JR金町駅前に「MARK IS 葛飾かなまち」9/3誕生!再開発での新街区”クロス金町”に自動車教習所や高層住宅と共に(東京都葛飾区)
東京都葛飾区のJR常磐線 金町駅北口エリアに、地域密着型の大型商業施設「MARK IS 葛飾かなまち」(マークイズ葛飾かなまち)が2025年9月3日(水)にオープンします。再開発により造成される新街区「クロス金町」の中に自動車教習所とともに整備され、アパレルやグルメ、生活サービスなどの多彩なお店が50店舗も集結。毎日の買い物にぬくもりを与え地元に愛着を育てる”地商地消”施設を目指します。
再開発事業の第2期では、「MARK IS 葛飾かなまち」の拡張や約900戸の高層住宅棟、公益施設などが整備される予定で、2030年11月竣工をめざして工事が続きます。
「MARK IS 葛飾かなまち」どこにできる? オープンの経緯は?
「MARK IS 葛飾かなまち」は、金町駅の北口の西側、JR常磐線金町駅から徒歩7分、京成金町線京成金町駅から徒歩10分の立地です。
金町駅北口西側の中川沿いには、大正6年(1917年)に三菱製紙中川工場が建設され、資材を輸送するための鉄道引き込み線が通り、周辺も発展してきました。しかし、中川工場は2003年に閉鎖。跡地には2013年には東京理科大学が誘致され、公園や民間の住宅が整備されてきました。今回の対象地は、金町駅から東京理科大学を結ぶ交通動線に沿う位置にあり、既存道路の拡幅等、新たな整備が求められていた場所でした。
金町駅北口西側で進行している再開発事業
「MARK IS 葛飾かなまち」のグランドオープンは、北口の西側で進められている「東金町一丁目西地区市街地再開発事業」によるもので、東京理科大学葛飾キャンパスと金町駅の中間に位置する約3.0haにおよぶエリアが対象となっています。再開発による新街区の名称は、隣接する複数エリアがクロスする立地としてまちを活性化させることを目指して「クロス金町」になることが発表されています。
「クロス金町」の第1期として、商業施設「MARK IS 葛飾かなまち」と「金町自動車教習所」「葛飾区東金町一丁目自転車駐車場」が2025年9月にオープンします。敷地内に広場や歩道状空地が整備され、歩行者ネットワークを形成し、地域の回遊性を高めます。
第2期では「MARK IS 葛飾かなまち」を拡張して(現時点での想定床面積で約1.4倍)2030年11月頃に竣工する予定のほか、葛飾区の公共公益施設、約900戸のタワーマンションを建設予定です。
「金町プロムナードマーケット」をコンセプトに50店舗が集結
「MARK IS 葛飾かなまち」のコンセプトは「金町プロムナードマーケット」。通りすがりの発見や日々のぬくもりを提供し、地元に根ざした“地商地消”の拠点として、子育て世代からシニア世代まで多くの世代が快適に利用できる空間づくりが進められています。
施設には、日常を彩るアパレルや生活必需品、グルメまで幅広いジャンルの50店舗が出店。1973年の開店より長年地元で親しまれてきた「イトーヨーカドー金町店」は、新たに「ヨークフーズ MARK IS 葛飾かなまち店」として生まれ変わり、イトーヨーカドーの屋上にあった「金町自動車教習所」も4階に移転。地下1階には定期利用1,200台・一時利用200台を収容できる「東金町地下自転車駐車場」がオープンするなど、地域とのつながりを継続できるように計画されています。
関東初出店の注目エンタメも
関東初出店となる「すみっコぐらしあそびスタジオ」や、葛飾区初出店となる「ナムコ」といったエンタメ店舗が充実。さらにインドアゴルフスクール「BEAGLE」など、遊んで学べるスポットも。子どもから大人まで楽しめます。
約450席の広々としたフードコート
施設内には、葛飾区初出店3店を含む7店舗が集まるフードコートが登場。約450席の広々とした空間で、買い物の合間にゆっくりとくつろげます。フードコート以外の専門店も、スイーツ店を中心とした5店舗が入り、バラエティに富んだ食を満喫できます。
オープニングイベントには平野ノラさんが登場
開業当日には、葛飾区出身でお笑いタレントの平野ノラさんが登場するオープニングイベントを開催。地域の魅力や再開発エリアへの期待を語るトークイベントなどで、金町エリアのこれからを盛り上げます。
MARK IS 葛飾かなまち の店舗リスト
店舗一覧
(右欄の※印は、葛飾区初出店の店舗です)
「MARK IS 葛飾かなまち」のグランドオープンにより、金町で暮らす人や訪れる人、働く人に寄り添う“地商地消”の拠点として、金町に新たなにぎわいをもたらすことになりそうです。
(画像:三菱地所)
(鉄道ニュースや、旅行や観光に役立つ情報をお届け!鉄道チャンネル)