第51回倉敷天領夏祭り(2024年7月20日開催)〜 笑顔と笑い声があふれる!倉敷の夏の一大イベントで過ごした楽しい一日
娘の終業式が終わり、久しぶりに家族全員がそろったので、年に一度の歴史あるお祭り「第51回倉敷天領夏祭り」に出かけました。
夏祭りふうの髪型にした娘は、鏡の前でニコニコしながら「お祭りに行くんだ!」と大はしゃぎ。彼女のその姿を見るだけで、私も自然に笑顔になりました。
「第51回倉敷天領夏祭り」とは
「第51回倉敷天領夏祭り」は2024年7月20日(土)に開催された、倉敷市では最大規模となるお祭りです。
倉敷駅前から倉敷市立美術館までの倉敷中央通りがメイン会場となり、開催されています。
新型コロナウイルス感染症の影響で中止されたこともありますが、毎年7月下旬に開催される夏の風物詩として市民に親しまれています。
メインイベントとしては、市民が参加する代官ばやし踊り・OH!代官ばやし踊りです。第51回は以下の団体が参加しました。
・代官ばやし踊り:14団体
・OH!代官ばやし踊り:13団体
昨年(2023年)までは事前登録したチームのみ参加できたのですが、第51回となる今年からは飛び入り参加OKな「総おどり」がそれぞれ開催されました。
祭りのようす
厳しい暑さの日でしたが、駅前通りは祭りの熱気であふれ、例年になく多くの人々が集まっていました。
家族連れ・友人同士・カップルなどから、笑い声と楽しげな話し声が響くようすは、お祭りの醍醐味(だいごみ)です。色とりどりの屋台が並び、香ばしい匂いがただようなか、子どもたちはヨーヨー釣りやお面などに夢中になり、大人たちは懐かしいゲームに興じていました。
特に人気だったのは、かき氷の屋台です。
娘もうれしそうにレモン味のかき氷を手に取り、その冷たさに大喜び。
さらに、祭りには可愛いワンちゃんたちも参加しており、首を長くして「私たちも仲間に入れて」と言わんばかりに祭りの雰囲気を楽しんでいました。
和やかな光景を見ながら、私たち家族も心から祭りを満喫できました。
代官ばやし踊り・OH!代官ばやし踊り
祭りのメインステージは「あちてらす倉敷」の前に設置され、司会が現在の状況を説明してくれています。手話通訳のかたもステージに立ち、同時通訳をおこなっていました。
代官ばやし踊り・OH!代官ばやし踊りは、メインステージを中心にグループごとに分かれてパフォーマンスを披露していました。
私たちが見たのは「代官ばやし踊り」で、このなかで特に目を引いたのは、「茶屋町鬼の会」のパフォーマンス。
重厚な服装と鬼の面をかぶった彼らが登場すると、祭りの雰囲気が一気に高まりました。災害を無くすよう願いを込めた踊りが披露され、観客もリズムに合わせて一緒に楽しむ姿が印象的でした。
ひろえば街が好きになる運動
倉敷天領夏祭りでは、2008年から継続している「ひろえば街が好きになる運動」は今回も実施されていました。
「ひろえば街が好きになる運動」は、日本たばこ産業株式会社(略称「JT」)が全国の祭りなどの地域イベントで実施する参加型の清掃活動です。
ブースに行くと、ゴミ拾いに必要なゴミ袋とトングは、スタッフが貸し出してくれます。回収したゴミはブースまで持ち帰り、「燃えるゴミ」、「燃えないゴミ」など区分が書かれたゴミ箱に入れて分別します。
この日が初仕事となる、第42代倉敷小町の皆さんも活動していました。
おわりに
倉敷天領祭りは、歴史と伝統が感じられるだけでなく、地域の人々の絆や暖かさを実感できる素晴らしいイベントです。
来年もまた、家族そろってこの楽しい祭りに参加したいと思います。