を33回開催!白井市から世界へ「白井国際交流協会」
白井国際交流協会(林章会長、会員約200人)は1992年の結成以来、異文化を学ぶことに取り組み、各国の駐日大使の講演会も33回に上ります。外国人との交流、外国語の勉強会も活発です。
リトアニア大使が昨年講演を行う
同協会は「白井から世界へ・世界から白井へ」をスローガンとして活動しています。
大使の講演会は1994年から始まり、2024年10月に開催された、バルト3国の一国、リトアニア共和国のオーレリウス・ジーカス大使による講演が33回目となりました。
市民との交流促進の観点から日本語に堪能な大使に依頼。
講演内容は国の文化、芸術、生活、自然、日本との関わりなどをテーマにしています。
会場は市文化会館ホールで、200〜500人が無料で傍聴できます。
大使によると、リトアニアは面積6.5万平方キロメートル、人口約282万人、首都はビリニュスで、リトアニア語が公用語。
日本は戦前から外交関係を有し、1939年にカウナス(当時の暫定首都)に領事館を開設しました。
1940年にソ連によるリトアニアの併合に伴い同領事館を閉鎖。
1991年にリトアニアはソ連から独立し、日本は外交関係を復活。
戦前に当時の杉原千畝(ちうね)副領事が、ポーランドなどから逃れてきたユダヤ系避難民らに対して日本通過ビザを発給したことで知られます。
講演後、傍聴者からはウクライナやバルト3国との関係などの質問がありました。
日本との関係重視 スペイン語教室も
大使講演は大国ではなくても日本と関わりのある国が選ばれ、アフリカのスーダン、ガーナ、中米グアテマラ、南米のパラグアイ、南太平洋のミクロネシア、コーカサス3国のジョージア、アゼルバイジャン、中央アジアのカザフスタン、などです。
次回は今年11月15日(土)、ブルガリア大使の予定です。
事前のお知らせは白井市のホームページなどに掲載されます。
白井在住の外国人市民との交流ではダンス&ミュージック・フェスティバルを開催。
外国語の研修活動では、スペイン語教室、英会話教室、中国語教室、外国人のための日本語教室を開いています。
問い合わせ
メールアドレス/info@shiroi-ifas.org 白井国際交流協会