IMP.佐藤 新くんが昆布にお祈り!?「生きていてよかった」北海道・新ひだか町の恵みを満喫【今日ドキッ】
HBC テレビで、毎週月~金曜ごご4:50~7:00に放送中の情報ワイド番組「今日ドキッ!」。
北海道のさまざまな話題をご紹介している「今日ドキッ!」から、選りすぐりの情報をお届けします。
北海道のベタな観光スポットを巡る、ベタな旅人 トラベター!
旅をするのは…
新くん:「IMP.の佐藤 新です。今回、日高エリアのベタな魅力を存分に味わっていきたいと思います!」
今をときめく7人組グループIMP.で、センターを務める佐藤 新くん!
そして、トラベター案内役のベタトラくんがベタなスポットを案内していきます!
今回の旅の舞台は、札幌から車で約2時間の「新ひだか町」
道内屈指の桜の名所「二十間道路の桜並木」をはじめ、競走馬の牧場や漁業の町としても知られているんだ!
万能昆布として人気が高い“日高昆布”
そして、新ひだか町でもうひとつ有名なのが「昆布」!
実は、昆布の国内の生産量は、約9割が北海道なんだ!
なかでも太平洋の荒波のなかで育った肉厚な日高昆布は、 ダシや食用のどちらにも使える万能昆布として、人気が高いんだよ。
昆布漁師の磯貝さんに、“日高昆布”について、いろいろ教えてもらったよ!
昆布漁師 磯貝さん:「昆布漁は2通りあって、採り昆布漁と拾い昆布漁がある」
昆布漁師 磯貝さん:「採り昆布漁は、これで海底の昆布を引っ掛けてねじって抜く。重たいですよ」
新くん:「えっ、うわ~!筋トレに良さそう」
ちなみに、棒の名前は“ねじり竿”と呼ばれ、長さは、約3.4m。重さは、約6キロにもなるんだ。
漁期は、毎年7月から約3か月間。
“ねじり竿”を使って、昆布を引っ張る“採り昆布漁”と、
海が荒れた後に、浜に流れ着いた昆布を採る、“拾い昆布漁”が行われるんだ。
そのあと昆布は、砂利を引いた「干場かんば」と呼ばれる場所で、天日干しへ!
太陽の光と浜風によって、じっくりと旨味が凝縮されるんだ。
新くん:「昆布の種類があるなかで 日高昆布の特徴はなんですか?」
昆布漁師 磯貝さん:「だしがメインにはなるんですけど、そのあとも昆布巻きや佃煮にして食べられるというのが魅力だと思います」
新くん:「食べた~い!」
新くん、食べてみたいよね!
最高品質の日高昆布のお味!
実は、磯貝さん、新ひだか町で創業から100年以上続く、地元でも有名な“昆布専門店”の社長でもあるんだ!
そこで今回、品質によって五段階に等級分けされている、日高昆布を食べ比べさせてもらうことに!
まずは、普段スーパーなどにも並んでいる五等品から!
新くん:「おいしい!この状態の昆布初めて食べました」
続いては、最高品質!一等品の日高昆布!
新くん:「いただきます!全然違う!“濃い”という感じよりは上品な感じで、すごく味わい深い感じ。あと食感も全然違いますね」
昆布漁師 磯貝さん:「肉厚な分 噛み応えがある」
新くん:「一等品を全部細かく刻んでポテチみたいにして食べたい」
ちなみに一等品は最も肉厚で表面のキズが少なく、1日の漁で、5%くらいしか採れない貴重なモノなんだ!
主に、贈答品や高級料亭などで使われているんだよ!
そんな日高昆布の美味しさをもっと広めようと、お店では数年前に、“ある商品”を作ったんだ!
それが、地元でベタなご当地豚まん!その名も“あらいそまる”。
皮は、竹炭で黒くして昆布をイメージ!
中には、細く刻んだ日高昆布や醤油で味付けした豚肉がぎっしり!
新くん:「いただきます!うま~!お肉の旨味、さらに昆布の旨味も上乗せてされて、いま口の中が旨味パレードになっています」
昆布漁師 磯貝さん:「僕の子どもたちが、昆布屋なのに昆布を食べない。豚まんは好きだった」
昆布漁師 磯貝さん:「掛け合わせて作ってみたら、おいしいと言って食べるようになった。それから昆布も普通に食べるようになった」
新くん:「次ここに来るときは、左手に一等品昆布チップスと右手にこの豚まん持って、また来ます!」
昆布漁師 磯貝さん:「待ってます!」
【磯貝嘉市商店】
新ひだか町三石越海町144
新ひだか町のレアなグルメをかけて新くんミッションに挑戦!
ベタなグルメを満喫した新くんには、この地域でしか食べられない、“レアなグルメ”を堪能してもらうよ!その名も“コブクロ”!!
新くん:「うちのメンバーの松井 湊が好きな歌手です」
松尾アナ:「二人組デュオではないです。昆布を食べて育った黒毛和牛。略して“コブクロ”」
新くん:「サクラの花びら♪ではなくて…?」
松尾アナ:「違います。黒毛和牛です」
しかし!ただでは食べられないのがトラベター!
レアなグルメ、昆布を食べて育ったレアな黒毛和牛“コブクロ”をかけて、あるミッションにチャレンジしてもらいます!
地元の人なら、特産品の「昆布」に詳しいはず!ということで、昆布にまつわるクイズを2問出題!
町の人に聞いて、正解することができればミッションクリアです!
第1問!昆布の表面についている白い粉の名前は、何ニット?
新くん:「わからない。専門用語…」
答えを求めて、新ひだか町の人に聞いてみることに!
新くん:「漁師さんのチカラ借りてみようかな。昆布の表面についている、この白い粉の名称ってわかります?」
店主 山﨑さん:「わかります」
新くん:「うれしい~!何ですか?」店主 山﨑さん:「マンニットだと思いますね」
お見事、正解!
新くん:「何でマンニットなんですか?」
店主 山﨑さん:「そこまではわからないですけど、旨味成分だっていうのは知っています」
さすが鮮魚店の店主!新くん良い人を選んだね!
マンニットは、昆布に含まれる栄養素の一種なんだ!
うま味成分でもあるから、ごしごし拭き取らなくてもいいとも、言われているんだよ。
続いて、2問目!日高エリアの学校で昆布を使って作られた意外なものは?
再び答えを求めて、町の人に聞いてみることに!すると…
新くん:「かわいい~かわいい~」
声を掛けたのは、地元の小学生!
新くん:「日高エリアの学校で昆布を使って作られた意外なものは?」
小学生:「アオトが家庭科で作ったヤツじゃない、チョコ昆布?」松尾アナ:「違います」
新くん:「正解にしてあげたい。“チョコ昆布”、意外ですよ」
小学生:「6年生が家庭科の授業で作っていました」新くん:「そうなんだ」
チョコ昆布も意外だけど、正解は、もっと意外なモノなんだ!
そのあとも、町の人に聞けども答えは出ないまま…
地元のドラッグストアで聞き込みへ!すると!
店主:「卒業証書を作ったって言ってなかった?」
新くん:「ちなみに卒業証書ですか?」松尾アナ:「正解です」
1997年、日高の“えりも高校”では、和紙に薄く削った昆布を入れた卒業証書を制作!
自分の故郷を末永く愛してほしいという思いが込められているんだ。
ということで、見事ミッションクリア!
ミッションクリアでレアな黒毛和牛ゲット!そのお味は…?
レアなご褒美として、黒毛和牛の「コブクロ」をゲット!
訪れたのは、新ひだか町の焼肉店「黒毛和牛のドン」。
三石地区にある、松本牧場の直営店です。
スタッフ:「お待たせしました!コブクロ3種になります」
新くん:「ありがとうございます!うまそう!」
黒毛和牛「コブクロ」の3種盛!
どれも牛一頭から、少ししかとれない希少な肉なんだよ!
エサに、日高昆布を配合することで、牛の赤身の色や味が濃くなり、より肉のうまみが感じられるんだって!
さぁ!新くん、赤身と脂身のバランスが絶妙な「シンシン」を召しあがれ!
新くん:「いただきます!やわらか!旨味がすごいですね。肉汁がブワって出てきますね」
新くん:「生きててよかった。昆布に感謝したいと思います!」
【黒毛和牛の「ドン」】
住所:新ひだか町三石本町57‐1
営業時間:午前11時~午後1時45分
午後5時~午後10時
定休日:日・月曜日
※GW期間中 5月6日まで昼のみ営業
▼連載|IMP.の佐藤新くんが行く!ベタな旅人トラベター
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※掲載の内容は番組放送時(2025年5月1日)の情報に基づきます。